2024年12月18日水曜日

望月ミネタロウ ちいさこべえ 2巻

茂次はとにかく意地を貫きたいと考えているようです。しかし心が折れそうになる出来事が多発してしまいます。

大は大留工務店を茂次と共に再建したいと考えています。しかし茂次の考えがわからず悩みます。信じるのか信じないのか。信じたいのか信じられないのか揺れています。

りつと子供達はギクシャクする関係をどう解いていくのか、茂次は窮地に立たされどうするつもりなのか続きが楽しみです。



茂次は「ちいさこべ」の話をします。

大は茂次がその話をする意図がわかりません。茂次にちゃんと考えを聞きたい、何も言ってくれないから何を考えているのかわからないと言います。

茂次はお前には余計なことだと話を打ち切り帰ろうと言います。



数日後、茂次は福田ゆうこに会います。

ゆうこは茂次に「ちいさこべのすがる」の話しをしてきっと何とか出来ると思うと言います。

茂次はゆうこの間接的な励ましに感謝します。



茂次は帰宅するとりつから子供達が逃げ出したと言われます。

りつは心当たりのある理由をいくつか挙げ、子供達を探してくると言います。

茂次も一緒に探します。

子供達は見つかりません。

茂次の携帯にゆうこから子供達がゆうこの自宅にいると連絡が入ります。

茂次とりつはゆうこの自宅に向かいます。

ゆうこが子供達を一晩預かると言うので茂次とりつは明日の朝の迎えに来ると言い帰宅します。



翌朝、りつは子供達を迎えに行き思い切り叱ります。

夜茂次はりつと話します。



茂次とりつは子供達となかなかうまく打ち解けることができません。

職人とも関係がギクシャクします。

りつは茂次に子供達の中の一番大きい子キクという男の子について困ってると

話します。

茂次は年頃だから気をつけるしかないと言います。



休みの日も仕事をする茂次に大が一人でどうにかしようと片意地張っているようにしか見えないと言います。



次の休みは茂次はりつとゆうこと子供達で近くの森林公園に散策に出かけます。

茂次は昔りつを叩いて泣かした出来事を思い出しりつと話します。



大が他の工務店に誘われていることを横浜が聞きつけ、横浜と大か話します。



茂次はりつと遊ぶ子供達を観察しています。キクを見て傷つくことにならないか気にかけます。



茂次が手掛けている住宅の現場が火事に遭います。

茂次と大が揉めます。



火事を聞いた横浜がやって来ます。

茂次はりつに自分は意地っ張りかと訊きます。

りつは意気地なしより意地っ張りのほうが男らしいですと応えます。

茂次は分かったと言います。



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