大樹は真魚を想っているようです。実らないのにどうして? と思います。
「気に入らないな」
大樹が言った言葉は、大樹の意図するものと真魚が意図するものが異なっていました。
しかし、真魚が心配しているようなことは起こりませんでした。
基が帰宅します。
基は真魚を家にいさせてやってくれと頼みます。
大樹は、勝手にすれば? と応えます。
父親に拒絶された真魚はバイトを探し始めます。
居酒屋でバイトを始めます。
その居酒屋で大樹もバイトを始めます。
居酒屋は基が会社の同僚と利用しています。
大樹が居酒屋でバイトしているのがバレてしまいます。
真魚はバイト帰りに縁日を歩きます。基と大樹という家族のために何かできるということに楽しさを感じます。基がおみやげを買って帰って来る気持ちを理解して涙を流します。
真魚はラジカルさんに会いに行き、ラジカルさんが好きな人が私の好きな人だと打ち明けます。
せっかくできた友達失ってしまいます。
杉本さんは真魚の言ったことを確認したくて、基を真魚と大樹のバイト先に連れて行きます。
真魚は居酒屋でバイトをしていることは基にバレてしまいます。
杉本さんは真魚と基の様子を見て真魚の言ったことが本当なんだと知ります。
真魚の両親について描かれます。
父親が真魚と向き合わない理由がわかります。
原因はわかっているし、真魚に我慢ばかりさせてきた自覚はあるのだから何もしない父親は勝手すぎます。
織田くんが真魚を訪ねて中村家にやって来ます。
織田くんは真魚と基が一緒に住んでいることに驚きます。
基は真魚に気づかれたくないから織田くんを帰らせます。
真魚と基と大樹の三人でお墓参りに行きます。今日は真魚も一緒に手を合わせます。
行ってみると花が供えられていて、基は陽菜が来たのだとわかります。
夏祭りに出掛けます。
真魚は浴衣を着て出かけます。一人では着られないから千尋のお母さんに手伝ってもらいます。
大樹と待ち合わせている場所に行くと基はまだ来ていません。
来れないとメッセージが届きます。
真魚は基がラジカルさんと花火を見るのではと心配します。
基は杉本さんから空海の携帯小説は家族の話ではなく好きな人のことを書いていると言われます。杉本さんの、
「たくさん勇気もらったんです」
という言葉が引っ掛かりつつ会話を終えます。
杉本さんの基への思いは膨らみます。
花火が始まります。
大樹と真魚は陽菜を見つけます。
陽菜は実家には帰らないと言います。
基がようやく到着します。
真魚は基のすることが気になります。好きでもないのにこんなことをするのか? と我慢できなくなり、言葉にして訊ねてみます。
続きます。
タアモ たいようのいえ 4巻
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