2018年8月8日水曜日

篠原千絵 天は赤い河のほとり 5巻

時空を超え、古代ヒッタイト帝国に連れてこられたユーリ。カイル皇子のミタンニ征伐に同行した彼女は、皇子とともに、敵軍の駐留する都市国家マラティアへ。マラティアの太守をあざむき、敵城内に入り込んだ皇子一行。だが、城の外では王妃の手の者が…!?


カイルの演じていない芝居、イル・バーニの機転、イル・バーニをも驚かせるユーリの芝居。
マラティア攻略は面白かったです。


ミタンニ王国の首都ワスガンニ捕虜として捕らえられてしまったユーリが自分の力で初めて勝ち取った勝利。
望みをかなえるとの約束に対して言い放ったユーリのかけひきが頼もしく感じました。


普通の女の子だったのにこんな風に考えられるようになったのか。
たくましく成長したなと思いました。
カイルからの書簡にはグッときました。想われすぎです。

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