2018年8月26日日曜日

篠原千絵 天は赤い河のほとり 14巻

東西両端から攻め込まれたヒッタイト帝国。二手に分かれ、鎮圧に向かうカイルとユーリ。だが首都ハットゥサではその隙に、ナキア皇太后がユーリが日本に還るのに必要な泉を壊し始めた。それを知り首都に急ぐユーリ。しかし不吉にも、カイルから貰った額飾りが切れ…




考えるより先に身体が動いたユーリ。
どうしても捨てられないもののために日本に還ることをあきらめました。


こういう展開になりましたか。
どのようにこの地に残る決心がつくのか待ち遠しかったです。


カイルもユーリがこの地に残り共に生きていくことを決めたことで決心がつきます。
ユーリがいなければカイルはホレムヘブにやられていたかもしれないところですが、実際の歴史でのこの戦いはどうだったんだろう。
いや、ユーリがいなければ兵を半分に割らずにすんだので結果は同じだったのかな。


後宮での権力争いで揺れるユーリの気持ち。どんどん面白くなります。

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