60年代後半。転入生の薫は、不良の千太郎と出会い、ジャズを通じ友情を育む。一時は気持ちがすれ違い、千太郎と離れたが、文化祭の演奏で派手に仲直り!そんな薫の周りでは、様々な恋心が動き形を変え始めていて?
想っているときは振り向いてもらえず、ようやくあきらめがついたら相手の心に変化が生じ始めている。
そのことに気がつくはずもなく、彼女のために助力しようとしたが機嫌を損ねて…。
失恋して落ち込んでいると、大切な友人から、
「…君は贅沢だよ。振られたって君のことを想ってくれる人はいるじゃないか。君が気がつかないくらいすぐ近くに」
と不可解なことを言われ、よくよく考えてみるともしかしたらと思い当たるところがある。すれ違っていた気持ちがよやく通じあっていく展開です。
律子の気持ちの変化は誰も感じることなんてできないだろうな。
薫が、
「俺…また何かやらかした…?」
と思うのはしょうがないことで、この場面のような予定通りにいかない関係が面白かったです。
続きます。
小玉ユキ 坂道のアポロン 6巻
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