ネオ・ヴェネツィアに冬がやってきました。
暖炉の準備に必要な薪を取りに行った先でまん丸綿毛で雪のように白い雪虫に出会います。人懐っこくていつも灯里の側にいました。
ある日、暖炉の前でうたた寝から目覚めると雪虫はいなくなっていました。本格的に寒さくなる前に木に帰っていくのです。
雪虫の姿が見えなくなって笑顔で見送る灯里をみて微笑むアリシアさんに微笑んでしまいました。
生まれて初めて自然の温泉を体験する灯里。
古くなった屋敷全体が温泉になっていて、すこし冷静に考えると剥き出しの鉄筋やはがれ落ちたコンクリートを見て崩れてきやしないか不安になる空間でした。
アクア(火星)の重力をマンホーム(地球)のと同じに保つ職業の地重管理人(ノーム)のアルくんが登場します。
年上のアルくんに対してお姉さん気取りの灯里と藍華がよかったです。
謝肉祭で遭遇する不思議な出来事。AQUA、ARIAのシリーズで絵から感じる無音の雰囲気がとても好きです。
天野こずえ ARIA 2巻
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