木曳野暁(あきびのあかつき)先生は大野ふみ(おおのふみ)の頬に口づけます。自分も悪かったと素直に気持ちを話します。
ふみは先生も腹を立てるんですかと言い、鞍月が言ったことが本当だったと驚いて言います。
木曳野先生は知られたくない気持ちなのを押し殺して、頭の中で考えていたふみへの思いを話して、これが恋なのだと認めます。
ふみは腰を抜かし、へたり込みます。木曳野先生と両想いになれた喜びを実感します。
今日の木曳野先生はやけに素直です。
翌日、木曳野先生は朝食を作ります。
ふみは喜びます。
木曳野先生は自分のことをいつまで先生と呼ぶのか、暁と呼べと催促します。
ふみは言えません。
登校途中、ふみは鞍月に声をかけられます。昨日はどうだった? と訊かれ、仲直りできましたと応えます。
元気のない洋ちゃんを見つけます。
学校が終わりドーナツ屋でふみと洋ちゃんと鞍月の三人で話します。
洋ちゃんは相生をデートに誘います。
洋ちゃんと相生のデートにふみと鞍月は変装してついて行きます。
途中で相生はふみと鞍月が隠れてついてきていることがわかり不機嫌になり帰っていきます。
洋ちゃんは追いかけて誤解を解きます。
ふみは夕食におでんを作ります。
木曳野先生は熱燗とともに食します。
話題は木曳野先生の父親のことになり、ふみはどんな人なのかと訊ねます。
木曳野先生は浮かない表情です。
ふみは吾郎が来ないのでどうしたのか訊きます。
木曳野先生は病気をして手にひびが入って自宅療養中だと言います。
するとふみはお見舞いに行ってくると言います。
木曳野先生は酒に酔ってしまって大胆な行動に出ます。
翌日ふみは吾郎のお見舞いに行きます。
木曳野先生は昨晩の記憶がありません。吾郎の住所を教えます。
吾郎は元気で、ふみが吾郎の自宅へ向かう途中道でばったり出会います。
二人は自宅へ向かいます。
吾郎はふみが木曳野の家に来てよかったと言います。
ふみはいろいろ話をして帰宅します。帰り道、いろんな仮定の話を想像し今のこの状況を安心して送れていることがなにより良いと感じています。
木曳野先生はふみを見送ってそのまま玄関で眠ってしまい、目を覚ますと目の前に見知らぬ女性がいて、誰だと訊くと、女性は吾郎の代わりに臨時で入っている畝田小夜子(うねださよこ)と名乗ります。
打ち合わせに入ると、木曳野先生は畝田がふみよく似ているので好感を持ち、ふみにしか見せない柔らかい表情で話します。
畝田は木曳野先生の柔らかい表情に何か感じます。
ふみが空を見上げると黒い雲がゴロゴロと鳴って不穏さを感じます。
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