2024年1月12日金曜日

やまもり三香 椿町ロンリープラネット 7巻

ふみは鞍月永人(くらつきえいと)に手をつながれ、こういうことをされるのは迷惑です、と伝えます。

二人でドーナツ屋に入り話をします。鞍月は自分の話をして、ふみみたいにはっきり迷惑と言われたのは初めてで他の女の人と何で違うのだろうと興味を示します。

ふみは好きな人がいるからだと言います。

話が盛り上がり、ふみは家まで送ってもらいます。家の前で木曳野先生が待っているのを見つけます。まずいと思い慌てて鞍月にここで結構ですと別れようとします。

声が聞こえたからか、ずっとふみが帰ってくる方向を見ていたからか、木曳野先生はふみを見つけます。帰りが遅いと叱ります。

ふみは文化祭の準備で遅くなったと言います。

鞍月は木曳野先生がふみの親類か何かだと思い、ふみをギュッと抱きしめ、叱らないであげて下さいと木曳野先生に言います。

ふみと木曳野先生は固まってしまいます。

ふみは大丈夫だと言って、離れてもらい、鞍月と別れます。背後の木曳野先生の様子を伺うのが恐ろしいようです。誤解させているのとはないかと心配していると、木曳野先生が中にはいるぞ、風邪をきると、なんでもないように言うので家に入ります。



こたつに置かれた柿を見つけます。

ふみは訊ねると、木曳野先生はべつにと素っ気ない返事をします。さっきの鞍月のことで怒っているのだと思い、柿は吾郎が持ってきたのかと沈黙を避けるため話をします。

木曳野先生は自分が用意した柿なのにと気を悪くしたようで、言わずにいたのに鞍月について訊ねます。

ふみは友達のような感じですと焦りながら言います。

二人の仲が気まずくなります。



洋ちゃんは相生にふみと仲良くするきっかけになった出来事を話します。



ふみはミスコンのリハーサルで多目的教室にいます。

鞍月から昨日のことを訊かれて、木曳野先生のことを話し、彼が何を考えているのかわからないと打ち明けます。

鞍月は話を聞いて、それは彼が嫉妬しているんだと言います。

ふみは鞍月の言葉に、予想もしていなかった木曳野先生がヤキモチを焼いているのかもしれないという可能性に気持ちがたかぶります。



帰宅し、ふみは確認しようと木曳野先生に話しかけます。意気地がなくて、結局来週文化祭があるとどうでもいいことを話してしまいます。



文化祭。

相生と洋ちゃんと仲が進みます。

ふみはミスコンの衣装に着替えています。

吾郎が文化祭に来ています。ふみは吾郎をみつけます。

吾郎は暁と来ていると言います。

ことを知ります。

ふみは柿のお礼を言います。柿が吾郎からのものではなく木曳野先生が買ってきたものだと知ります。



ミスコンが始まります。

ふみはステージ上から木曳野先生をみつけます。

ふみは途中でステージを降り、木曳野先生を探します。廊下を歩いている木曳野先生をみつけ、大きな声で呼び止めます。誰もいない教室に入り、木曳野先生の胸に飛び込みます。柿のこと、嫌な態度をとっていた理由、想いを気づかれるのが恥ずかしいこと、気持ちを話します。

木曳野先生はふみの気持ちがわかり、

「−−じゃあ 嫌なわけじゃないんだな」

と顔を寄せます。




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