2018年5月22日火曜日

渡辺多恵子 風光る 3巻

大坂でついに仇討ちを果たした神谷清三郎こと富永セイ。一時は自分の目指す道を見失いかけたセイだったが、沖田・斎藤らから“武士とは何か”を学び浪士組に戻ることを決意する。だが、希望を胸に再び真の武士を目指す彼女に、思いがけない出来事が……!?幕末青春グラフィティ待望の第3巻!!


沖田総司と神谷清三郎の勝負、芹沢局長と菱屋のお梅、8月18日の政変の話が描かれています。


沖田総司に隊をでろと言われ、約束の期日までに沖田先生から一本奪えたら男と認め、新選組に残ることを承諾するという勝負を挑んだ神谷清三郎。
明里の策略も手伝い無事この勝負に勝つことができます。
勝ちは勝ちと神谷清三郎が隊にとどまることを了承する沖田にも心の変化がありそうです。

沖田に心配させているのに、ズルをしたから怒っている、だから冷たくするんだと落ち込む神谷清三郎にまたまた斎藤一が居合せていいことを言います。

そこでの会話で、あんたが女子の様な気がしたものだから、と取った行動で神谷清三郎の平手打ちをまともに受けたのが面白かったです。

74ページの西瓜を食べながら、やはり俺の勘は当たる。
それにしても仲の良いふたりだな、と思っていそうな斎藤一の顔もおかしかったです。

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