2018年5月18日金曜日

渡辺多恵子 風光る 1巻

幕末の京都。後の新選組となる壬生浪士組に、性別を偽り入隊した神谷清三郎こと富永セイは、奸賊に殺された父と兄の仇討ちのため武士となることを決意する。しかしまわりはケダモノのような浪士だらけ。次々と起こる事件に、悪戦苦闘する清三郎だが…!?幕末青春グラフィティ待望の第1巻!!

幕末、文久3(西暦1963)年、新選組(この時点ではまだ壬生浪士組)に女子でありながら男と偽り入隊を志願する神谷清三郎(本名、富永セイ)。
沖田総司の助けもあり、女子だと気づかれることなく新選組の野蛮な男ばかりの中でなんとか過ごしています。


月代まで剃り、殺された父兄の仇をとるために隊に入隊したいという覚悟を受けて、沖田総司はセイが女子だという秘密を隠したまま同士として迎えます。


実際に起こった出来事、風俗がきちんと取り挙げていて、新選組や隊士について詳しく知らなくても戸惑うことなく物語に入っていくことができます。

さっぱりしているのにクセのある人物たちと神谷清三郎をどういう立ち位置で歴史と絡めていくのか楽しみな作品です。

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