父は一年以上連絡がなく、母は仕事で海外赴任することになり、空木基海(ウツキモトミ)は祖父の住む昭和初期頃に竣工し、築八十年以上の古いアパートに越すことになりました。
元々は三棟あったけど、基海の住むアパートを残してとり壊されてしまいました。アパートがただひとつ取り壊されず残ったのには事情があるようです。
モトミの隣に住む同じ年の女の子アコニー・ランチェスターは言います。
「このアパート自体が壊されるのを嫌がっているから」
どうやらアパートにもここに住む住人にもなにか秘密のようなものがあるようです。
緊張すると消えてしまう管理人。
「わたしは眠らないし、食べないし、歳もとらないのよ、だってもう死んでるんだもの」
というアコニー。
不思議さいっぱいで話がすすみます。
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