浮世の過去を知る女、その口から語られた彼女の不幸。それでも冷たく切り捨てようとする、辻。浮世さんに隙があるからだ……
しかし、感情の歯止めは無残にも砕け散り、女達の憎悪となって津波のごとく辻を襲う!
男がまとう心の鎧を引き裂き砕いてゆく女!サバイバル・ラブ・サスペンス!
細川は辻との結婚をあきらめます。
みっちゃんは辻に復讐を計画します。
辻がまいた種とはいえ、つぎつぎとトラブルが起こります。
辻はゴタゴタが起こっている中でも浮世のことが頭にちらつき、細川とみっちゃんのことを終えたのち、浮世を葉山の家から連れ出す決意をし、二人は暮らし始めます。
比較的平穏で幸福な生活は長く続きません。
浮世のダメなところが再びあらわれ、辻に迷いが生まれます。
どうしても本気で人を好きになれない辻が幸福感を感じる浮世は何かが欠けています。かけがえのない人だとしても、あまりにもろすぎる思いに辻はいつまで耐えられるのだろうと思います。
星里もちる 本気のしるし 4巻
(アマゾンのサイトに移動します)
0 件のコメント:
コメントを投稿