2024年5月22日水曜日

宇佐美真紀 夕暮れライト 2巻

ちなみは雄大に一緒に帰ろうと言われて戸惑い、手をつながれてドギマギしていると満面の笑みで見つめられ顔を赤らめてしまうという夢を見ます。学校へ行き雄大に挨拶をされて素っ気なく返します。

雄大の友達フジタはちなみに今日は一緒に帰れる? 話してみたいんだと言います。

ちなみは用事があると断ります。

帰宅しちなみは雄大の家のポストにCDを入れます。

雄大もちょうど帰宅し、ちなみがCDをポストに入れるところをみかけます。ちなみにお礼とかないのかと言います。

ちなみは雄大を無視して歩き出します。

雄大はちなみを引き止めます。

ちなみの携帯が鳴ります。電話に出ると母親がマンションの前に来ています。

ちなみは母親の車に乗り話をします。

母親はちなみに再婚相手とうまくいかないと思うならママと暮らさない? と言います。

ちなみは無理と断ります。途中で降ろしてもらい一人考えます。



雄大はちなみに貸したCDを見つめため息をつきます。むしゃくしゃするのでランニングに行こうとします。

和音に出くわし、和音がちなみを知らないかと訊いてきます。

雄大は走るついでにいないか見てくると言います。

雄大はちなみを見つけます。

ちなみは雄大のひと言でこらえていた涙がこぼれます。

雄大は首に巻いていたタオルをちなみにかけて、横に座ります。少しして帰ろうと言います。

ちなみは学校からマンションのポストのことで嫌な態度をとったと謝り、泣きやむのを待ってくれてありがとうと言います。



ちなみはマンションに着き、和音の住む家に行きます。父親の再婚相手が慌てた様子でドアを開けます。ちなみが帰らなくて心配していたようです。

ちなみと和音、和音の母親で夕食を食べます。



翌日からちなみと雄大の関係に変化が起こります。

雄大がちなみをからかったりします。それを見ていたフジタが雄大に和音以外の女子に冷たかったのにちなみと仲がいいなと言います。

雄大は動揺を悟られないようにします。



席替えが行われます。ちなみの隣がフジタになります。

フジタはちなみに和音と仲がいいから雄大とすぐうちとけたんだねといいます。ちなみがうちとけてなんかいないと言おうとすると、フジタは和音と雄大はいいカンジだと言います。雄大は和音が大事だから和音の友達であるちなみと仲良くするのはよくわかると言います。

ちなみは雄大が優しくする理由がフジタの言う通りなのだと腑に落ちます。落ち込み気味になり川の土手に行きます。



奏多は雄大に野外フェスのチケットをあげます。

雄大の好きなマルチー・ズといいうバンドが出演するのでうれしそうです。二枚チケットを貰ったのでちなみとフジタどちらを誘おうか迷います。迷うのでランニングに出かけます。


エレベーターを待っていたらちなみと会います。雄大はちなみを野外フェスに誘います。

ちなみは行くと言います。



野外フェス当日。

マルチー・ズの音楽でちなみと雄大は思いきり盛り上がります。

帰り道、雄大は今日すごく楽しかったと言います。

ちなみはうん、と応えます。雄大に惹かれ始めます。



和音はもうすぐテストだから一緒に勉強しようと言います。雄大を呼びに行きます。

奏多もやって来て、和音と奏多は教える側、ちなみと雄大は教わる側になります。

勉強をしていると奏多は雄大にライブ誰と行ったと訊きます。

雄大はちなみとは言わずダチと応えます。


勉強を終え、ちなみは雄大にいつダチになったのと訊きます。

雄大は応えず、CDを貸したし、ライブのチケットあげたり、泣いている時暗くなるまで一緒にいてあげただろう、今日だってライブ楽しかったって言ってた、違うの? と訊き返します。

ちなみはちがわないと言います。

雄大はちなみの頬をつねります。

ちなみは痛いと騒ぎます。



雄大はちなみのことをちなみと呼びます。

和音はちなみにさっき痛いと騒いでいたのは何と訊きます。ちなみが雄大につねられたと言うと、和音は雄大がどんな人なのか説明します。



ちなみは父親と話します。

父親は再婚についてどう思うか訊きます。

ちなみは今現在思っていることを伝えます。



翌日、ちなみが帰宅すると和音の母親とばったり出会い、家で一緒に夕食を作る手伝いをします。

和音の母親は恵子といいます。

ちなみはお米を研ぎます。話していると恵子が突然倒れます。

ちなみは隣に走り、相馬兄弟に助けを求めます。

奏多が出てきて、恵子のところへ戻ると意識が戻っています。

恵子は疲れがたまっていたみたいと言います。

ごはんを作ろうとするので、ちなみは休んでて、と寝室に連れて行きます。

奏多は恵子を心配そうに見ています。

ちなみは炊飯の準備の途中だったので釜をセットしてスイッチを入れます。恵子の部屋に戻ると奏多が恵子に顔を近づけています。見てはいけないものを見てしまったとキッチンに戻ろうとしたら物音を立ててしまい、奏多に見つかります。

ちなみと奏多はご飯の準備をします。

ちなみは動揺して包丁で手を切ってしまいます。

奏多は止血しながらさっきのことを内緒にしてほしいと頼みます。

ちなみはうなずきます。

奏多は自分だけ秘密を握られているのは割に合わないとちなみにキスします。これでおあいこだと言い、知られたくない奴いるよねと言います。



ちなみは自分の家に走ります。

エレベーターで雄大に会っても何も言わず乗り込み家に帰り部屋にこもります。

雄大も和音も恵子が倒れた事を知ります。



翌日ちなみは学校を休みます。

雄大はちなみの家に行き差し入れをします。



翌日、ちなみは学校に行きます。

和音はもう調子はいいの? と言います。ちなみが心配かけてごめんと言うと、奏多も来てくれるし今日も勉強会しようと思っているんだけどどうかな? と言います。

ちなみは行くと言います。



勉強会。

ちなみはモヤモヤを抱えながら勉強します。時折り奏多を見ては考えを巡らせます。

奏多はちなみの視線を感じニコッと微笑みます。

ちなみはギロリと睨みます。テキストに、あたしは別にバラされても構わない。あんたのこともバラす、と書き奏多に見せます。

勉強会を終え解散します。

奏多はちなみに送ってくよ、と言います。

ちなみは、うん… じゃあお願いと言います。

雄大は黙って見送ります。

エレベーターの中でちなみは奏多に自分の父親の方が恵子を幸せにできると言います。

奏多は認めます。恵子が幸せになるならそれでいいと、ちなみに大切な人を傷つけないために秘密を共有しようと言います。



翌日、ちなみは父親が寝坊してバタバタとしている音で目覚めます。

父親は慌てて出ていって、カバンを忘れてしまいます。カバンから婚姻届けがチラッと見えます。

ちなみは婚姻届けの用紙にサインもしてあるので驚きます。

父親はカバンを忘れたことに気づき戻って来ます。

ちなみは婚姻届けを出すつもりなのかと思うと奏多の顔が浮かびます。

インターフォンが鳴ります。出ると雄大が来ています。

雄大は走りに行くって言っただろ? とパジャマ姿のちなみに言います。

ちなみは行くところがあるから走るのやめておくといい、家をでようとします。

雄大はパジャマのまま出ていこうとするちなみの腕を掴み、なんか行かせてたくないんだけど、と言います。

続きます。



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