さみしくて行き場がなかった真魚と家の中に人の気配を感じたい基の生活。互いにほしいと望むものを与え合って、かけがえのない存在だということに気がつきます。
落ち込んだり、苦しくなったりしても言葉をかけ合って乗り越えていき、互いのためを思い行動して物事が良い方向に動いていきます。
その思いに温度が感じられるところが面白い作品です。
大樹が帰宅します。
家に明かりがついていないので、真魚と基はどこかに出かけたのかと思い家に入ります。
居間のソファーで基が寝ています。人の気配がしたからか基は目を覚まします。真魚が帰ってしまっていたのでメッセージを送ります。
実家の部屋で真魚は基からのメッセージを受け取ります。
今度の日曜日にデートに行こうという内容です。
日曜日、真魚と基はアイススケートに行き、ファミレスでご飯を食べ、観覧車に乗ります。
基はきちんと好きだと言います。
真魚もずっと押し殺してきた想いを伝えます。
季節は過ぎ、三学期が終わり春休みに入ります。
陽菜が帰ってきます。
家族そろって真魚も一緒にお墓参りに行きます。
大樹と陽菜と別れ、真魚と基は神社に行きます。
始まりの場所。いろんなことがありました。
基は真魚にプロポーズします。
真魚、基、大樹、陽菜、四人で新しい中村家を祝って乾杯します。
本編終わり。
●番外編1
杉本さんの新しい恋が描かれます。
ネットの友達るいるいさんが女性だと勝手に思っていて、会ってみると違っていて驚きます。
るいるいさんは会って話していると何年もネットで話してきた本人で間違いなく思い、男性なのに自然体でいられて心地よさそうです。
遠くからネットで見守っていてくれた人がいてよかったなと思います。
●番外編2
陽菜の新しく始まった新しい生活が描かれます。
神戸と仙台から親戚がやって来てみんなでお墓参りに行きます。
これからの日々を明るく幸せに送っていこうと決めます。
終わりです。
タアモ たいようのいえ 13巻
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