ゼノの命を断つにはヨナの手によって緋龍王の剣で貫けば果たせるような気がします。
ヨナの夢の出来事はゼノはヨナが自分を斬るように仕向けるべくハクを斬ったのではないかと想像します。本当に終わらせることができるのは緋龍王の生まれ変わりであるヨナだけです。クライマックスです。ヨナの夢は予知夢で回避できることの方が多いので、ヨナはどんな選択をして夢の出来事とどのようにつながっていくのか、緋龍王に託された四龍への思い、ゼノに終わらせないために何と言うのか楽しみです。
ヨナはゼノがしたことに驚きます。血の盃の中にキジャ、シンア、ジェハがいるからです。
ヨナが三人を消したのはゼノなのかと訊くと、ゼノはうん、消した、白龍と青龍、緑龍を終わらせたと応えます。
ハクは意味がわからないといいます。
ゼノは四龍が終わる時が来たから消した、自分の命を断つ方法を探している、四龍を天に還すのが俺の願いだと言います。
ヨナはゼノにどんな気持ちで私達といたのと訊きます。
ゼノは忘れて、はらへりの仲間はここで解散、今までありがとう、ユンにもよろしくと言います。
ヨナとハクはゼノを引きとめます。
しかし、ゼノの意思は固く、龍に姿を変え飛び立っていきます。
ヨナとハクはゼノを探します。高華国のどこかの命を終わらせる場所を探します。
ハクはヨナに休もうと言います。
ヨナは夢を見ます。ハクがゼノに斬られる夢です。目覚めたヨナはハクを探します。
ハクは見張りをしています。
ヨナはハクが無事で安心します。ハクに夢の話はしたくないからゼノの所へは私だけで会いに行くから、ユンの所に戻るよう言います。
ハクは一人では行かせられない従えないと言います。何があったのか言いたくなければ言わなくていい、言いたくなったら言って下さいと言います。
ヨナはハクが好きと言います。
ハクは自分の身に何かが起こるのだと察します。ヨナを一人にはしないと抱きしめます。
リリは王都空都で負傷者の手当てのため薬やら医務官を探し走り回っています。ゼノを見つけ、人手が足らないので手伝いを頼みます。
ゼノは隙を見つけリリから逃げ出し、緋龍王の廟に入ります。棺をあけて緋龍王と一緒に眠る剣を取り出します。ゼノはその剣で自身を傷つけ、流れ出す血を盃に注ぎます。
龍神の声が聞こえます。ゼノが緋龍王に初めて会った二千年前に聞いた言葉です。
龍神はゼノの身体の中にいました。そして、ゼノにお前の命はまだ尽きていないと言い、再びゼノの身体の中に入っていきます。
ゼノは命を断てませんでした。ゼノは何かを見つめます。
南戒帝国領内高華国軍野営地ではジュド将軍とユンが話しています。ソガと青龍討伐に向かったラパが戻ります。
スウォンは目を覚まします。
ケイシュク参謀はスウォンに国への撤退許可をもらうために側で待機していました。
スウォンはケイシュク参謀に撤退はしないと言います。
ラパがジュド将軍とユンとやって来て青龍を捜索中にヨナ達に会い、ゼノが行ったことをありのままに話します。
スウォンは撤退を決めます。
第1巻の冒頭のヨナがいます。1巻ではハクがいました。しかし、ヨナの周囲にはジュド将軍とケイシュク参謀、高華国軍がいます。
ヨナは目を覚まします。夢だったとわかります。
ハクはゼノに会えたか訊きます。
ヨナは会えなかったと言い、再び睡魔が遅い眠りに落ちます。
今度の夢はゼノが出てきます。ヨナはようやく会えたと思います。しかし、白龍と青龍と緑龍は誰なのかわかりません。そして、四龍の視線の先に赤髪の男性がいます。ゼノが王様と言うので、緋龍王ではないかと仮定し、ゼノ以外の三龍は初代の龍なのだと理解します。ヨナは彼らとは話せません、見ているだけです。
緋龍王は頭痛を感じています。相当つらそうです。ヨナは緋龍王がすでに緋の病におかされていると感じます。
緋龍王は時空を超えてヨナに話しかけます。
ヨナは緋龍王から四龍を引き受けると言い、緋龍王はヨナに託すと言います。
ヨナは目を覚まします。ゼノを迎えに行きます。待たせたね… 二千年。この言葉がヨナが言ったのなら、緋龍王の何かを受け継いだのかもしれません
ヨナがゼノに会って何を話すのか。興奮します。
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白泉社公式サイト 草凪みずほ 暁のヨナ
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