2020年12月4日金曜日

草凪みずほ 暁のヨナ 11巻

幼い頃のヨナとハクとスウォンの話、ユンが火の部族の土地でも育つ作物を探しに隣国戒帝国(カイテイコク)を訪れる話が描かれています。




ハクとスウォンが幼い頃城から出たことがないヨナを城下町に連れ出します。

ヨナにとっては見るものすべてが目新しくて、目につくものすべてに興味津々です。

ハクとスウォンが目を離したすきにヨナは人さらいに連れ去られてしまいます。

スウォンの情報網、人脈、交渉術、ハクの度胸、いざとなった時のかっこよさ。二人の能力がかみ合いヨナを探し出せます。

スウォンはハクの全てが目標といい、ハクは目標に値する人間でいようします。

互いが成長するために必要な存在だったんだなと思いました。

それだけにハクの現在の心境の複雑さは相当なものだろうなと思いました。



旅をしつつ、ハクはヨナの剣の稽古をつけます。ヨナは身体中傷だらけです。

ユンは旅の目的地を戒帝国にします。火の土地でも育つ作物を探すためです。

千里(センリ)村という村でイザの実という寒さと乾燥に強い作物を見つけます。

村の人はイザの実を余所の人にやる気はないと言います。

やらないけれど、祭りで踊ってくれたらイザの実の料理を食べさせてやると言われ、ヨナが舞いを披露します。


続きます。



草凪みずほ 暁のヨナ 11巻
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●関連リンク
白泉社公式サイト 暁のヨナ

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