鈴里高校書道部と鵠沼学園書道部の合同夏合宿がスタート!まだまだ初心者の縁と望月さんはまずは超基本の練習から。果たして、合宿最終日の寸評会の結果はいかに!?文化系青春コメディー、合宿三昧の第三巻!!
合宿が始まります。
字を書かせてもらえない書道初心者の大江縁と望月結希。
三浦清風の指導により、基本の姿勢からしっかり教わります。
細い線と丸ばかり書かされて、ようやく終えると次は、二等辺三角形を書く練習をさせられ、一向に文字を書かせてもらえません。
二等辺三角形を書く練習中も横目で縁の書くのを見て、自分より上手く書けていることに焦り、闘志を燃やし、ライバル心むきだしで練習でさえ勝負に置きかえこだわる望月が面白いです。
夜の自由時間に、細い線、丸、二等辺三角形をひたすら書かされる理由を丁寧に望月に教える勅使河原亮。望月と勅使河原が二人っきりで練習していたことに動揺し、モヤモヤとあれこれ悩む内気な縁を揺さぶります。
鈍感な望月とのいびつな三角関係がちょっと楽しめました。
最終日に寸評会があり、勝ち負けではないのですが、順位をつけていきます。
自分の書いたものがどう評価されるのかを待つ時間の緊張感、良い評価であってほしい、自分の至らなさの認識などよく伝わってきました。
縁は一週間の合宿で多くの成果を得ました。
なぜか縁にだけは負けたくないと柔道そっちのけで書道に取り組む望月の次なる課題は落款印作りです。影山智先生のうんちくに熱く応える縁のふたりだけの篆刻講義が面白かったです。
続きます。
河合克敏 とめはねっ! 鈴里高校書道部 3巻
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●関連リンク
小学館eコミックストア とめはねっ! 鈴里高校書道部
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