2016年9月24日土曜日

ゆうきまさみ 鉄腕バーディー EVOLUTION 1巻

千川つとむとバーディーの二心同体のSF物語です。
「鉄腕バーディー EVOLUTION」は前作「鉄腕バーディー」の物語の最終巻から2年の月日が流れています。
バーディーとつとむがどのようにしてクレステラ・レビにたどり着いていくのか、まずはそこまでが待ち遠しいです。



宇宙捜査官バーディーと“二心同体”の千川つとむは、普通の浪人生活中(?)。だが、製薬会社アグニケミカルの女性社員が、自社の卑劣な実験を曝こうとする計画に巻き込まれる。しかし、この実験で人体兵器の製造を策謀するのは防衛省、そしてアグニを統べるのはバーディーが追うテロリスト、レビなのだったこの巨大なる敵を相手にいかに動く…!?ゆうきまさみの大反響作、新章始動!!



バーディーが目覚め、つとむが遭遇した事件の調査を行うと、企業と日本の防衛省がつながっていて、裏では浄火学館とゴメスが糸をひくという壮大な構図で、今後大きな混乱が起こりそうな下地が描かれています。

千川つとむはアグニケミカルの高柳縁という人物からデータを受け取るよう室戸圭介に頼まれます。
データの内容を訊くと、以前つとむとバーディーが関わった事件に繋がります。
アグニケミカルは日本政府、防衛省、浄火学館の火之宮水晶、ゴメスまで関わっていてそれぞれの思惑が明らかにはなっていませんが、入り乱れています。

バーディーはクリステラ・レビを捜索しつつ、国家ともたたかっていかなくてはならない難しい立場にいます。
クリステラ・レビにたどりつく手がかりが断たれてしまったかにみえたけど、実は繋がっていて、事件を追うにつれてレビに近づいていく展開が楽しみです。

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