南條の元を離れる原因となった友美の好きになった有森と南條の対面です。
昔のドラマでもなかなか見ることがないような熱い、とても熱いドラマが繰り広げられます。
南條らしさってこういうところかもと思える面白い展開でした。
同僚の田代が南條に似た境遇になり、南條は放っておけず飲みに行って愚痴なんかをきいてあげていると、どういう流れなのか、南條の家に行きたいとせがみます。
南條はうまく切り抜けることができず、家までついてこられた田代にルナハイツの秘密を知られてしまいます。
南條がハーレムをつくって生活していると誤解した田代は、自分と境遇が似ていると思っていたのに、差がつきすぎている現状に腹を立て、社内で南條の秘密を暴露しようと画策します。
しかし、南條を窮地に陥れようと手を尽くしているのに、思う成果が得られず、さらにエスカレートして上層部にまで暴露しようとします。
そもそも、南條の立場が悪くなるはずはなく、仕掛けてもまったくあたりがないので、どこからそんな行動意欲がわいてくるのかはわかりませんが、南條の自宅の鍵を盗み、ルナハイツに忍び込み、部屋の様子を記録しようとします。
田代は勝手に自滅し、なんだったんだこの話はという展開でした。
ルナハイツにお化けが出る。お化けを見てしまった日高りんは一人で部屋で寝られなくなり、お化け騒動でルナハイツはちょっとした混乱状態です。
土屋重子(つちやしげこ)のこれまで隠していた大きな秘密が明かされます。びっくり仰天です。父娘が誰にも知られず、ルナハイツで暮らしていました。
ルナハイツに二人住人が増えた…いや、新たに確認された。
新人研修に総務からは南條が行くことになり、開発部からは大月窓明(おおつきまどり)が行くことになりました。
大久保という新入社員が窓明に近づき、親しそうに話しているのを見かけた南條。大久保は難なく窓明の隣に座り、窓明は大久保をかわいいといい、南條はいらだち、ムカつきを感じます。
その感情が何なのかはわかっているだけに、余計に大久保に嫉妬してしまいます。
何かと大久保に張り合おうとする南條と、どうして南條が大久保という新人にそこまでカリカリしているのかがわからない窓明。
二人のすれ違いが続きます。
星里もちる ルナハイツ 3巻
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