夏帆に人の気持ちになってみろと言われ、まークンは夏帆の気持ちになってみようします。
とてもよく似ていました。
まークンはこんなことをしたら怒られるだろうとは考えないみたいです。
まークンの心は透き通るように純粋で、そのために損することが多い人生が容易に想像できます。
フクちゃんをかばったことでさらに厄介事が出てきます。
フクちゃんが勇気をだしてくれたことでまークンの頑張ったことが報われ、なんだかうれしくなりました。
まークンがいろいろと考え始めます。
きっかけは、夏帆と智花がまークンの知り合いということで狙われたことからで、もしも、部長がまークンの知り合いだということが、まーくんを狙う奴らに知られたら、部長が狙われ危ない目にあってしまったらと考えると、まークンは自分が茶道部にいることや部長の近くにいることがいけないことなのではないかと思い始めます。
もう十分に優しさと大切な人を思いやるという気持ちがまークンに生まれたことを感じさせますが、どうもいい方向にむかいそうにありません。
やっと優しさに気がつき始めたところなのに、大切な人から身を引くことが優しさに繋がるかもしれないと感じているまークンに切なくなります。
西森博之 お茶にごす。 10巻
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