最終巻です。やや駆け足気味だった気がします。
「いつの間にか一番大切なのはあいつといる未来になってる」
とようやく気づいた千秋真一と、ユニークな人生の分岐点に立って迷いに迷っている野田恵(のだめ)。
もじゃもじゃコースが4番目の選択肢として浮上しているのが面白かったです。
本気で集中した野田恵(のだめ)の演奏はやはり千秋真一の心を揺さぶり、自然と涙がでてしまうようなピアノで、このまま埋もれさせたくない気持ちでいっぱいになります。
黒木くんとターニャのふたりがいい関係になるのは、黒木くんにとってどうなんだ?と思わせつつの距離感で描き終えたのは、これはこれでいいかな思いました。
野田恵(のだめ)カンタービレは作中に演奏される曲を実際に聴いてみたり、聴きながら読んでいました。
コマから音がきこえてきそうな感覚になり、目から入ってくる情報で頭の中でいろんな音が鳴るという錯覚を覚える作品でした。
二ノ宮知子 のだめカンタービレ 23巻
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