「彼はいったいなんなんですか。なぜこんな所にいるんですか――。」
長いすれちがいの末に付き合い始めることになった水谷雫と吉田春。なかなか付き合った実感を得ることができなかった雫…。
だけど高2の夏休みにやっとハルと一緒にいるよさが実感できて順調な日々。でも吉田家に何かあったらしく、今まで聞きたくても聞いてこなかったことが気になり始め…!?
幼い頃優山はハルに、大丈夫だよ春、僕がきっとおまえの居場所を作ってあげるから、と言いました。
優山が10歳の時、ハルと二人で吉田家の父のもとで暮らし始めます。父親から優山は何も言われず、ハルはひどい言葉を投げかけられます。
優山はひどい言葉だったのに、ずるい、と思ったのでした。
ハルはこの家よりトネと暮らした家に戻りたいと言います。
優山はハルは好きにして、僕がこの家にいられるように頑張ると言います。
優山は病院に入院している父親を見舞います。父親に呼ばれて来たようです。
父親はどこも悪くありません、愛人問題のスキャンダルが発覚し身を隠すため病院に入院しているようです。
父親は優山の誕生日会を行うことになり、その誕生日会にハルを出席させるよう言います。
優山は病室を出てヤマケンに会います。病院はヤマケンの親が経営しているようです。妹の山口伊代もいます。その後安藤に連絡し、誕生会をすることになったので会場を押さえておいてほしいと言います。一人になりたくて映画館に行きます。うとうとし、声をかけられて目を覚ますと雫と弟の隆也が立っています。雫と隆也を連れてファストフードに行きます。雫と話してハルに対しての感情が似ているのかもしれないと感じます。雫に自分の誕生会をするのでよかったらハルを連れておいでよと誘います。
文化祭です。
夏目とササヤンの関係はまだギクシャクしています。
雫の弟隆也は大島が気になっているようです。
雫は優山に進学しないハルを許せないと思い、同時に嫉妬したと話したことを考えます。
優山はたまたま買おうとしたクレープの模擬店にハルを見つけます。雫はハルに事前に優山が来ることを伝えておきたかったのに間に合いませんでした。
優山はハルに誕生会に出席してほしいと丁寧にお願いします。
ハルは断ります。
優山は何も言わず去っていきます。
雫はハルに優山が本当に困っているようだと言います。
ハルは優山を追いかけます。そして、行ってやるこれが最後だと言います。
優山は恩に着るよと言います。
ハルは雫に行くと言った理由を話します。
雫とハルを安藤が迎えに来ます。
安藤は雫の服装が気になり、店に連れていってパーティー使用に変身させます。
雫はハルの父親を初めて見ます、テレビで見たことのある有名な人物です。ハルが自分に隠そうとする理由を知ります。
ハルは吉田家にいるときの振る舞いをします。
マーボがパーティーにいます。
雫の母親らしき人もパーティーにいます。
雫は優山から父親に紹介されます。雫はハルが父親から期待されていること、自分が欲しかったものを持っているんだと知ります。
ハルはみっちゃんの母京子の知り合いの桐谷教授と話します。
優山は母親を見かけ声をかけます。
母親は優山に関心がなく、ハルについて訊きます。
優山はやっぱりハルの話になるので、ハルに無自覚さに吐き気がすると言います。
雫とハルはパーティー会場を出て話します。
雫は今日会った人たちはみんなハルを必要としている、自分はハルとは違うハルには自分の気持ちはわからないと言います。
ハルはじゃあおまえに俺の気持ちはわかるのか、おまえも優山もこのパーティーもみんあクソくらえだと言います。
ハルは吉田家に行き、なにもかもが合わなかった記憶を思い出します。優山の笑った顔を見るのが自分の居場所だったのに、優山はそうではなかったことなどを思い出します。雫なら自分を理解してくれるんじゃないかと思っていたらそうではなかったので、もう独りのままでいい、頑張るのに疲れたと投げやりになります。
でも、雫に行ってしまったことを少し悔やみます。
雫は帰宅し、明日ハルに会ったら謝ろうと決めます。
翌日ハルは学校に来ませんでした。
続きます。
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