2016年12月4日日曜日

石黒正数 それでも町は廻っている 3巻

歩鳥は普通の人とは優先する順番が違っていて、そのズレが面白くてたまりません。
歩鳥の面白さに磨きがかかっているのと、タッツン(辰野俊子)の真田に対する想いの報われなさが可哀想すぎて面白いです。

タッツンの誕生日会での紺先輩の伏せておきたかったこと、学園祭でのタッツンの妄想爆発、シーサイドを一人で任された歩鳥の奇跡、サンタ大作戦の姉歩鳥とは違う妹の夢を壊さずきちんと落としどころを作った弟猛、なんちゃって探偵で歩鳥に振舞わされるタッツン、椅子を巡る歩鳥に負けたくない数学教師森秋夏彦の挑戦、幼い頃の無邪気な歩鳥が亀井堂静によってミステリーに興味を持ち始めた話、シーサイドの目玉商品の開発、シーサイドマスター兼メイドの磯端ウキの旦那と大いに楽しませてくれました。

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