2015年12月18日金曜日

新谷かおる QUO VADIS クオ・ヴァディス 3巻

うまく辻褄が合った教授(フレイア)とオーディンとマリアの会話が面白かったです。


End of the world- 
“世界の終わり”を知る科学者オーディンと教授は人類の分岐点となった人物・イエスの生誕について調べ始めた。今も美しい姿のまま生き続ける聖母マリアに会った二人が開いた驚愕の事実とは……!?オーディンを狙うヴァンパイア・ハンターの総本山・バチカンも動き始め、巡るメビウスの輪が二人に迫る…!巨匠の描くファンタジック・サーガ待望の第三巻



●あらすじ
伯爵をしとめ損ね、逃してしまうソフィアとルクレチア・パルモ(ルー)。
リズをかばった理由を尋ねるとエドの名が出てくる。
エドはより詳しく吸血鬼について知るために、吸血鬼の研究をするコーリング教授のもとへ。
伯爵のもとでエド以外の者から血をもらうことを拒み続けるリズ。
一方、教授とオーディンはジョシュア、イエス、マリアの話へ。
エドと再会したルーとソフィア。エドが普通の身体ではなくなっている事実を知る。
コーリング教授は研究のため吸血鬼になることを選び、ルーによって灰になる。
教授とオーディンは海の底に眠るマリアと会う。
キリストの生誕を見た人物がオーディンとマリアの他にいることを知る。
コーリング教授の灰を詰めた瓶を持ち歩くルーとエド。
ソフィアと三人でバチカンへ。アテナの登場。
ルーがバチカンのハンターになるまでの生い立ちが描かれる。
アテナのカードが不吉な暗示を示す。


さて、どうなっていくのか。
1000年以上生きているのに200年前に初めてソフィアとルーの前に現れたアテナ。
彼女がフレイア教授とオーディンとどう関わっていくのか気になります。
ルーがポイズンと呼ばれるようになった過去のいきさつ。600年という時間を生きてきたルーのその後も知りたくなりました。


新谷かおる QUO VADIS 3巻
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