2016年4月10日日曜日

ゆうきまさみ じゃじゃ馬グルーミン☆UP! 6巻

菊花賞馬ストライクイーグルは、世界の強豪馬がそろうジャパンカップに挑戦! 真価が問われる一戦の勝負の行方は!? 一方、駿平とひびきは日本一の大牧場・醍醐ファームを訪問することになる!!


●STEP 53 夢淡き東京(その1)
渡会牧場の生産場が勝てなくなったのは駿平が牧場で働き始めたからだと、からかわれはじめたのをひびきがかばいます。
ひびきと悟が話す馬の専門的な会話に入っていけない駿平がさみしそうです。

●STEP 54 夢淡き東京(その2)
ストライクイーグルの予想を超える強さに渡会社長が興奮しています。夜の宴会の梅ちゃんと駿平が面白いです。

●STEP 55 星影の人
寒暖の差がありすぎて駿平がとうとうダウンしてしまいます。あぶみ、たづな、ひづめ、ひびきという順に入れ代わりで様子を診にきます。ひびきはうまく包丁が使えないのに、リンゴをむこうとします。心配されて駿平は幸せです。

●STEP 56 星は見ている
手編みのマフラーをめぐって、ひびき、たづな、駿平の思いが交錯するのや、駿平が激ヤセしたことを知り、急に馬房の掃除をはじめるたづな、ひづめ、千草が面白いです。

●STEP 57 星屑のステージ
醍醐ファームのアルデバランがレースに出るときは、競馬場に行っていない限り、悟は渡会牧場でテレビ中継を観てる気がします。
ひびきがやけに静かにしているなと思っていたら、駿平に声をかけるタイミングを探していました。慣れないことをするときのひびきがかわいらしいです。

●STEP 58 家族の食卓
父親は父親なりに駿平を心配し、馬産農家の経営の現状を調べ競馬関連の本を読んで猛勉強しているのでした。環境で人は変わるようです。
ひびきは駿平が駅に着く時間を見計らって、あぶみと買い物に出たんだと思います。

●STEP 59 醍醐家の謎(その1)
ひびきは悟に誘われ、醍醐ファームに見学にやってきました。駿平はひびきの護衛もかねておまけでついてきました。
駿平のどんなときでも妄想できるという能力は才能といっていいです。

●STEP 60 醍醐家の謎(その2)
醍醐ファームの社長醍醐秀隆はゆかいな人物です。持論をせつせつと語り、いきづまると涙ながらに駿平に問いかけてくるのが面白いです。
碧子がひびきに直球で悟について訊こうとします。

●STEP 61 醍醐家の謎(その3)
聞き耳を立てる駿平と悟。
碧子の男女の「つきあう」というイメージと、ひびきのそれがあまりに違うのが面白いです。ひびきのイメージだと「つきあう」ことの楽しさが感じにくいです。
もしも他人のイメージを見ることができたら、びっくりするような想像をしていることってあるかもしれないです。

●STEP 62 男はつらいよ(その1)
駿平はひびきに馬に乗れるようになりたいと相談します。ケンさんが基礎を教えられると教えることになります。
駿平は姿勢をきちんとするだけで疲れてしまいます。ケンさんが座る位置を指し示し、駿平の顔が楳図かずお調になってしまいます。ケンさんの教え方が駿平の顔も変わってしまうくらい的確すぎるところが面白いです。

●STEP 63 男はつらいよ(その2)
バレンタインデーです。
義理チョコを配るあぶみ。あぶみと千草がひびきにチョコレートを配らせようとしても、興味がないひびきは、照れからなのか、人数分買ってきたチョコレートを紙袋からごそっとテーブルの上に取り出し、好きなの取って食べて、と味気のない配りかたをします。
これに文句をいうのが梅ちゃん。つまらないことを言って、ひびきの機嫌を損ねてせっかくのチョコレートを回収されてしまいます。
戸板さんによって、ひびきはひとりずつ手渡しすることの効果を知ります。こんなことで喜ぶ男は単純です。ひとりずつチョコレートを配り終えたひびきは相当疲労感を感じているようです。
馬に乗らないで乗馬の練習をする様子は、あまり他の人には見られたくないです。
たづなは気持ちに気づかない鈍い駿平に立腹します。
よだれが垂れすぎのひづめが面白いです。


ゆうきまさみ じゃじゃ馬グルーミン☆UP! 6巻
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