「春山町サロン」再開第1号が完成しました。
1面記事は渋谷区長、島年夫。巻村鶴子はほかの情報紙ではとりあげられることはない島区長の親しみやすい一面を紹介した記事にしてみました。
読んでくれた町の人たちの声につるこは手ごたえを感じています。聖護院きゅうり先生の四コマ漫画「女子高生侍結子」、古内さんのハチ公バスの記事も反響があって、つるこは頑張ってよかったという満足そうな表情です。
つるこの両親のなれそめが語られています。つるこの父吾郎がつるこの母浜にかけてあげた言葉がよかったです。
いまのお父さんはがんばってないよね、と言われたからか、懸命に「春山町サロン」を編集している姿をみてか、吾郎が、春山町出張所にやってきて、つるこに企画を持ち込みます。小説はまだ書けない。代わりに、エッセイを書いてみたいというものでした。吾郎がやる気を見せてくれたのがうれしいようで、すぐに食べ歩きエッセイの連載を依頼します。
「un peu」という洋菓子の店を取材し、書こうとする吾郎。筆がすすみません。つるこは書いていたときのお父さんの顔を覚えていて、めまぐるしく変わる表情はつるこを安心させるみたいです。なんかいいなって思いました。
「un peu」を営む三姉妹、言いたいことが言葉にできず、言葉に出しづらい気持ちを蜃気楼のように噴出させる女、長女武乃(たけの)、自由な職人の次女富(さかえ)、三女宇々(うね)を吾郎さんはどんなエッセイに仕上げるんだろう。
朝倉世界一 春山町サーバンツ 2巻
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●関連リンク
KADOKAWAオフィシャルサイト 春山町サーバンツ
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