2015年9月14日月曜日

オジロマコト 富士山は思春期 1巻

富士山牧央(ふじやままきお)と上場(かんば)のうれしはずかし純情な交際が描かれています。

友達には内緒で交際が始まり、膨らんではしぼむ妄想や、照れる気持ちや、触れ合う気恥ずかしさが忘れかけていた感情を思い出させてくれます。

富士山牧央は中学2年生で、身長が181センチあるバレーボール部のエースです。部活以外で身長はコンプレックスに感じることが多そうなのに、表面上は明るく振る舞っています。

男子生徒からはデカイと恐れられ、影で富士山さんをからかう男子は、見つかり次第片っ端からやっつけられてしまいます。

上場くんは富士山さんとは幼稚園から同じで幼なじみです。小学校まではよく遊んだのに、中学に入ってからはクラスも違って口もきかなくなりました。富士山さんを友だちと一緒にからかって、他の男子同様重たい一発を食らい地べたに這いつくばっています。

そんな富士山牧央と上場がどうして付き合うことになったかといえば、上場が富士山さんと遊ばなくなってからもずっと気になる存在だったからみたいです。



富士山さんも友だちと異性について話すとき、頭のどこかでは上場を思い浮かべてたはずで、上場の申し込みに即答で返事をします。

身長差は約20センチあり、どこからどう見ても姉弟に見えてしまいそうです。

男子から恐れられる存在の富士山さんと付き合ってることがバレるわけにはいかない上場が、身長がつりあっていないと友だちから笑われそうな気がする富士山さんが、これからどのように切り抜けていくのか楽しみです。




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