2024年11月16日土曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 6巻

獅子尾と思いが通じあって、ドキドキしっぱなしのすずめ。

キョリをもっと縮めたくていろいろ頑張りますがうまくいったり、いかなかったり。

しかも、馬村が何か気付いたみたい――?

季節はもう、クリスマス。すずめは獅子尾を誘おうとして…。




馬村の気持ちはすずめに届くのかなという視点ですずめと馬村の場面を楽しんでいます。

猫田ゆゆかは皆川土牛に対する見方が変わりそうです。

すずめと獅子尾の物語がメインなのに他の登場人物の描写に気持ちが向いています。



すずめは獅子尾のところへ行きプレゼントを渡します。猫田ゆゆかがやって来て獅子尾を教室に連れていき誕生日のお祝いをします。

獅子尾はすずめと一緒にいる口実を作り帰ります。



翌日獅子尾はすずめからプレゼントを身につけ授業に出ます。

デザインがいつもの獅子尾らしくなくて生徒からからかわれてしまいます。

獅子尾はお気に入りなんだと言います。

すずめは獅子尾の言葉に顔を赤らめます。

馬村はすずめの表情を見て何かを感じます。



翌日すずめと猫田ゆゆかと亀吉は鶴谷が犬飼という男子生徒にお弁当を手渡しているところを目撃し追求します。

すずめは獅子尾にお弁当を作ろうとします。お弁当だと迷惑がられるかもしれないのでおにぎりを作って持って行こうとします。

家でおにぎりを作っているすずめを見る諭吉おじさんの反応が面白です。



すずめはおにぎりを渡しに職員室に行きます。獅子尾を見つけおにぎりを渡そうとした時別の女子生徒が獅子尾にお弁当を作ったからと持ってきます。

獅子尾は生徒からはもらえないと断ります。

獅子尾がすずめに用件を訊くとすずめはおにぎりを渡せなくなってなんでもないと言って去ります。



すずめは校舎の外でひとりおにぎりを食べます。馬村がやって来て獅子尾に渡すはずだったおにぎりを食べます。



期末テストが終わります。すずめは62点。なんとか赤点を免れます。

亀吉が鶴谷の家でクリスマスパーティーをしようと言い集まります。

すずめは獅子尾とクリスマスを過ごしたいと考えています。屋上でぼんやりしていると獅子尾がやって来てクリスマス少しだけ会えないかと誘います。仕事が終わったら連絡するので携帯のアドレスを交換します。すずめはうれしそうです。



夕方はクラスの友達と鶴谷の家でクリスマスパーティーを楽しみます。

カラオケに行こうという流れになります。9時を過ぎて仕事が長引いて今日は無理みたいだとメッセージが届きます。

すずめは友だちに帰ると言います。ひとりとぼとぼ歩いていると、馬村に呼び止められちょっとつきあえと二人でイルミネーションを見ます。

馬村はすずめに今日獅子尾と会うつもりだったんだろうと訊きます。

すずめは12月1日が誕生日で今日獅子尾に会ったら言うつもりだったと言います。

馬村は身につけていたマフラーをすずめに巻いて、たんじょうびおめでとう、と言います。

すずめは馬村がすごくがんばって言ったことがわかります。



猫田ゆゆかはクリスマスパーティーに参加せず家で家族と過ごしています。

宅配ピザが届きます。ピザを届けてくれたのが皆川土牛なので驚きます。



すずめは馬村と別れた後、携帯に獅子尾から連絡が入り家の近くの公園で会うことになります。

獅子尾はすずめにクリスマスプレゼントを渡します。



終業式。

馬村は獅子尾にすずめが誕生日を言えなかったことを伝えます。

猫田ゆゆかは皆川土牛に連れていかれバイトしていることを誰にも言わないでほしいと言われます。



すずめは諭吉おじさんから届け物を頼まれます。住所を見ると獅子尾の家です。

獅子尾は友だちといて、友だちがすずめに一緒にご飯を食べようと誘い家の中に入れ、酒を買ってくると出ていってしまいます。すずめと獅子尾の二人きりになります。

すずめと獅子尾はいい雰囲気になります。いいところで友達が帰ってきます。

獅子尾は友だちにすずめに対する気持ちを打ち明けます。

続きます。




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