2024年11月30日土曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 番外編

すずめと馬村のカフェデート。

周りがカップルだらけになってしまった、猿丸。

すずめの選択から6年後の獅子尾や、男女逆転展開などひるなかのキャラ達が輝き続ける1冊。

金沢を舞台にした読みきりもオールカラーで収録!

【収録作品】二人の日常 / 猿丸小鉄のあたまの中 / 隣の男 / 男女逆転 ひるなかの流星 / Black Pink / はつ恋むらさき



●二人の日常

すずめと馬村のデートの様子が描かれています。

二人ともイメージするらしさが描かれています。



●猿丸小鉄のあたまの中

猿丸は友達に彼女ができて遊べなくなってしまいさみしさを感じています。

意外と身近に大切な人はいたという話しです。



●隣の男

獅子尾と隣に住む鮫島という女性の話です。

仲良くなったその後どんな話で盛り上がるんだろう。獅子尾が一方的に話しそうな気がします。



●男女逆転 ひるなかの流星

登場する人物の性別が全員入れ替わった話です。

性別がひっくり返っても大きな違いがなさそうに感じます。



●Black Pink

短編の読みきりです。



●はつ恋むらさき

短編のよみきりです。



ひるなかの流星 番外編
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2024年11月28日木曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 12巻

沖縄で馬村と、初めて2人きりでお出かけ。はしゃぐすずめの目に映ったのは…獅子尾!?

考えないように避けてきた気持ちを確かめるため、走り出したすずめ。

最後の選んだ答えは――。感動の最終巻!




獅子尾が告白してすずめはどういう感情なんだろうと思っていました。獅子尾と話していくと感情が戻るのを恐れていたんだなとわかり馬村とのことを終わりにする気はなかったのだとわかりホッとしました。

獅子尾は好きになれない人物でした。なので、待っていた馬村の元に戻ったすずめにその選択をしてくれてよかったと思いました。

最終巻です。登場人物の揺れる感情が面白い作品でした。




体験学習で沖縄にやって来ます。

すずめは沖縄に興奮しています。



獅子尾はつぐみの電話で起こされます。諭吉の店のイベントに行かないかと誘われて断ります。



すずめたちは海で遊びます。

馬村はすずめに2人でどっか行かないかと誘います。

翌日すずめと馬村は美ら海水族館に出かけます。ジンベエザメを見ながらすずめは馬村に沖縄に来てくれてありがとうと感謝の気持ちを伝えます。

馬村は何も答えず、すずめにキスをしようとします。

邪魔が入りすずめはいたたまれなくなりお手洗いに逃げます。



すずめは馬村を探していると獅子尾によく似た後ろ姿の男性を見つけ、本人なのではと思ってじっと見つめてしまいます。

ボーッと見つめるすずめを見つけた馬村はすずめの視線の方向に目をやると男性を確認します。馬村も男性の後ろ姿が誰を連想させるかわかったようです。



獅子尾は諭吉の店に行きます。すずめへの気持ちを諭吉に伝えます。

諭吉は獅子尾の胸ぐらを掴み怒りを向けます。しかし手をほどき帰れと言います。



すずめと馬村はお土産を選んでいます。

すずめはお土産に迷い諭吉おじさんに電話します。諭吉おじさんは今病院で獅子尾がと言います。すずめは動揺します。

馬村はすずめの様子がおかしいことに気がつき何があったか訊きます。

すずめは正直に話します。諭吉おじさんが病院にいてなぜか獅子尾がいること、それを聞いて心配していることを伝えます。

馬村はすずめを抱きしめます。そして東京に戻るよう言います。

すずめは東京に行けという馬村の言葉を理解できません。

馬村はすずめが獅子尾のことがひとつも過ぎたことになっていないと指摘します。



すずめは猫田ゆゆかに電話で東京に帰ると言い飛行機に乗り東京に向かいます。

馬村はすずめにメッセージを送ります。

すずめはメッセージを見て返信せず東京に向かいます。

馬村はすずめからの返信がなくて、すずめとの関係が終わると思っています。



すずめは病院に着きます。

諭吉おじさんはすずめが沖縄から戻ってきたことに驚きます。

獅子尾が処置室から出てきます。すずめが待合室にいることに気がつきます。

つぼみも病院に駆けつけていてすずめと獅子尾を二人にしようと諭吉をつれて病院の外に出ていきます。

すずめは獅子尾と話します。



沖縄では猫田ゆゆかは馬村にすずめが東京に戻ったことを訊きに行きます。

馬村は自分が行くように言ったと言います。

猫田ゆゆかは冷静に話す馬村に何も言えなくなります。



獅子尾はすずめに本当の気持ちを話します。



馬村の高校までの出来事が描かれ、すずめに会った時の感情が描かれます。


すずめは獅子尾から改めて告白され、気持ちを話します。

すずめと獅子尾は病院で別れます。



すずめは沖縄に行きます。馬村に会い気持ちを話します。

馬村は終わりを告げられると思って眠れずにいたのに思いもよらないすずめの言葉だったので素直に喜びます。



番外編

猫田ゆゆかと皆川土牛の体育祭での出来事が描かれています。

終わりです。




ひるなかの流星 12巻
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2024年11月26日火曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 11巻

獅子尾からの突然の告白に戸惑うすずめは、その言葉を信じず、馬村との距離を縮めようとします。

運動会になり、リレーで直接対決をすることになった獅子尾と馬村。すずめが応援するのは――どっち?




獅子尾はすずめを傷つけるとわかっていて関係をなしにしたのに終わったことにでずにいます。すずめが馬村と付き合っていると知ってすずめへの思いは止められなくなっています。何をやっているのと悲しくなってきます。

自分の事ばかりの獅子尾に対し、すずめのことを見て感じて思いやろうとする馬村がかっこよく見えます。

すずめの心は揺れています。




すずめは獅子尾の告白が信じられないと話しを拒んで教室に戻ります。

すずめは猫田ゆゆかに今あった獅子尾とのことを話します。

猫田ゆゆかはすずめの話す話し方に助言します。

すずめは不安になる気持ちを拭うためか馬村に一緒に帰ろうと言います。

馬村はすずめの様子が変なことに気がつき何があったと訊きます。

すずめは馬村が気にかけてくれるので感情がこみ上げてきて私をはなさないでと言います。



獅子尾は体育祭の競技に参加するはずだった体育教師が怪我をして出られなくなってしまい代わりに出て欲しいと言われます。どの競技なのかと出場する生徒の名前を見ると馬村がいるので引き受けます。



体育祭。

馬村は獅子尾が学年対抗リレーに参加することを知ります。

男子借り物競争では皆川土牛は指示された借り物の内容で猫田ゆゆかを指名します。

皆川土牛と猫田ゆゆかはすこし話します。

すずめは馬村にはちまきを渡します。



学年対抗リレー。

すずめは馬村を応援するため観戦しようとしたら、獅子尾が出場するので複雑な気持ちになります。

獅子尾は馬村にすずめに気持ちを告げたと言います。

リレーのアンカーである馬村と獅子尾がスタートします。

馬村が劣勢で始まる競走は最後獅子尾を追い抜いて勝利します。



すずめはパン食い競走に参加します。レース途中雑念が入り

足を痛めてしまいます。

すずめを見ていた獅子尾は足を負傷したことに気づいて、すずめを保健室に連れていき手当てをします。



獅子尾はすずめに気持ちをきいてほしいと言います。

すずめは拒みます。

獅子尾はわかったと保健室を出ていきます。



すずめは馬村とお昼を食べます。馬村の優しさがいろいろな感情を生みます。



体育祭が終わり、テストが終わり夏休みが目前です。

亀吉が体験学習のチラシを持ってきてみんなで行こうよと言います。

場所は沖縄です。ちょっとした旅行気分です。

すずめと猫田ゆゆかは準備のため買い物に行きます。

猫田ゆゆかは皆川と付き合うことになったと言います。

すずめは馬村を体験学習に誘います。

馬村は了承します。

続きます。




ひるなかの流星 11巻
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2024年11月24日日曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 10巻

馬村からの突然の告白に、すずめが悩んで悩んで出した答えは――

“大切に思ってくれる人を、幸せにしてあげたい”。

そう進んでいこうと思った矢先に獅子尾に再会して…!?




獅子尾はやっかいな人物です。猫田ゆゆかから馬村とのことを聞いたあとですずめを抱きしめてどうするんだろう。自分の中であきらめがついていないし、もしかしたら望みがあるのかもしれないと考えているのかもしれません。

獅子尾はすずめの気持ちはわからない風にしていて、馬村はわからないながらに何が出来るか考えていて人として馬村を応援したくなってしまいます。




すずめは馬村に告白しまう。ロマンチックではなくて精一杯の想いを真剣に伝えようとするすずめの告白がよかったです。


学校に行きすずめは猫田ゆゆかに伝えます。

猫田ゆゆかと亀吉と鶴谷は驚きます。

猫田ゆゆかは社会科準備室に行き獅子尾にすずめと馬村が付き合ったと言います。

獅子尾は動揺を隠せません。



すずめは諭吉おじさんに馬村と付き合うことになったと報告すると家に連れて来なさいと言われ、馬村を家に招きます。

諭吉と馬村は男同士で真剣に話します。



運動会が近づいてきてどの競技に参加するか話し合われます。

学年抵抗リレーは馬村に決まります。

担任は放課後ボランティアでポンポンとはちまきを作る人を募集しているというのですずめは馬村にはちまきを作ろうとします。

指定された教室に行くとそこに獅子尾がいました。

すずめは何も話さないのは不自然だと考えなんとなく会話をします。それよりも馬村へのはちまきを作ることに集中します。

はちまきが完成すると生徒はだれもいなくなっていて、獅子尾と二人きりになっています。

すずめが教室を出ようとすると獅子尾は引き止め抱きしめます。



獅子尾は居酒屋ですずめを抱きしめてしまったことを悩んでいます。

つぼみが一時帰国していて居酒屋で再会します。


つぼみに助言され、翌日獅子尾はすずめに好きだと言います。

続きます。



ひるなかの流星 10巻
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2024年11月22日金曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 9巻

春、すずめ達は2年生になりました。

1年女子からモテる馬村を助けるため偽彼女作戦を考えますが、すぐ断られます。

少しだけモヤモヤしてしまうすずめ。そんな時、獅子尾と偶然再会して――。




馬村のすずめへの想いが描かれています。共感できるところとできないところがありました。水族館へ行ったのは優しさと区切りと新たな関係を望んでいることが伝わります。

すずめは馬村に何というのか続きが楽しみです。



すずめは馬村の言葉の意味を深く追求しないことにします。

2年生になります。

馬村は下級生の女子の話題の人物になります。馬村の友達から聞いた猫田ゆゆかは激怒しています。すずめは馬村とはただの友達だし何もできないと言います。鶴谷は馬村に可愛い彼女がいれば1年生女子はあきらめるだろうと言います。猫田ゆゆかは鶴谷の言葉に閃いてすずめを化粧をして髪をアレンジし変身させます。



馬村は1年生女子にイライラが募っています。

猫田ゆゆかは馬村を呼び、いい考えがあると偽彼女を用意したと言います。

偽彼女はすずめです。メイクしたすずめがやって来ると馬村の友達は大人っぽい、別人に見えるとすずめを誉めます。

すずめは馬村に女子を蹴散らすとやる気満々で言います。

馬村はすずめを見ても表情を変えず、いらないと言います。

すずめと猫田ゆゆかと亀吉と鶴谷はいい考えだったのにと残念がります。すずめは馬村が興味なさそうに勝手にしろと受け入れてくれると思っていたので面白くなさそうです。

馬村の本心がこのあと描かれています。そう思うならすずめにはもっと言い方を考えてあげればいいのにと思いました。



馬村に話しかけようとする女子が後を絶ちません。

すずめは下級生がぐいぐい馬村に話しかけにいく様子を見て嫌な気持ちを抱きます。

猫田ゆゆかはその気持ちをやきもちっていうのだと言います。

すずめはやきもちだと言われて、その気持ちについて考えてみます。どこかしっくりこなくてやきもちはもっと苦しくてつらいものだと思うのでそうではないと思うようにします。歩いていると、女子生徒が隠れて馬村を写真に撮ろうとしているところ目撃します。撮るなと携帯を取りあげ画像を削除します。

女子生徒は怒ります。

すずめは盗撮はいけないと注意し言い合いになります。

獅子尾がやって来てすずめと1年生の女子を注意します。

すずめは背中越しに獅子尾の声がしたのでドキッとします。

獅子尾は久しぶりといい、すずめは振り返ります。

獅子尾の言葉に短い返事で返します。

獅子尾がさらに言葉をかけようとした時馬村がやって来てすずめに声をかけます。

すずめは馬村が来たのでこの場を立ち去るのに都合いい状況になったので馬村を連れて教室に行こうとします。

馬村はすずめを引き寄せて獅子尾に付き合ってるからもうこいつに構うなといいます。

すずめはいきなり何を言うのかと驚いた表情で馬村を見ます。

獅子尾は特に気にする様子もなく、へえおめでとう、と言い去っていきます。

すずめは馬村に食ってかかります。

馬村はすずめが偽彼女になると言っていたのに乗ると言います。

すずめは獅子尾の前で言うなんてタイミングが悪すぎると言います。



獅子尾は馬村の言葉に本当は動揺してしました。



すずめは猫田ゆゆかと亀吉と鶴谷に彼女のフリ作戦をやることになったと言います。そして、彼女として何をすればいいだと悩みます。教室に戻ると馬村がいてすずめを待っていました。

すずめと馬村は一緒に帰ります。

馬村の後を尾行する1年生がいて、ひそひそとすずめに聞こえるように話しています。

すずめは馬村に手をつなごうと言います。

馬村は手をつないで顔を真っ赤にして照れています。

1年生に見せつけてから別れます。

すずめは馬村をからかってやろうと思ってたのに馬村の手から伝わる温度や握る強さを感じてどうしていいかわからなくなってしまいます。



1週間が過ぎます。

1年生は馬村の横にいるすずめの話ばかりします。

鶴谷はすずめになぜ急に馬村とすずめがカップルだと信じたんだろうと訊きます。

すずめはうまく言うことができません。

猫田ゆゆかはすずめの些細な変化を見逃しません。すずめに何かあったと訊きます。

すずめは何もなくて慣れないことをして緊張しただけだと言います。



獅子尾はすずめと馬村が付き合っていないことを知り安心します。



すずめと馬村は一緒に帰ります。

猫田ゆゆかは皆川土牛に話しかけられ冷たい態度を取ります。



馬村はすずめに今日で一緒に帰るの最後にしないかと言います。

すずめはわかったと言います。

馬村は最後だから寄り道しようと言います。



電車に乗り着いたのは水族館です。

すずめは獅子尾と来た時のことを思い出し、入れないと言います。

馬村はこれからずっと獅子尾との思い出を避けて生きていくのかと言います。

すずめは言い返せずわかった行くと言います。

水族館に入っても盛り上がらず、すずめはふてくされています。

馬村はすずめを置いてどこかへ行ってしまいます。

すずめはペンギンの水槽を見つめながら馬村のことを考えていると、水族館に入ってから獅子尾のことなど考えていないことに気がつきます。

馬村は戻ってきてぬいぐるみをすずめに渡します。

すずめは貰えないと言います。

馬村はぬいぐるみを買って来たら機嫌が直るかと思った無理やり連れてきて悪かったと言います。

すずめはなぜそんなに優しくするのかと訊きます。

馬村は好きだからと応えます。

すずめは話題を変えようとします。

しかし、馬村は自分を見ろと言い告白します。

すずめは言葉に詰まります。水族館の閉館時間が来たので出ます。

馬村は返事は今すぐじゃなくていいと言い、すずめはわかったと言って帰宅します。



翌日学校に行くと猫田ゆゆかはすずめを見て何かあったと訊きます。

すずめは馬村から告白されたと言います。



ひと晩考えて朝、すずめは馬村の家に行きます。

続きます。



ひるなかの流星 9巻
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2024年11月20日水曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 8巻

獅子尾に再度失恋をし、悲しみいっぱいのすずめは、突然田舎に戻ってしまいます。

心配して迎えに来た友達と温かい家族を前に、すずめは素直な思いを口にして――。

この失恋、どうやって乗り越える?




すずめが友人たちの優しさに支えられ獅子尾との関係を過去のものにしようとします。馬村の存在が大きくなりつつあります。




馬村と猫田ゆゆかは廊下から社会科準備室にいるすずめを見つけます。

馬村は校庭に獅子尾を見つけ、すずめに何をした? と訊きます。

獅子尾は馬村にすずめを傷つけてしまったと言います。

馬村は言い訳を作って逃げただけと獅子尾を的確に責めます。

猫田ゆゆかは社会科準備室にいるすずめのところへ行きます。すずめが泣いているので今日は帰るように言います。



すずめは自室で泣きます。母親から電話がかかってきて実家にいるというので今から行くと言います。諭吉おじさんにはメッセージで実家に帰ると伝えます。

地元の駅に着くと同級生のやすおとばったり出くわします。やすおが学校に行こうと言います。すずめはすぐにでも家に行きたいので明日行くと言いやすおと別れます。

すずめは実家の穏やかな空気に癒されます。

翌日やすおはすずめの家に行き学校に誘います。

すずめは学校で友達と久しぶりに話します。



すずめは携帯の電源は切っているので東京の友達からの連絡も断っています。

夕食の準備をしながら母娘で話しをします。

玄関のチャイムが鳴ります。すずめが出ていくと、馬村、諭吉おじさん、猫田ゆゆかと亀吉と鶴谷が立っています。

みんなで夕食を食べます。

全員すずめの実家で泊まります。

すずめは猫田ゆゆかと亀吉と鶴谷に実家に帰った理由を話します。

夜中縁側ですずめは馬村とも話します。

諭吉おじさんと猫田ゆゆかと亀吉と鶴谷は隣街のイオンに買い物に出かけます。

すずめと馬村は雪かきをします。

諭吉はすずめが実家に戻った原因のきっかけを作ったのは自分なのではないかと思っているのが面白いです。

諭吉おじさんと馬村と猫田ゆゆかと亀吉と鶴谷は帰っていきます。



すずめは東京に戻ります。獅子尾への気持ちを抱えたまま前に進む決心をします。

すずめは亀吉と鶴谷とカラオケに行きます。。

猫田ゆゆかは皆川土牛と会います。猫田ゆゆかは皆川への気持ちの変化を感じます。

すずめは亀吉と鶴谷と別れ家に帰る途中で馬村に会います。

馬村は誕生日で日曜日に家族と築地に行く予定で、すずめを連れて来いと言われたと誘います。

すずめは猫田ゆゆかを誘います。猫田ゆゆかは断ります。



すずめは馬村の誕生日プレゼントにヘッドフォンを贈ります。馬村と築地をブラブラします。

馬村の家族と会いご飯を食べます。

すずめは改めて馬村の気持ちを知ります。

続きます。




ひるなかの流星 8巻
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2024年11月18日月曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 7巻

初めての2人きりの遠出。頑張りたいすずめとは違ってなにか悩んでいる様子の獅子尾はちょっと冷たい…。

両想いなのに不安なのはなぜ?

事態は思わぬ方向に進んでいく――。




すずめと獅子尾の関係を諭吉おじさんが知ってしまいます。諭吉が早く知ることができてよかったなと思います。

馬村がずっと静観しています。何を思っているのだろう。すずめと獅子尾の関係が終わったことを知ったらどうするつもりなのか楽しみです。




すずめは数日獅子尾の家で起こりかけた出来事を思い出してはいてもたってもいられなくなる状態を繰り返します。携帯にメッセージが届きます。獅子尾からのメッセージかと思い気持ちが昂ります。しかし、獅子尾からのものではありませんでした。猫田ゆゆかと亀吉と鶴谷から初詣に誘われ出かけます。

すずめはお守りを見ていたら猫田ゆゆかたちとはぐれてしまいます。馬村の家族も来ていて友達が見つかるまで一緒にいます。

猫田ゆゆかたちはすずめを探していて合流します。

おみくじをして帰ります。



猫田ゆゆかが馬村に出会いすずめに会えてからの変化が描かれています。



すずめは諭吉おじさんが年賀状が届いたというので見てみると母親から手紙が入っています。一時帰国するので会えるのを楽しみにします。

すずめは獅子尾と初詣に出かけます。

学校の生徒や保護者、先生見られると大変なことになるので遠出します。

雪が降ってきて電車が止まってしまい民宿に泊まることになってしまいます。

翌日、すずめが起きると獅子尾はもういなくて、一人で電車に乗り猫田ゆゆかの家に行きます。

すずめは猫田ゆゆかに自分の気持ちを相談します。

猫田ゆゆかは気持ちを確認するよう言います。



すずめは家に帰り諭吉おじさんに外泊したことを怒られます。

諭吉はすずめが落としたメモ書きを見ます。



獅子尾が諭吉の店にやって来ます。

諭吉は獅子尾に説教します。



学校が始まります。

すずめは社会科準備室で獅子尾と話します。

獅子尾は好きじゃなかったと、この関係を終わりにすると言います。

すずめはその場から動けなくなります。

続きます。




ひるなかの流星 7巻
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2024年11月16日土曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 6巻

獅子尾と思いが通じあって、ドキドキしっぱなしのすずめ。

キョリをもっと縮めたくていろいろ頑張りますがうまくいったり、いかなかったり。

しかも、馬村が何か気付いたみたい――?

季節はもう、クリスマス。すずめは獅子尾を誘おうとして…。




馬村の気持ちはすずめに届くのかなという視点ですずめと馬村の場面を楽しんでいます。

猫田ゆゆかは皆川土牛に対する見方が変わりそうです。

すずめと獅子尾の物語がメインなのに他の登場人物の描写に気持ちが向いています。



すずめは獅子尾のところへ行きプレゼントを渡します。猫田ゆゆかがやって来て獅子尾を教室に連れていき誕生日のお祝いをします。

獅子尾はすずめと一緒にいる口実を作り帰ります。



翌日獅子尾はすずめからプレゼントを身につけ授業に出ます。

デザインがいつもの獅子尾らしくなくて生徒からからかわれてしまいます。

獅子尾はお気に入りなんだと言います。

すずめは獅子尾の言葉に顔を赤らめます。

馬村はすずめの表情を見て何かを感じます。



翌日すずめと猫田ゆゆかと亀吉は鶴谷が犬飼という男子生徒にお弁当を手渡しているところを目撃し追求します。

すずめは獅子尾にお弁当を作ろうとします。お弁当だと迷惑がられるかもしれないのでおにぎりを作って持って行こうとします。

家でおにぎりを作っているすずめを見る諭吉おじさんの反応が面白です。



すずめはおにぎりを渡しに職員室に行きます。獅子尾を見つけおにぎりを渡そうとした時別の女子生徒が獅子尾にお弁当を作ったからと持ってきます。

獅子尾は生徒からはもらえないと断ります。

獅子尾がすずめに用件を訊くとすずめはおにぎりを渡せなくなってなんでもないと言って去ります。



すずめは校舎の外でひとりおにぎりを食べます。馬村がやって来て獅子尾に渡すはずだったおにぎりを食べます。



期末テストが終わります。すずめは62点。なんとか赤点を免れます。

亀吉が鶴谷の家でクリスマスパーティーをしようと言い集まります。

すずめは獅子尾とクリスマスを過ごしたいと考えています。屋上でぼんやりしていると獅子尾がやって来てクリスマス少しだけ会えないかと誘います。仕事が終わったら連絡するので携帯のアドレスを交換します。すずめはうれしそうです。



夕方はクラスの友達と鶴谷の家でクリスマスパーティーを楽しみます。

カラオケに行こうという流れになります。9時を過ぎて仕事が長引いて今日は無理みたいだとメッセージが届きます。

すずめは友だちに帰ると言います。ひとりとぼとぼ歩いていると、馬村に呼び止められちょっとつきあえと二人でイルミネーションを見ます。

馬村はすずめに今日獅子尾と会うつもりだったんだろうと訊きます。

すずめは12月1日が誕生日で今日獅子尾に会ったら言うつもりだったと言います。

馬村は身につけていたマフラーをすずめに巻いて、たんじょうびおめでとう、と言います。

すずめは馬村がすごくがんばって言ったことがわかります。



猫田ゆゆかはクリスマスパーティーに参加せず家で家族と過ごしています。

宅配ピザが届きます。ピザを届けてくれたのが皆川土牛なので驚きます。



すずめは馬村と別れた後、携帯に獅子尾から連絡が入り家の近くの公園で会うことになります。

獅子尾はすずめにクリスマスプレゼントを渡します。



終業式。

馬村は獅子尾にすずめが誕生日を言えなかったことを伝えます。

猫田ゆゆかは皆川土牛に連れていかれバイトしていることを誰にも言わないでほしいと言われます。



すずめは諭吉おじさんから届け物を頼まれます。住所を見ると獅子尾の家です。

獅子尾は友だちといて、友だちがすずめに一緒にご飯を食べようと誘い家の中に入れ、酒を買ってくると出ていってしまいます。すずめと獅子尾の二人きりになります。

すずめと獅子尾はいい雰囲気になります。いいところで友達が帰ってきます。

獅子尾は友だちにすずめに対する気持ちを打ち明けます。

続きます。




ひるなかの流星 6巻
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2024年11月14日木曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 5巻

ついに文化祭スタート!

すずめのことを気にかけているようだった獅子尾が、なんだか急にそっけなくなり、馬村とも不穏な様子。これ以上期待しないように、すずめは獅子尾を避けようとします。すると突然、獅子尾が本音を言ってきて…。




すずめが獅子尾の思いを知り気持ちが高ぶる様子が面白かったです。

馬村はどうするんだろう。すずめが振り向いてくれる可能性はかなり低いなと思います。

猫田ゆゆかは急がずもう少し話せるようになるまで待ってもよかったのにと思います。

この物語はどうなっていくんだろう。続きが楽しみです。




文化祭が始まります。

すずめのクラスの執事&メイドCafeは順調にお客が入ります。

猫田ゆゆかは1、2、3年合同の劇に出演します。開演直前馬村にメッセージを送ります。

諭吉おじさんがすずめの様子を見にやって来ます。

諭吉おじさんは獅子尾を連れてやって来ます。獅子尾が担任なのに教室に入りづらそうにしていたのを見かけ一緒に来たようです。

馬村はすずめが獅子尾と何かあることを察知していて、「担任のくせに 生徒たぶらかしてんじゃねーよ」と言います。

獅子尾は驚いた表情で馬村を見ます。

馬村の父親と弟がやってきます。馬村に代わってすずめが獅子尾の接客をします。

すずめは獅子尾にどこ見て回ったのか訊かれ、どこも見ていないと応えます。休憩はあるのかと訊かれ、一人だからどうしようかと言います。

獅子尾は一人なら猫田ゆゆかの劇でも見に行けばと言います。

すずめは期待していた答えとは違ったので落胆します。

獅子尾に職員室まで戻るよう校内放送が流れ、獅子尾は教室を出ていきます。廊下で馬村を見かけネクタイをつかみ、「――1つ言い忘れた たぶらかせるだけの存在なら楽だろうな それがわかんねーうちはだまっとけクソガキ」とさっき馬村に言われたことが気に障ったようで言い返します。



すずめが廊下に出てきて馬村を見かけ話しかけます。馬村まで冷たい態度をとるのでやりきれない思いになります。

馬村は猫田ゆゆかに呼び出され指定された場所へ行きます。

猫田ゆゆかは告白します。

すずめは休憩時間一人で過ごします。

皆川土牛は猫田ゆゆかを見かけ声をかけます。

猫田ゆゆかは泣いています。皆川土牛がどうしたのと訊くので、フラれただけと言います。

すずめは一人で歩いていると狸の着ぐるみを着た誰かに横に立たれます。声を聞くと獅子尾です。

狸かと思われた着ぐるみはアライグマで、獅子尾はその格好のまますずめの手を引いて猫田ゆゆかの劇を見に行きます。

劇は面白かったようです。それよりもすずめは横に獅子尾が立っていてくれて、1人にならないように気遣ってくれたわかりいつも生徒の気持ちを読み取ってくれる人だなとそれがちょっと嬉しくて、でも恋ではなくて、とぼんやり考え込んでしまいます。



後夜祭。

獅子尾はすずめの手を引いて誰もいないところへ連れていき、気持ちを伝えます。



校庭ではミス&ミスターコンテンストが行われ、猫田ゆゆかと皆川土牛が選ばれます。



すずめは獅子尾の言葉を聞いてどう表現していいかわらない変な気持ちになります。



すずめは帰宅しお風呂に入りながら獅子尾の言葉を思い出します。明日学校で獅子尾にどんな顔で会おうと胸をふくらませます。



翌日すずめは学校へ行き獅子尾を見つけると挨拶します。

獅子尾も笑顔で挨拶します。

すずめは猫田ゆゆかから馬村にフラれたと言われます。



すずめは女子生徒が獅子尾に誕生日お祝いしてあげると言っているのを聞きます。獅子尾に来週一緒にお祝いしないかと言います。



すずめは諭吉おじさんの店でバイトします。



猫田ゆゆかはすずめの様子が変化したので何かあったかと訊き、後夜祭での事を知ります。



すずめが諭吉おじさんの店でバイトしていると獅子尾がやって来ます。

獅子尾はプレゼントとか買うためにバイトしているのならやめて欲しいと言います。

すずめは落ち込みます。



しょげかえっているすずめに猫田ゆゆかがアドバイスします。

すずめは想いを伝えに獅子尾がいる社会科準備室に行きます。

続きます。



ひるなかの流星 5巻
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2024年11月12日火曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 4巻

夏休み、獅子尾への想いを吹っ切ろうとしているすずめ。

ところが、ひょんな流れで2人だけで水族館に行くことに!

楽しみながらも、時々思わせぶりな態度の獅子尾にすずめはとまどいます。

学校が始まってからも、やっぱり獅子尾は今までとちょっと違って…!?




獅子尾は頭ではわかっていても気持ちがうまくいかないというような状態のようです。

すずめの獅子尾の態度に気のせいか? あれっ、どうなんだ? と揺れるところが面白かったです。

猫田ゆゆかは1年先輩の皆川にぐいぐい迫られていて、それがきっかけに何か変化が起こるのかなと期待したいです。




夏祭の後すずめと猫田ゆゆかはあの夜のことについて話します。猫田ゆゆかは馬村に会ったこと、すずめは獅子尾への思いを吹っ切るしかないと考えていると話します。

すずめは猫田ゆゆかと別れ、スーパーに買い出しに行きます。鮮魚コーナーで男性が食材を選んでいるのを見て魚ならこちらのほうが活きがいいと話しかけます。

会計の時男性はお金を忘れていることに気がつきます。それを見ていたすずめがお金を貸してあげ、男性の家に行きます。

男性はお金を取って来るのでリビングでくつろいでいてと言います。家には息子がいて男性は息子に客がいるからお茶を出して欲しいと言います。

すずめはリビングにお茶を持って入ってくる男性の息子を見てびっくりします。息子は馬村だったからです。

馬村はすずめを家に送ると言い、歩きながら話します。



すずめが寝ているとインターフォンが鳴ります。つぼみがやって来ます。つぼみはすずめに日本を離れると言います。つぼみは獅子尾に手紙を渡してほしいと言います。

すずめは手紙を預かり思案して獅子尾に届けることにします。獅子尾の家を探していると道でばったり出会います。つぼみからの手紙を渡します。帰ろうとすると獅子尾が散歩に誘います。

公園で獅子尾はすずめにつぼみとはなんでもなくてもうおわったことだと言います。

すずめはなんで私に言うんですかと訊くと、獅子尾はたくさんきずつけたからと応えます。

獅子尾はそのまま動かないでと言ってすずめの肩に頭を置きます。

すずめは獅子尾のいきなり肩に頭を置くので動転します。獅子尾が離れると手紙の他に何か入っているのを見つけます。

獅子尾が見ると水族館のチケットが出てきます。

すずめはみんなで行こうと言います。



すずめは猫田ゆゆかを誘います。

猫田ゆゆかは他に友達を誘うと言い、すずめをコーディネートしてあげます。



当日、獅子尾は待ち合わせ場所にやって来ます。続いてすずめがやって来ます。

すずめは猫田ゆゆかから電話がかかってきて行けなくなったと言われます。亀吉と鶴谷と都合が悪くなったと言われます。

猫田ゆゆかは気を利かせてすずめと獅子尾の二人きりになれるように仕組んだようです。

すずめと獅子尾は二人で水族館に行きます。

あれこれ考えていたすずめは水族館に入って自分らしさを取り戻します。

獅子尾は積極的にすずめに接します。



猫田ゆゆかはファミレスで亀吉と鶴谷に会っています。しゃべっていると男友達と一緒の馬村が入店してきます。

亀吉が猿丸に声をかけ、馬村たちは猫田ゆゆかたちのいる席に着きます。

猫田ゆゆかは馬村がいるのに手抜きの格好なので悔やんでいます。



すずめと獅子尾はクイズに挑戦します。全問正解して景品を手に入れます。



ファミレスを出て猫田ゆゆかは馬村に何か言おうとします。でも、寸前でやめてしまいます。



水族館を出てすずめは獅子尾の思っていることを知ります。



新学期が始まります。

獅子尾は髪を短くします。

文化祭について話し合いが行われます。すずめは実行委員になります。

すずめは1年先輩の皆川土牛に声をかけられます。皆川から猫田ゆゆかに興味があるからいろいろ聞きたいと言われ拒みます。拒んでいるところに獅子尾がやって来て、すずめと皆川が言い合っている間に入ります。

皆川は獅子尾が慌ててやって来たことがわかります。

すずめは獅子尾が助けてくれたことが嬉しくなります。



すずめのクラスの出し物はメイド・執事喫茶になります。



1年、2年、3年合同劇打ち合わせで皆川は猫田ゆゆかにつきまといます。

猫田ゆゆかは迷惑そうにします。でも核心をつく皆川の言葉にどきっとします。



メイド・執事喫茶のフードは諭吉おじさんが教えにやって来ます。

獅子尾は急にすずめへの態度を変化させます。

猫田ゆゆかは皆川につきまとわれます。面倒くさい人だと思っていたのにそうでもないかもしれないと思い始めます。

続きます。



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2024年11月10日日曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 3巻

保健室で獅子尾が眠っているのを見て、すずめは思わず「すき」と言います。

しかし獅子尾は起きていた!?

すずめの恋心を知った馬村、獅子尾の元カレ・つぼみも絡んできて、恋はさらに複雑に!!




獅子尾がずるい大人に見えます。思わせぶりなことをしなくてもいいのにと思います。

馬村がすずめに対して急に距離を縮めすぎです。すぐに顔を真っ赤にしていたのにすずめの手を握ったり、抱きしめたりなんてよく出来るなって思いました。想いが大きくて居ても立っても居られなくなり抱きしめたくなったのかなと思うことにします。

すずめは獅子尾への想いだ断ち切れるのか、断ち切れずにいるのか続きに期待です。




すずめは保健室は寝ている獅子尾の背中を見つめ「すき」とつぶやいてみます。届かない想いだろうと思っていたら、保健室に教師が入ってきて獅子尾を呼びます。

獅子尾はすっと起き上がり保健室を出ていきます。

すずめは獅子尾が寝ていなくてさっき言ったことを聞いていたのでは焦ります。

獅子尾はすずめの言葉を聞いていました。



すずめは諭吉おじさんにつぼみについて訊きます。



猫田ゆゆかがすずめの家に遊びに来ます。

猫田ゆゆかはすずめに獅子尾との進展はないのかと訊きます。すずめが告白したと言うと、何か言いたいことがあって来たはずなのにすずめへのアドバイスばかりします。その夜は泊まって翌日一緒に学校へ行きます。



学校ですずめは獅子尾に会います。獅子尾に特に変わったところはないなと思っていると昨日の保健室で獅子尾が眠っていないことを知ります。

すずめは焦ります。授業もうわの空です。猫田ゆゆかに何かおかしいと指摘されて、何もないとこたえます。



すずめと猫田ゆゆかはすずめの家に行きます。諭吉おじさんが帰っていて、つぼみもいました。

猫田ゆゆかはつぼみにすずめとどういった関係か訊きます。

つぼみは獅子尾の元カノジョと応えます。そして、すずめの気持ちを煽ろうとします。

つぼみは帰り、すずめと猫田ゆゆかは蕾について話します。



つぼみは獅子尾の家に行きすずめに会ったと言います。

獅子尾はすずめに何か変なこと言ってないだろうなと訊きます。

つぼみは何もないと言います。獅子尾がどういうつもりだと言うと別れてさみしかったと言います。



翌日すずめは獅子尾にきちんと思いを伝えます。

獅子尾はありがとうごめんと返事します。

ふられたすずめは馬村に会うと想いがあふれて泣いてしまいます。

馬村はそんなすずめを抱きしめ、俺ことすきになればいいのにと言います。

すずめはどうしていいかわからず逃げ出します。



すずめは家で馬村について考えます。きちんと返事しなくてはと考えると「ふる」にも覚悟がいるのだとわかり獅子尾を思い出します。

猫田ゆゆかと亀吉と鶴谷が遊びに来ます。

猫田ゆゆかはすずめか馬村の小さな変化を察知したらしくすずめに馬村と何かあったのか聞きます。

すずめは告白されたと白状します。

猫田ゆゆかは家から出ていきすずめは後を追います。

猫田ゆゆかは気付かなかったら何も言わないのかと責めます。

すずめはどちらも大事だから言えなかったと言います。



馬村は友だちが夏祭の相談をしているのを聞いています。

友だちは馬村がどうせ来ないだろうと言います。

馬村は行くと言います。



すずめと猫田ゆゆかは泣きはらした顔で家に戻ります。亀吉と鶴谷が猿丸から夏祭の誘いが来たと言います。

猫田ゆゆかはみんなで行こうと言います。



夏祭。

女子は浴衣で行きます。それを見た男子は感激の涙を流して喜びます。

すずめは馬村と目が合わなくて馬村を気にします。お手洗いから出てくると馬村が待っていました。二人でみんながいる花火会場へ行きます。

馬村ははぐれないようにとすずめと手をつなぎます。

すずめは手をほどき馬村の気持ちには答えられないと言います。話しをしていると馬村の肩越しに獅子尾を見つけます。

獅子尾はつぼみと一緒に夏祭に来ていました。

すずめはやはり獅子尾とつぼみは元通りに戻ったのだと理解します。馬村に先に行くとひとり歩いていきます。

獅子尾はすずめを追いかけます。フルネームで呼びすずめの歩みを止めます。

すずめは生半可な優しさはいらないと言います。

すずめは獅子尾と別れ友達だちと合流します。

友だちは猫田ゆゆかが二人と探しに行ったと言います。



すずめと馬村を探しに行った猫田ゆゆかは馬村を見つけます。

何か言葉を言おうとしています。



獅子尾は諭吉の店で酒を飲みます。諭吉につぼみとは終わったと昔のように想えないと言います。

獅子尾は諭吉の店に来る前につぼみにきちんと別れを伝えていました。

続きます。



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2024年11月8日金曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 2巻

担任の教師・獅子尾への特別な感情に気付き始めたすずめ。

どまどい、気持ちを否定するけれど、その想いは加速してゆきます。

そんな時、クラスメイトの馬村がすずめに対して驚きの行動に出て!?




すずめは獅子尾が好きで、馬村はすずめを好きで、獅子尾はすずめのことを気にかけすぎている気がしていてもまだはっきりとわからないです。

そうなると馬村を想う猫田ゆゆかはどうなるのでしょう。すずめに何と言うのか気になります。




すずめは獅子尾を意識してしまいます。学校へ行くと猫田ゆゆかが親睦会について話しかけてきます。何のことかわからず訊くと1泊2日で自然の家に泊まりに行くという学校行事なのだと知ります。

黒板に親睦会でやりたいことがリストアップされどれにするか選択し名前を書くよう言われます。

猫田ゆゆかはすずめに馬村と同じことをしようと言います。馬村は釣りの項目に名前を書いていて、すずめと猫田ゆゆかも釣りに名前を書きます。



親睦会。自然の家に到着しそれぞれやりたいことごとに分かれて行動します。

すずめは釣りが得意みたいでどんどん釣り上げていきます。

猫田ゆゆかは生餌を針につけることすらできません。

すずめが代わりにエサを針につけてあげます。どうして馬村のことが好きなのか訊きます。猫田ゆゆかが本当に馬村のことが好きなんだなということがわかります。

すずめは獅子尾が様子を見に来たので、猫田ゆゆかに向こうの方を散歩してくるとその場から離れます。



すずめは少し考え事をして歩いた後、帰ろうとすると迷子になってしまいます。焦っていると馬村がすずめを追いかけてきていて安心します。しかし、足を滑らせすずめと馬村は穴のようなところ落ちてしまい戻れなくなります。

獅子尾がすずめを馬村がいなくなっていることに気がついて、生徒が森の方へ行ったと言うので探しに行きます。

雨が降ってきて、すずめは熱を出してしまいます。

獅子尾がすずめと馬村を発見し、二人を引き上げて宿舎に戻ります。



すずめはそのまま眠り続けます。目が覚めると猫田ゆゆかが側についてくれていることに気がつきます。

猫田ゆゆかはすずめに獅子尾のことが好きなのか訊かれます。答えずとも表情がすべてを語っていて猫田ゆゆかは相談に乗るよと言い部屋を出ていきます。

獅子尾が具合を診に来て、すずめは獅子尾への想いをはっきり認めます。



親睦会が終わるとテストが待っています。

すずめは馬村たち男子が勉強しようと話しているところに入っていき自分も参加したいと言います。

勉強は諭吉おじさんの店ですることになります。

すずめは猫田ゆゆかから教えてもらいます。なかなか理解できず勉強になると睡魔が襲いかかり、猫田ゆゆかの説明を聞かずコックリコックリと頭を揺らします。

猫田ゆゆかはすずめの態度に激怒し、本性を友達の前で晒してしまいます。しまったと思ってもすでに遅く、なにより馬村に怒鳴っている姿を見られたことに恥ずかしさを感じています。

すずめはとっさに猫田ゆゆかを庇うために馬村の腕に手を回します。

馬村は触れられたので顔を真っ赤にします。

それを見た友達たちは猫田ゆゆかの素性に親しみを感じ、馬村のスカしている態度の本当の所を知り和みます。

勉強ははかどらず解散します。



すずめは馬村に謝ります。

馬村はすずめに歯をくいしばれと言います。

すずめは目を閉じます。

馬村はすずめの頬にキスをします。照れながら、これでゆるす、と言い帰っていきます。

すずめは驚きます。



翌日、すずめは学校に行きます。馬村に会ったらどういう態度でいようと考えていると馬村から声をかけられます。

すずめは動揺します。気まずくて逃げ出します。

猫田ゆゆかは本性を知った先日の友達が学校で言いふらしたことで同級生の話題の人物になります。



すずめは馬村を屋上に呼び出し、なぜ頬にキスをしたのか訊きます。馬村が自分を好きなのだと知ります。



すずめは獅子尾を見つけ話しをします。距離を近づけたいと思い会話をします。

しかし、獅子尾は拒みます。



テストが返却されます。

すずめは13点で補習の課題を受け取ります。

教室で補習の課題に取り組んでいると獅子尾がやってきて、拒絶の仕方がひどかったと謝ります。

猫田ゆゆかは馬村に話しかけます。夏休み遊びに行こうと言うと、馬村はあいつがいるなら行ってもいいとこたえます。

猫田ゆゆかはあいつという言葉にひっかかります。



すずめは課題の一つを終えます。

獅子尾先生がおくって行ってやるから待っとけと言われ、二人で校門を出たところで、獅子尾が五月と声をかけられます。

獅子尾はつぼみと言います。

ショートヘアの女性が立っています。

獅子尾はすずめを諭吉の姪だと言って紹介します。

つぼみは獅子尾に諭吉の店に行こうと言います。すずめは帰りますと言って歩き出します。つぼみの存在を知り気持ちがモヤモヤします。



すずめは一日中ボンヤリして学校を出ようとすると

学校の外で待っていたつぼみに声をかけられます。

つぼみはすずめに獅子尾はいるかと訊きます。

すずめはもう帰りましたと嘘をつきます。

するとつぼみは忘れものだという獅子尾のライターを渡します。獅子尾がいないから諭吉に渡しておいてくれと言い帰ります。

すずめはライターを受け取り学校に戻ります。職員室に行って獅子尾がどこにいるか訊くと保健室にいると言われ向かいます。保健室のベッドで獅子尾が眠っています。獅子尾の背中を見つめ、「すき」と言います。

続きます。



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2024年11月6日水曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 1巻

すずめは田舎に暮らす女の子。親の転勤で、東京の高校に転入することになりました。

上京当日、慣れない東京で迷子になったすずめが出会ったの…?

恋も友情も全てが未知の新生活が始まります!!




この作品は高校生と先生、もしかしたら同級生の男子という三角関係の恋物語なのかもしれません。

1巻はまだ何も始まっていません。何が起こるか続きを楽しみにしたいです。




主人公の与謝野すずめは少し田舎な町で過ごしている高校生です。

父親がバングラディシュに転勤となり母親もついて行くと言い、すずめは東京に住む諭吉おじさんのところへ預けられることになります。



すずめは東京に着き、駅の改札で諭吉おじさんと待ち合わせていたのに迎えに行けなくなったと言うので一人で歩いて家に向かうことになります。

駅で知らない男性に声をかけられます。すずめはこわくて全力でその場を立ち去ります。

人に訊ねててみても諭吉おじさんの家にたどり着けず、公園で倒れてしまいます。



すずめは目を覚ますとベッドに横になっています。諭吉おじさんの家にいるらしく、諭吉おじさんは迎えに行けなかったことを謝っています。

すずめを諭吉おじさんの家に運んでくれたのは駅で声をかけてきた男性です。

男性は諭吉おじさんが営む店の常連客で倒れているすずめの携帯から履歴をたどり諭吉おじさんに連絡をとり運んで来たようです。



すずめは転校し、新しい学校に通います。

担任の先生に声をかけられます。担任の先生は駅で声をかけられた、諭吉の店の常連客の男性獅子尾です。



すずめは獅子尾先生と教室に入り、自己紹介をして席につきます。

授業が始まります。

すずめは教科書をもっていないので隣の男子生徒に教科書を見せてくれるように頼みます。

男子生徒は冷たい対応で教科書を渡します。

すずめは新しく友だちを作る難しさを知ります。



すずめは放課後下駄箱で隣の席の男子に出くわしたので教科書を見せてくれたお礼を言います。

しかし、男子生徒は、「あっそ」とまた冷たい態度で行こうとします。

すずめはまだ話があると男子生徒の手を掴み引き留めようとします。

男子生徒はすずめに手を掴まれて、顔を赤らめます。

「~にすんだよ!」

と怒って言います。

すずめは男子生徒が冷たいのではなく女子に免疫がないだけだとわかり安心し笑います。

男子生徒はすずめに誰にも言うなよと言います。

すずめはそれなら友達になってと言います。

男子生徒はなんで友達にならなきゃいけないと拒もうとします。

すずめはそれならもっと触れてやるぞというジェスチャーで男子生徒に迫ろうとします。そして、誰かにバラすつもりはない、ただあいさつしたりご飯食べたりする相手が欲しいだけと頭を下げてお願いします。

男子生徒は馬村と言います。

馬村はわかった、そのかわり誰にもバラすなよと言い去っていきます。



すずめは諭吉おじさんに友達ができたと報告します。

諭吉おじさんはよかったと喜びます。



すずめは学校に着き、馬村を見かけたので挨拶をしようとします。

馬村はすずめに触れられたくないので鞄で防御します。

すずめは馬村になぜ女子が苦手なのか訊きます。

馬村はお前には関係ない面白半分できいてくんじゃねえと言います。

すずめはそうじゃない、肩にバシンッてできないのがちょっとさみしく思って訊いただけ、ウザいとか言われるの普通に傷つくと言います。

馬村はまっすぐに言うすずめの言葉に悪気を感じて謝ります。

すずめと馬村が話しているところを目撃した他の女子生徒は馬村が女子を話すところを見たことがないので話題になります。

一人の女子生徒がすずめと馬村の話を聞いて、すずめに接触します。同じクラスの猫田ゆゆかと言います。

猫田ゆゆかはすずめに友達になろうと言います。

すずめはこれから学校生活が楽しくなりそうだと期待が膨らみます。



猫田ゆゆかはすずめをボーリングに行こうと誘います。

すずめは馬村を誘います。

馬村は断れず、男子を誘い、クラスのみんなでボーリングに行くことになります。



すずめは待ち合わせの駅で猫田ゆゆかが来るのを待ちます。しかし、約束の時間が来たのに誰も来ません。

獅子尾は諭吉の店に行きます。諭吉からすずめの待ち合わせの駅を知らされ何かを察知します。



すずめはいくら待っても誰も来ないので猫田ゆゆかの携帯に連絡します。しかしつながりません。

獅子尾がやって来ます。

獅子尾はクラスの男子に電話し、集合場所、時間、ボーリング場を聞き出します。そして、すずめにハブられたんじゃないかと言います。

すずめは獅子尾からボーリング場の場所を教えてもらい向かいます。



すずめはボーリング場に到着し猫田ゆゆかと二人きりになり話しをします。

すずめは猫田ゆゆかの本性を知り、頬を叩きます。

獅子尾がすずめを探すと、すずめと猫田ゆゆかは髪を掴み合いケンカをしています。

猫田ゆゆかは馬村がすずめと仲良くするのが気に入らないと言います。

すずめは猫田ゆゆかに話しかけてくれたことが嬉しかった、ヤな奴だけどキライじゃないと言います。

猫田ゆゆかはすずめといたほうが馬村に近づけるから友達でいてやってもいいと言います。



高校の制服が届きます。すずめはセーラ服以外の制服を着るのが初めてで浮かれています。

地元の友達からメッセージが届き、新しい制服を着た自分の写真を撮って送ろうとします。

猫田ゆゆかはすずめの格好をダサイと言い、メイクをしてあげます。

友だちたちはすずめを可愛いと誉めます。

すずめは嬉しくなって馬村にメイクした姿を見せに行きます。

獅子尾もすずめがメイクした姿を見ることになります。

すずめは獅子尾がメイクして変わったのに何も反応がないので少しがっかりします。



すずめは小テストの点数が悪かったのが諭吉おじさんにバレてしまい、獅子尾が家庭教師として自宅にやって来ます。

すずめは獅子尾を意識しているのに、獅子尾が自分に関心を持っていないことにもどかしい気持ちを抱きます。

続きます。





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2024年11月4日月曜日

ななじ眺 ふつうの恋子ちゃん 7巻

夏目恋子と二宮剣の仲はちょっとずつ深まっていきます。

恋子が寛容でありたいという理想と、本当の気持ちを隠しきれていない間で揺れている様子が面白いです。

剣は思いやりがありそうなところと、自分の恋子への想いをおさえきれていないところが面白いです。




恋子は剣の両親と食事します。両親から二人の馴れ初めを聞いて剣との恋にがんばろうと心に誓います。



期末試験が終わります。恋子は剣の友達からキャンプに誘われます。しかし、その輪にうまく溶け込んでいける気がしないのでやめておくと言います。キャンプに行く女子から他の女子もいるから心配じゃないのかと言われ、困った表情になります。

剣は恋子の心情に気がついてキャンプ行くのやめようかなと言います。

恋子は慌てて剣に行くように言います。



恋子は剣に強がってみせたものの剣が他の女子とキャンプに行くのが心配で嫌な想像ばかりが膨らみ気持ちが沈んでいきます。

夜になったら不安はさらに増していきます。母親からはいい傾向だと言われます。すると剣からメッセージが届きます。星が綺麗で恋子の家の前からでも見えるんじゃないかという内容です。恋子は家の外に出て星を探します。どの星だと空を見上げていると、あれだよ、と声がします。剣が帰って来てくれていたのです。

恋子は嬉しくて涙がこぼれてしまいます。

剣は夏休みいっぱい遊ぼうと言いさらに仲を深めていきます。



恋子と剣は川に遊びに行きます。

二人にとって楽しい一日になります。



恋子の姉愛子は高校の同級生の長瀬に再会します。少し意識した相手です。

長瀬は結婚しています。

愛子と長瀬が何か物語になるのかならないのか。

続きます。



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2024年11月2日土曜日

ななじ眺 ふつうの恋子ちゃん 6巻

近づきたくて、触れたくて、素直になれなくて。

嫉妬していることを気づかれたくなくて、でも独占欲は抑えられなくて。

夏目恋子と二宮剣の相手への想いがぎこちなく動く様子が面白かったです。




夏目恋子は二宮剣が家に迎えに来て二人で登校します。

雨が降っていて、恋子は上手く髪がまとまらず苦戦します。玄関を出て剣を見ると雨なのに湿り気を感じず爽やかに立っていて目を疑います。

剣は恋子がまだ夏服に衣替えしていないので、夏服で一緒に歩きたかったと言います。

剣の言葉に恋子は、素直に夏服に衣替えすることができず晴れたら着ると言います。


翌日もその次も雨は止みません。恋子はなかなか剣の要望に応えられません。雨なんか気にせずに夏服を着ればいいのに踏ん切りがつきません。

母親の言葉に背中を押され晴れの日を待たず夏服に着替えます。


剣は恋子の夏服を見て照れています。ひとつの傘で歩かないかというと、恋子は素直に剣の傘に入ります。恋子は剣に夏服に着替えなかった理由を伝えます。

剣は驚きと嬉しさを感じて、恋子にキスをします。



教室で恋子は朝のキスを思い出して悶絶します。

剣も思い出して悶絶しています。

仲の良い二人です。

恋子は前カレの佐藤くんとのキスを思い出してしまいます。

剣は恋子が佐藤くんとキスしたことがあったのを思い出します。

恋子と剣は幸せが頂点に達していたのにいらないことを思い出したので急に気持ちが冷静になります。



剣は佐藤くんが恋子に接触しようとするのでいてもたってもいられなくなり、自分の彼女だ近づくなと警戒します。

恋子は剣の行動が嫉妬によるものだと知り嬉しくて舞い上がります。剣にきちんと気持ちを伝えます。




恋子は勉強するため剣の家に行きます。

部屋で二人きりになりそれぞれの気持ちやチームワークの良さが面白く描かれています。

剣の両親が登場します。



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