2024年6月28日金曜日

池谷理香子 ハコイリのムスメ 2巻


珠子は大学生活で恋をしたいのに、紀之を見慣れてしまい他の男の子にときめかなくなります。しかし、部長笹塚には何か思うところがあるみたいで何か起こりそうな気配です。

紀之はずっと気持ちを引きずっていた沙羅と再会したのに、沙羅は紀之だけというわけではなくて、うまくいきません。紀之のようなまっすぐで真面目な人物に、沙羅はわざわざ自分から会いに来たのにひどいことをするなと思います。




珠子はフットサルサークルの部長笹塚にときめきを感じます。

その数秒後に同じサークルの3年生の星野佳代とつき合っていることがわかり撃沈します。



珠子は自宅で彼氏をつくってイチャイチャしたいとひとりごとを言っているのを紀之に聞かれます。紀之に付き合ったりしないのかと訊くと、そのことについて話す気はないようで、世の中そんな単純だったら誰も苦労しないと言います。



珠子はゴールデンウィークに帰省します。

おじいちゃんに2人の生活を訊かれると珠子は顔を赤らめます。



紀之は沙羅という女性に再会します。



珠子は実家から戻って来ます。マンションに向かう途中で紀之と会います。話しながらマンションに入ろうとすると、沙羅が紀之の後をつけてきていて紀之に声をかけます。

珠子は紀之と沙羅が何かあった仲なのだと察知します。あまりに2人の姿が似合いすぎて見えて邪魔をすると悪いと感じ、なんとか自分は立ち去らねばと適当な言い訳を作ってどこかへ去っていきます。



紀之と沙羅は公園で話しをします。

沙羅は紀之に彼女がいないならまた会ってほしいと言います。



珠子は大学の屋上で木嶋卓に昨日あったことを話します。そして、紀之と沙羅がぎこちない関係になった原因は自分にあるのかもしれないと考えます。



紀之は沙羅とデートしたりします。

夜、珠子は一人で部屋にいると紀之と沙羅のことを考えモヤモヤした気持ちになります。



珠子はサークルの部長笹塚と話します。紀之を応援しようと決めます。

珠子がマンションを出ると沙羅がいて、珠子が紀之のマンションから出てきたことを問いつめます。

ちょうど紀之が帰って来て、沙羅を連れていきます。



紀之は沙羅と言い合いになり、帰宅します。

珠子は帰ってこないと思っていたと言います。

紀之は沙羅とは遊んでただけでつきあうとかないと言います。

珠子は紀之を叱ります。

珠子と紀之はデリバリーのピザを食べます。

紀之は珠子に叱られて反省し、沙羅に気持ちを伝えると言います。



珠子は大学の屋上で笹塚と話します。

珠子は紀之のことで気持ちがションボリしています。



珠子は紀之とゲームをしています。実家では禁止されていたからとても楽しそうです。

紀之は珠子が弟のヒロに似ていると言います。そして、明日沙羅の家に泊まるからなにかあたったら連絡してと言います。

紀之と沙羅はつきあいます。



紀之は木嶋卓に沙羅に珠子とのことを黙っていることが心苦しいと話します。



紀之が家にいないので、珠子は一人暮らしを満喫します。お風呂上りバスタオル一枚でウロウロして、そのままの姿でソファーでアイスを食べたりします。実家でもできなかったことができて満足な一方で、一人の部屋はさみしくもあります。紀之のことを考えていると、もしかしたら紀之のことが好きなのかもと自覚し始めます。紀之を困らせるだけだから頭によぎる紀之への思いを捨て去ろうとします。葛藤しているとメッセージが届きます。合コンに来ないかという誘いです。



珠子は合コンに参加します。

紀之はサークルで集まっている時に珠子が話しているのを聞いて、珠子にメッセージを送ります。



珠子は期待して合コンに挑みます。



帰宅して珠子はゲームを始めます。

紀之は珠子の様子を見て、合コンは不発だったのかと訊きます。

珠子は合コン自体は楽しかったと言います。けれどときめかなかったようです。紀之のような美形を見ているので、男の子を見る目が厳しくなっていることがわかり焦ります。



紀之は沙羅の家に泊まります。

沙羅が友達が来るというので、紀之は帰宅します。



その夜、珠子は一人なので、バスタオル一枚でソファーに寝転び携帯をいじって過ごしています。そのまま眠気がきてうたたねしていると、人の気配を感じます。目の前に紀之が立っています。寝ぼけた様子で今日は泊まりじゃあなかったっけと体を起こすと、バスタオルがはだけます。

紀之は慌てて珠子に格好を指摘します。

珠子はバスタオル一枚で過ごしていたことを思い出します。バスタオルがはだけてしまっていることに気づき、叫びます。

珠子は自分の部屋に駆け込み、紀之にハダカを見られてしまったと動揺します。

ドアの向こうで紀之は、急に帰って来て悪かった、そんなにちゃんとみてないから、珠子はヒロみたいだから気にするなと言います。

珠子は弟みたいと言われて落胆します。



翌日、珠子は紀之に素っ気ない態度を取ります。

紀之は言いたいことがあるなら言ってほしいと言います。

珠子は胸の内を打ち明けたら紀之が困ることがわかっているので一人でモヤモヤします。



紀之は木嶋卓に珠子の機嫌が悪くて、何がそうさせているのかわからないと愚痴を吐きます。平静を装っていたものの、紀之だって珠子のハダカは思いきり焦っていたようで、何もないからと伝えるために言ったことで珠子を傷つけてしまったことなど想像もしていません。



珠子は体調が悪くて学校を休みます。体調はどんどん悪化します。



紀之は沙羅の家にいます。珠子のことが心配になり帰宅します。



紀之が珠子の部屋をのぞくと、珠子がぐったりしています。



翌日珠子は目を覚ますと紀之はいなくて、自分一人で風邪を乗り切ったのだと思います。



紀之は朝、沙羅の家に行くとマンションの前で男性と一緒にいるのを目撃します。



紀之が帰宅して、珠子は風邪は治った、自力で何とかしたと言います。

紀之は黙って聞いています。

珠子はここ最近の紀之への変な態度を取っていたことを謝ります。

紀之はもうそんな気持ちを抱かなくていいと言います。

紀之は自分の部屋に行き、沙羅と見知らぬ親しそうな男性の様子を思い出します。信じられない、信じたくないという気持ちでいっぱいです。



紀之は沙羅に連絡し、つきあえないと言います。



珠子が帰宅すると、沙羅がマンションの前に立っています。マンションの裏の駐車場から部屋に入り、紀之にメッセージを送ります。

紀之が帰ってきます。

珠子は沙羅に会ったのかと訊きます。

紀之は駐車場から入ったからわからないと言います。

珠子はまだマンションの前に立っているのかもしれないと言います。

紀之は別れたから関係ないと言います。

珠子は驚きます。ちゃんと話をしたのかと訊きます。

紀之は二股をかけられていて、自分はその程度の存在なのだと思ったと言います。

珠子は合羽を着て、外の様子を見に行きます。

沙羅はそれからしばらくして帰っていきます。

珠子は紀之に沙羅が帰っていったと報告します。



翌日、珠子は沙羅がマンションの前に立っているのを見かけ、紀之に報告します。

紀之はしばらくは駐車場から出入りしてほしい、放っておけば諦めるだろうと言います。



珠子は合コンで知り合った男の子と遊びに行きます。しかし、頭の中では紀之と沙羅とことばかり考えています。



珠子は夜、胃薬を見つけます。紀之に沙羅について訊きます。



珠子は合コンで知り合った男性に交際を申し込まれます。しかし、考えさせてくださいと返事を保留します。



珠子は帰宅するとマンションの前に立つ沙羅を隠れて見ている紀之を見つけます。紀之を怒って、沙羅がこちらに気づくように大きな声を出します。

沙羅は紀之に気がつきます。

紀之と沙羅は話しをします。

沙羅は懸命に思いを伝えます。

紀之は沙羅の気持ちは俺では埋められないと言います。

珠子は隠れて紀之と沙羅の会話を盗み聞きしていて、それを聞いて泣いています。



部屋に戻り、ピザを食べながら話します。

紀之は大学を卒業するまで恋愛しないと言います。

珠子は合コンで知り合った若林に断りの返事を送ります。



翌日、珠子は若林から追いかけ回されます。

笹塚から匿われて、難を乗り切ります。

珠子は笹塚に感情が高鳴ります。



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集英社コミック公式 池谷理香子 ハコイリのムスメ

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