最終巻です。
安藤ちなみは友達といい関係が築けません。一人になることが多くてさみしい思いをしてきました。父親が再婚する相手に娘がいて、桜井和音と友達であり姉妹である関係を望みます。和音を傷つけたくない思いで自分を抑えようとしたり、自分にウソをついてしまうちなみにどうして友達ができないのか不思議に思いました。
喜怒哀楽がはっきりしていて好かれない要素なんてないのになと思います。和音といい関係を持ちたい、家族というかたちを大事にしたい思いが感じられるのがこの作品の良かった点です。
相馬兄弟は苦手です。何がしたいのかわかりませんでした。
ちなみは雄大に告白されます。
奏多が戻ってきてちなみを連れて行きます。
ちなみは母親の所に行きます。雄大からの告白が嬉しくて、和音に合わせる顔がないと感じています。
和音は何があったのだろうと心配します。
お隣からものすごい物音がして行ってみると奏多と雄大がケンカをしています。
和音はダメッ、やめてと言います。
雄大に馬乗りになっていた奏多は和音を見て、立ち上がり家を出ていきます。
和音は雄大に事情を訊きます。
雄大はちなみに告白したと言います。
ちなみは母親の家にいます。母親とうまくコミュニケーションがとれません。
母親はちなみの気持ちを察していて、優しく語りかけます。
母親は父親に連絡し、ちなみをしばらく預かる言います。
和音は複雑な心境です。
ちなみは母親と出かけます。
奏多はちなみの携帯に連絡してみます。しかし、電源を切っていてつながりません。
雄大は和音のところへ行き、ちなみに謝っておいてほしいと言います。
ちなみは母親と買い物をしていても和音のことを考えます。
和音はちなみに会いに行こうと決めます。
ちなみに帰ってきてよと言います。
ちなみは帰ると言います。
帰り道ちなみは和音に思いを伝えます。
互いに思いを伝え合い家に帰ります。
夜、和音は雄大に気持ちを伝えるからちなみもちゃんと伝えてねと言います。
ちなみは言わないと言います。
和音は雄大に聞いてほしい話があると言います。
ちなみと奏多は河川敷にいます。
奏多はちなみが何を言いたいかわかっていて、ちなみの望むとおりにします。
和音はちなみが自分の気持ちをわかっていたから、雄大の告白に答えられなかったと言います。
雄大はだからと言って、もう一度告白できるわけがないと葛藤します。奏多からちなみを別れたと聞かされます。
河川敷で泣いているちなみを見つけます。声はかけず、和音を呼び出します。
雄大は気持ちを話します。
和音も気持ちを話します。
ちなみが帰宅すると泣きはらした和音がやって来ます。ちなみも泣いていて互いに抱きしめ合います。
学校でちなみは視線を感じ見ると、雄大が何か言いたげです。しかし、目を逸らします。
席替えが行われます。
ちなみと雄大は席が隣同士になります。
ちなみが教科書を忘れて見せてあげます。
雄大は教科書にまた一緒にライブ行こうぜと書きます。
ちなみは答えずうつむきます。
雄大が見るとちなみは泣いています。
ちなみを保健室に連れていきます。教室を出て雄大はオレたぶんずっとお前のこと好きだよ、だからいつかお前が付き合ってもいいてなったら… 一緒にライブ行こーな! と言います。
時が流れ高校生になります。
ちなみと和音と雄大は同じ高校に入ります。
和音は以前より前向きになって周りに人が集まるようになります。
ちなみは相変わらず友達がいません。
雄大はちなみをからかいます。
和音は自然に話す二人を見て嬉しそうにしています。
結婚式の準備をします。ウエルカムボードを作ろうと言います。
奏多と雄大も来て手伝い、夜はみんなで寝ます。
母親からメッセージが届きます。
ちなみは雄大に今度一緒にマルチー・ズのライブ行こうね! と言います。
結婚式を挙げる庭で雄大はちなみに昨夜の確認をします。互いに気持ちを確認して家族と奏多に祝福されます。
終わりです。
宇佐美真紀 夕暮れライト 5巻
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