真魚が杉本(ラジカル)さんを、基が大樹を警戒します。だからといって何か直接行動を起こすわけではなく、一人でモヤモヤ、イライラします。真魚も基もよく似ています。
杉本さんと大樹は、基と真魚に想いは何も伝わっていません。二人はあまりにも気づいてもらえなくてかわいそうな気持ちになって来ます。
杉本さんが基に想いを寄せるようになったきっかけが描かれます。
会社の慰安旅行の行き先が仙台に決定し、幹事に杉本さんと基が指名されます。
基と杉本さんは慰安旅行の打ち合わせに真魚と大樹のバイト先戦国居酒屋に行きます。
大樹はバイトを再開します。
真魚はバイト仲間に大樹とラブラブだねと言われます。
真魚は大樹にバイト仲間から誤解されているからどうにかしないとと言います。
大樹はそのまま誤解させておこうと言います。
真魚は驚きます。
大樹は店に基と杉本さんが来ているのに気がつき、真魚に知らせないでおこうとしたのに、真魚は二人を目撃してしまいます。
真魚は見たくなかった組み合わせで言葉が出ません。
基は真魚と杉本さんの間に何かあったことには気づいています。
店を出て基は会社に戻り、杉本さんは帰宅します。
新しいお母さんから今週末妹結衣の誕生日会をするので帰って来てほしいとメッセージが入ります。
真魚は基に話します。
基は行くように言ってから、真魚の誕生日には実家に戻れているといいなと言います。そんなことを言いつつ、真魚が実家に戻ることを望んでいない自分に嫌気がさしています。
真魚はバイト帰りに客に声をかけられます。大樹が守ってくれます。
学校で真魚は妹の誕生日プレゼントについて大樹と千尋と織田くんとで話します。
クラスの女の子に真魚と織田くんが呼び出されます。
千尋は二人になった機会に大樹と話します。
大樹の好きな人、千尋の好きな人と打ち明け互いに頑張ろうと話します。
妹結衣の誕生日を祝うため実家に行きます。
真魚の渾身のプレゼントは不発に終わってしまいます。仲良くなりたいから結衣とじっくり話してみます。
父親と新しいお母さんが真魚について話します。
翌日、真魚は家を出る時、結衣からプレゼントをもらいます。
父親には、
「結衣がまたおまえと遊びたいってさ」
と言われます。また来ると言って家を出ます。さみしさを感じず、会話があったことでうれしくなります。うれしくて基にメッセージを送ろうと思ったら、基からメッセージが届いていました。
一人一点の特売の商品を手に入れたいから連絡せよというメッセージです。真魚が思う普通の家族が交わすメッセージのようで、うれしいような自分の立ち位置を再確認するやら複雑な気持ちになります。
スーパーに行き、基と大樹と合流します。
真魚は基にどうだったか報告します。
大樹は真魚に本当に実家に帰ったら寂しいと言い、基はどう思っているのか訊ねます。そして、踏み込んだことを言います。
基はムッとして、大樹につっかかります。
大樹は基の反応を意外に思います。
真魚は結衣からもらったプレゼンを開きます。絵を描いてくれたようで、見ると仲良くなれたことを実感し喜びを爆発させます。
真魚は基の慰安旅行の日程を見て妄想をかきたてます。
大樹が真魚を宥め、助言をします。
基は真魚と大樹を二人にすることに不安を感じています。
基は慰安旅行に出掛けます。
真魚は学校で大樹と修学旅行の計画を話します。
杉本さんは基となんとか距離を縮められるよう努めます。
真魚と大樹の二人で過ごす夜は雨が降って来ます。
大樹はちょっと大胆に真魚に近づいていきます。
真魚は大樹の意図がわからず恥ずかしいと言います。
杉本さんは基の部屋でおしゃべりします。
基はもう寝ますと言っても、杉本さんはもう少しと言って戻ろうとしません。
真魚も基も相手の痛みや気持ちを察するのは誰よりも早いのに、相手の気持ちを察するのは鈍いです。
続きます。
タアモ たいようのいえ 7巻
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