大きな理由があって、真魚は父親から拒絶されているのか、父親の真魚に対する思いがこれっぽっちも感じられません。
なぜそこまで避けられることがあるんだろう。
真魚は弱いのにねじれていないのが不思議になってきます。
本宮真魚(本宮まお)は中村基(なかむらひろ)に昨夜言ったのは冗談だから気にしなくていいと言います。
基の反応に対する真魚の思いが切ないです。本当の気持ちを押し殺す事を、大丈夫慣れているというところは、真魚がこれまで色んな気持ちを出さず飲み込んできたことがわかります。
携帯小説の読者からメッセージが届きます。
ラジカルさんという人物から一度会いませんかという内容です。
真魚は会ってみることにします。
現れたのは綺麗な人でした。ラジカルさんは基の会社の同僚の杉本さんという女性です。
互いが互いの人間関係を知らないので、真魚は初めて人に恋の話をします。
弟の大樹が大学の見学と墓参りのため実家に戻って来ます。
大樹は実家に女の子真魚がいて反応に困っています。
基が帰宅し、大樹は真魚と一緒に住むのは反対だと言います。
基は大樹を説得しようとします。
大樹は納得しません。
お墓参りに行き、基はその時も真魚をどうして住まわせているのか説明します。
話しを聞く大樹は真魚のことより家の思いでや哀しい出来事の記憶がよみがえってくるのがまだつらいようです。だけど、基を明るくさせているのは真魚だということはわかっています。
大樹は基に実家に戻ってこられるように相談してみると言い
帰って行きます。
真魚は大樹と陽菜が家に戻ってきたら、自分が居ていい居場所ではなくなることを心配します。
真魚はラジカルさんの家に遊びに行きます。
帰って来て基が空海の携帯小説を読んでいることを知ります。
父親がやってきて、真魚に会わず、基とだけ話しをして帰って行きます。
真魚は父親が会わずに帰ってしまい落胆します。
再び真魚はラジカルさんの家を訪問します。そして、ラジカルさんの好きな人が基だと知ります。
真魚はクラスメイトの織田くんから告白されます。
家に犬がやって来て、新しい家族が増えます。
基は真魚がいるから飼うことに決めたと言い、真魚はこの家にいることの目的ができうれしいようです。
真魚はまっすぐ変わりたいと思うようになります。
必要とされたくて、ここに居ていいと言われたくて、だけど頑張ってみても家の中のことは何もできなくて。真魚を見ていると心安らぐ状況になってほしいと思ってしまいます。
続きます。
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