ユキさんの台詞を読むまでマコちゃん(有賀誠)の気持ちを考えてもいませんでした。
ジュリエット役にシュウ(二鳥修一)がなっていたら、ということばかり想像して、悪気はなくても、ものすごく傷ついてしまうことがあることを、マコちゃんの立場を描いてくれたことよって気づかせてもらいました。
繊細な気持ちの揺れが伝わってくる作品です。
物語は急展開します。
シュウは安那(末広安那)への印象が知り合った頃から比べて大きく変わります。部屋にシュウと安那ちゃんの二人だけで居るときの、素知らぬふりをしているのか、緊張しているのかわからない空気感がいいです。
安那ちゃんはちょっと損するタイプで、どんなかたちであれ、安那ちゃんは意識しないように努めてはいるけど、シュウが安那ちゃんに気がつけたという展開はとてもいいなと思いました。
真穂が、
「あんなのどこがいーんだよ」
と安那ちゃんに言うけど、そりゃあ、真穂から見るとまっとうな感想だと思います。
ようやくです。ようやくさおりん(千葉さおり)と高槻くん(高槻よしの)が仲直りできました。ふたりはどういう仲になっていくんだろう。
志村貴子 放浪息子 7巻
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