闘いによるダメージの蓄積や、思い出したくない記憶がよみがえり、バーディーは突然意識を失い、つとむの呼びかけにも応じることがなくなってしまいました。
意識はつとむで身体はバーディだったり、バーディーの幼い頃の記憶をつとむがしゃべしだしたりと、小さなレベルで二人の融合が起こってきています。
ネーチュラーとバーディーを初めて見たときのことと、バーディーの生い立ち、幼少時代、クリステラ・レビの布告が描かれています。
バーディー、ネーチュラーのようなアルタ人のこの星における身分の低さ、扱いが読んでいてつらくなる一方でバーディーの無邪気な明るさが救いにもなります。
「我々の目から見ると、君とバーディーの外見などたいして違わないぞ」
とか、
「水を得た魚という言葉があるんですけど」
「ああ」
「ルルケに酸性雨みたいな?」
「なんすか?それ」
といったメギウス警部とつとむの会話が面白かったです。
ゆうきまさみ 鉄腕バーディー 12巻
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