復帰初戦の京都新聞杯を重目残りで3着に終えたストライクイーグルが、万全の体調でクラシック最後の一冠、菊花賞に挑む! 京都までかけつけた駿平とひびきの目前で、くりひろげられる逆転劇!?
●STEP 42 上の空
それぞれがレースの結果からストライクイーグルという馬を分析します。
たづなはひとり元気のない駿平を気にかけます。初めて会ったときからずいぶん関係が変わりました。
●STEP 43 空手形
ヤシロハイネスが菊花賞出走をとりやめ、騎乗を予定していた弓削が空いてストライクイーグルに乗ることになります。最後のページの関係者たちの思惑が面白いです。
●STEP 44 空騒ぎ
梅ちゃんは本命がきて外し、人気薄がきても外します。競馬に向いていないことは本人は絶対に認めないだろうな。
駿平は菊花賞が行われる京都競馬場に連れて行ってもらえることになりました。渡会社長と千草の3人で行く予定が、ひづめの授業参観があって千草が行けなくなってしまいます。1人空いたのでたづなに声をかけてみたら、あいまいにもじもじするので、ひびきにも声をかけると、行きたいと思っていたようで、ひびきが一緒に行くことになります。
残念そうな表情のたづながひづめに八つ当たりするところや、ひびきは自分の部屋に弓削のポスターを貼っているくらいファンで、落ち着いてうきうきしていると気づかれないように冷静な表情を保とうとしているところが面白いです。
●STEP 45 夢の中へ(その1)
渡会社長、ひびき、駿平でやってきた京都競馬場。
千草に会えるのを楽しみにしていた関係者たちが、千草来ていないことを知ると一様に驚きます。千草は競馬場に観戦に来たらつきあいに忙しいみたいです。
千草の代わりにひびきがやってきたことを知って嬉しそうなのは悟。駿平が一緒なのは思いもつかなかったことだと思います。その駿平は悟のところの醍醐ファームでは「クラクションの」で存在が知られているのが面白いです。
自分の世界を持っているのか、自分に酔う性質なのか、碧子のいうように悟は要領が悪いです。何かを待っているのでしょうか。
パドックから馬をみる駿平とひびき。牧場でみるのとの違いは、ストライクイーグルより他のライバルの馬の出来ばえが良さそうだなどの、周囲から思い思いの馬の感想をが聞こえてくることです。
気合十分のストライクイーグル。期待にこたえてくれるのでしょうか。
●STEP 46 夢の中へ(その2)
菊花賞レース中の渡会社長と駿平とひびき、北海道の渡会牧場でのストライクイーグルの思い出話が面白いです。
●STEP 47 夢の中へ(その3)
白熱のレースです。
ストライクイーグルの着順が確定したときの、喜びを分かち合いたいわりに冷静なひびきが面白いです。渡会社長に代わって、思いもよらない大役も務め、ひびきは京都に来ていいことづくめでした。
●STEP 48 夢の中へ(その4)
ストライクイーグルの馬主の佐渡原は次のレースを目指し、調教師は菊花賞のストライクイーグルの勇ましさを見ることができなかった仲間を思い、佐渡原の息子はひびきにちょっかいを出します。
馬に込める人の思いがよかったです。
●STEP 49 夢の中へ(その5)
駿平は自分の手で育てた馬をレースに出したいという思いがよりふくらみます。夜、宿泊先に戻るとちょっとしたハプニングが起こります。
●STEP 50 星はなんでも知っている
北海道に帰ってきた渡会社長とひびきと駿平。
家族がそろい、たづなはホテルでの話になり動揺し、渡会社長は千草に叱られ面白いです。
偶然、千草と渡会社長の会話を耳にしたのは梅ちゃん。特ダネを手に入れ、駿平をからかいます。梅ちゃんはいいかげんだなと思わせといて、馬のことについては駿平にきちんと助言したりする妙に気になる人物です。
●STEP 51 星の見えない街
たまたまできた強い馬にさほど興味を示さない佑騎。
「そこが競馬の面白いところよ」
竜さん(竹岡竜二)のいうとおりだと思います。
●STEP 52 さまよえる星
渡会社長の目標はダービー馬を作ることです。
バトルホーク(クリシュナ)のレースは爆笑してしまいました。
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