近づきたくて、触れたくて、素直になれなくて。
嫉妬していることを気づかれたくなくて、でも独占欲は抑えられなくて。
夏目恋子と二宮剣の相手への想いがぎこちなく動く様子が面白かったです。
夏目恋子は二宮剣が家に迎えに来て二人で登校します。
雨が降っていて、恋子は上手く髪がまとまらず苦戦します。玄関を出て剣を見ると雨なのに湿り気を感じず爽やかに立っていて目を疑います。
剣は恋子がまだ夏服に衣替えしていないので、夏服で一緒に歩きたかったと言います。
剣の言葉に恋子は、素直に夏服に衣替えすることができず晴れたら着ると言います。
翌日もその次も雨は止みません。恋子はなかなか剣の要望に応えられません。雨なんか気にせずに夏服を着ればいいのに踏ん切りがつきません。
母親の言葉に背中を押され晴れの日を待たず夏服に着替えます。
剣は恋子の夏服を見て照れています。ひとつの傘で歩かないかというと、恋子は素直に剣の傘に入ります。恋子は剣に夏服に着替えなかった理由を伝えます。
剣は驚きと嬉しさを感じて、恋子にキスをします。
教室で恋子は朝のキスを思い出して悶絶します。
剣も思い出して悶絶しています。
仲の良い二人です。
恋子は前カレの佐藤くんとのキスを思い出してしまいます。
剣は恋子が佐藤くんとキスしたことがあったのを思い出します。
恋子と剣は幸せが頂点に達していたのにいらないことを思い出したので急に気持ちが冷静になります。
剣は佐藤くんが恋子に接触しようとするのでいてもたってもいられなくなり、自分の彼女だ近づくなと警戒します。
恋子は剣の行動が嫉妬によるものだと知り嬉しくて舞い上がります。剣にきちんと気持ちを伝えます。
恋子は勉強するため剣の家に行きます。
部屋で二人きりになりそれぞれの気持ちやチームワークの良さが面白く描かれています。
剣の両親が登場します。
ななじ眺 ふつうの恋子ちゃん 6巻
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