2024年11月28日木曜日

やまもり三香 ひるなかの流星 12巻

沖縄で馬村と、初めて2人きりでお出かけ。はしゃぐすずめの目に映ったのは…獅子尾!?

考えないように避けてきた気持ちを確かめるため、走り出したすずめ。

最後の選んだ答えは――。感動の最終巻!




獅子尾が告白してすずめはどういう感情なんだろうと思っていました。獅子尾と話していくと感情が戻るのを恐れていたんだなとわかり馬村とのことを終わりにする気はなかったのだとわかりホッとしました。

獅子尾は好きになれない人物でした。なので、待っていた馬村の元に戻ったすずめにその選択をしてくれてよかったと思いました。

最終巻です。登場人物の揺れる感情が面白い作品でした。




体験学習で沖縄にやって来ます。

すずめは沖縄に興奮しています。



獅子尾はつぐみの電話で起こされます。諭吉の店のイベントに行かないかと誘われて断ります。



すずめたちは海で遊びます。

馬村はすずめに2人でどっか行かないかと誘います。

翌日すずめと馬村は美ら海水族館に出かけます。ジンベエザメを見ながらすずめは馬村に沖縄に来てくれてありがとうと感謝の気持ちを伝えます。

馬村は何も答えず、すずめにキスをしようとします。

邪魔が入りすずめはいたたまれなくなりお手洗いに逃げます。



すずめは馬村を探していると獅子尾によく似た後ろ姿の男性を見つけ、本人なのではと思ってじっと見つめてしまいます。

ボーッと見つめるすずめを見つけた馬村はすずめの視線の方向に目をやると男性を確認します。馬村も男性の後ろ姿が誰を連想させるかわかったようです。



獅子尾は諭吉の店に行きます。すずめへの気持ちを諭吉に伝えます。

諭吉は獅子尾の胸ぐらを掴み怒りを向けます。しかし手をほどき帰れと言います。



すずめと馬村はお土産を選んでいます。

すずめはお土産に迷い諭吉おじさんに電話します。諭吉おじさんは今病院で獅子尾がと言います。すずめは動揺します。

馬村はすずめの様子がおかしいことに気がつき何があったか訊きます。

すずめは正直に話します。諭吉おじさんが病院にいてなぜか獅子尾がいること、それを聞いて心配していることを伝えます。

馬村はすずめを抱きしめます。そして東京に戻るよう言います。

すずめは東京に行けという馬村の言葉を理解できません。

馬村はすずめが獅子尾のことがひとつも過ぎたことになっていないと指摘します。



すずめは猫田ゆゆかに電話で東京に帰ると言い飛行機に乗り東京に向かいます。

馬村はすずめにメッセージを送ります。

すずめはメッセージを見て返信せず東京に向かいます。

馬村はすずめからの返信がなくて、すずめとの関係が終わると思っています。



すずめは病院に着きます。

諭吉おじさんはすずめが沖縄から戻ってきたことに驚きます。

獅子尾が処置室から出てきます。すずめが待合室にいることに気がつきます。

つぼみも病院に駆けつけていてすずめと獅子尾を二人にしようと諭吉をつれて病院の外に出ていきます。

すずめは獅子尾と話します。



沖縄では猫田ゆゆかは馬村にすずめが東京に戻ったことを訊きに行きます。

馬村は自分が行くように言ったと言います。

猫田ゆゆかは冷静に話す馬村に何も言えなくなります。



獅子尾はすずめに本当の気持ちを話します。



馬村の高校までの出来事が描かれ、すずめに会った時の感情が描かれます。


すずめは獅子尾から改めて告白され、気持ちを話します。

すずめと獅子尾は病院で別れます。



すずめは沖縄に行きます。馬村に会い気持ちを話します。

馬村は終わりを告げられると思って眠れずにいたのに思いもよらないすずめの言葉だったので素直に喜びます。



番外編

猫田ゆゆかと皆川土牛の体育祭での出来事が描かれています。

終わりです。




ひるなかの流星 12巻
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