2024年8月26日月曜日

福島聡 星屑ニーナ 1巻

SF(すこし・ふしぎ)なロボットの物語です。

ロボットは電池が切れると動かなくなり記録をすべて失ってしまうため電池を与えてくれるご主人さまを求めています。ご主人に役に立たないと捨てられてしまうところから物語が始まります。





第一回 前世

ロボットは電池が切れる寸前で電池を探します。ゴミの中からサルのおもちゃを見つけ電池を取り出し胸にある電池ボックスに入れてなんとか少しだけ時間を確保します。

男性と出会い、タクシー運転手に出会い、ご主人になってほしいとお願いして断られます。

残り少ない時間でホテルのパーティーに侵入し流されるままパーティーで披露されたロボと対決させられ、ワンパンチで建物の外にふっ飛ばされ頭と胴体が切断しゴミの山に落下します。電池の残量も尽きて動かなくなり記録がすべて削除されてしまいます。

動かなくなったロボットを女の子が見つけます。




第二回 天国か地獄

時間は少しさかのぼります。ロボットに出会う前の女の子が描かれます。

女の子は学生です。学校で男の子に交際を申し込まれ返事をどうしようか考えていると校内に空に宇宙雷魚が落ちてきたので校庭にいる生徒は校舎に入り隠れるようにとアナウンスが流れます。

女の子は男の子の申し出を断り宇宙雷魚を追います。

街では軍隊が出動していて民間人の行動を規制しています。

女の子はアクアリウムショップに入り店主に宇宙雷魚のエサを求めます。

店主は女の子に手のひらにいっぱいの宇宙雷魚のエサをタダであげます。

女の子はバイクで空に浮上し宇宙雷魚に近づきます。エサをちらつかせて宇宙雷魚の関心を引きます。エサで宇宙雷魚を誘導しようとしたら飲み込まれてしまいます。

宇宙雷魚の腹の中に入ってしまった女の子はバイクのヘッドライトで辺りを観察します。衣類や缶詰、ソファーにテレビや楽器があって腹の中で生きていくのに困ることは何ひとつないように感じます。いろいろ考えた末脱出することにします。バイクのスイッチを入れます。エンジンがかかりません。どうしてエンジンがかからないのか考えていると宇宙雷魚が息を吐き出し、女の子は宇宙雷魚の口から吐き出され脱出できます。でもエンジンがかかっていないので空に投げ出された女の子は地上の落下していきます。必死にエンジンを動かそうとしてなんとかエンジンがかかり最悪の事態を免れます。

着地した場所で女の子はロボットを見つけます。




第三回 それからそれから

女の子はロボットを見つけます。

頭部だけだったので胴体を探すとすぐ近くにあって配線を繋ぎ電池を入れるとロボットは動き出します。

ロボットは女の子にご主人になってくださいと言います。

女の子は断りひとり歩き始めます。

ロボットは女の子が乗っていたバイクを抱えてついていきます。

女の子はご主人じゃなくて先生にならなってあげるよと言い、ロボットを星屑と名付けます。



第四回 彼岸まで

女の子はニーナと言います。

ニーナと星屑は一緒に暮らします。

ニーナはタイへーという男性と結婚します。




第五回 働けども働けども

星屑はサルのおもちゃをペットとして飼います。




第六回 キラキラキラララ

ニーナは宝くじを買い賞金を手にします。賞金で反重力装置を購入し、星屑とタイへーが持ってきた星を空に浮かせます。




第七回 バイバイルロー

ニーナとタイへーがこの世を去り星屑は二人の側に居続けます。

七年の月日が流れます。

少年がたまたま星屑を見つけます。

星屑は電池がキレそうなので少年に電池をくださいと言います。電池を入れて少年にニーナとタイへーの記録を失くしたくないとニーナの画像を見せます。

少年はニーナに一目惚れしてしまいます。




どんな物語になるのかまだわかりません。続きを楽しみにしたいと思います。




福島聡 星屑ニーナ 1巻
(アマゾンのサイトに移動します)

0 件のコメント:

コメントを投稿