2024年8月28日水曜日

福島聡 星屑ニーナ 2巻

本物の愛を探すというのがテーマのようです。

ルイは星屑の頭の中にあるニーナの画像を見て一目惚れし、これは愛だと確信しています。

ポポと出会い、時間をかけて本物の愛にたどり着きます。

二人の間に生まれた娘ピッピが次から活躍するようです。

続きを読みたい何かがあります。どこに向かっているのかよくわかりません。時間が行ったり来たりします。過去の感情が加わって現在が描かれる時より面白くなります。

星屑は本当の愛にたどりつけるのかというのが描かれるのだろうと想像します。




第八回 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

少年の名前はルイと言います。ルイは星屑の電池を盗んで入手しようとします。

店の人に見つかり事務所に連れていかれます。なぜか逃がしてもらえます。

ルイは星屑に電池を渡し、星屑はルイにニーナの画像を見せてもらうという関係が続きます。



第九回 メモリーオブニーナ

ニーナと星屑の生活が描かれます。



第十回 助走

ルイはニーナに夢中です。電池を調達して星屑にニーナの画像を見せてもらうということをずっと続けてはいけないとニーナ断ちを決意します。旅に出てニーナを断ち切ろうとがんばります。

ルイはニーナへの想いを断つことができないので星屑に小包を送ります。小包には沢山の電池と、ニーナを忘れるまで帰らないという手紙を同封しています。



第十一回 ジャンプー

五年が過ぎます。

ルイは宇宙秩序防衛軍に入り訓練を受けています。ポポという女の子に出会います。

ポポは星屑に会いに行きます。



第十二回 男と女

ポポはルイからの伝言で星屑に会いに来ました。

星屑はルイは生きているから助けに行こうと言います。

ルイは宇宙雷魚の腹の中にいました。ニーナを振り切ることができなかったようで、星屑から聞いた宇宙雷魚の腹の中に入ってみてニーナを感じたかったようです。

ポポはあきれています。



第十三回 愛と健康の日々

ポポはルイを連れて宇宙雷魚の腹の中から脱出します。

ルイと星屑は壊れた神社を立て直し暮らします。

ポポはいません。

一年が過ぎます。

ルイの前にニーナが現れます。ニーナに化けたポポです。

ルイとポポは一緒に生きていきます。



第十四回 宇宙の法則

星屑は宇宙にいます。母船で暮らしています。

ルイとポポの娘ピッピが登場します。

ルイとポポは宇宙で地球に来ないように宇宙雷魚を退治しています。

宇宙雷魚や宇宙ホオジロザメが母船を襲います。

ポポはピッピを脱出ポッドで逃がします。

星屑は宇宙ホオジロザメに噛み砕かれてしまいます。




おじいさんは何者なんだろう。異なる時空の人のようです。



福島聡 星屑ニーナ 2巻
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2024年8月26日月曜日

福島聡 星屑ニーナ 1巻

SF(すこし・ふしぎ)なロボットの物語です。

ロボットは電池が切れると動かなくなり記録をすべて失ってしまうため電池を与えてくれるご主人さまを求めています。ご主人に役に立たないと捨てられてしまうところから物語が始まります。





第一回 前世

ロボットは電池が切れる寸前で電池を探します。ゴミの中からサルのおもちゃを見つけ電池を取り出し胸にある電池ボックスに入れてなんとか少しだけ時間を確保します。

男性と出会い、タクシー運転手に出会い、ご主人になってほしいとお願いして断られます。

残り少ない時間でホテルのパーティーに侵入し流されるままパーティーで披露されたロボと対決させられ、ワンパンチで建物の外にふっ飛ばされ頭と胴体が切断しゴミの山に落下します。電池の残量も尽きて動かなくなり記録がすべて削除されてしまいます。

動かなくなったロボットを女の子が見つけます。




第二回 天国か地獄

時間は少しさかのぼります。ロボットに出会う前の女の子が描かれます。

女の子は学生です。学校で男の子に交際を申し込まれ返事をどうしようか考えていると校内に空に宇宙雷魚が落ちてきたので校庭にいる生徒は校舎に入り隠れるようにとアナウンスが流れます。

女の子は男の子の申し出を断り宇宙雷魚を追います。

街では軍隊が出動していて民間人の行動を規制しています。

女の子はアクアリウムショップに入り店主に宇宙雷魚のエサを求めます。

店主は女の子に手のひらにいっぱいの宇宙雷魚のエサをタダであげます。

女の子はバイクで空に浮上し宇宙雷魚に近づきます。エサをちらつかせて宇宙雷魚の関心を引きます。エサで宇宙雷魚を誘導しようとしたら飲み込まれてしまいます。

宇宙雷魚の腹の中に入ってしまった女の子はバイクのヘッドライトで辺りを観察します。衣類や缶詰、ソファーにテレビや楽器があって腹の中で生きていくのに困ることは何ひとつないように感じます。いろいろ考えた末脱出することにします。バイクのスイッチを入れます。エンジンがかかりません。どうしてエンジンがかからないのか考えていると宇宙雷魚が息を吐き出し、女の子は宇宙雷魚の口から吐き出され脱出できます。でもエンジンがかかっていないので空に投げ出された女の子は地上の落下していきます。必死にエンジンを動かそうとしてなんとかエンジンがかかり最悪の事態を免れます。

着地した場所で女の子はロボットを見つけます。




第三回 それからそれから

女の子はロボットを見つけます。

頭部だけだったので胴体を探すとすぐ近くにあって配線を繋ぎ電池を入れるとロボットは動き出します。

ロボットは女の子にご主人になってくださいと言います。

女の子は断りひとり歩き始めます。

ロボットは女の子が乗っていたバイクを抱えてついていきます。

女の子はご主人じゃなくて先生にならなってあげるよと言い、ロボットを星屑と名付けます。



第四回 彼岸まで

女の子はニーナと言います。

ニーナと星屑は一緒に暮らします。

ニーナはタイへーという男性と結婚します。




第五回 働けども働けども

星屑はサルのおもちゃをペットとして飼います。




第六回 キラキラキラララ

ニーナは宝くじを買い賞金を手にします。賞金で反重力装置を購入し、星屑とタイへーが持ってきた星を空に浮かせます。




第七回 バイバイルロー

ニーナとタイへーがこの世を去り星屑は二人の側に居続けます。

七年の月日が流れます。

少年がたまたま星屑を見つけます。

星屑は電池がキレそうなので少年に電池をくださいと言います。電池を入れて少年にニーナとタイへーの記録を失くしたくないとニーナの画像を見せます。

少年はニーナに一目惚れしてしまいます。




どんな物語になるのかまだわかりません。続きを楽しみにしたいと思います。




福島聡 星屑ニーナ 1巻
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2024年8月22日木曜日

しおやてるこ たまりば 2巻

社会人の男性川崎春生と高校生中原美和が多摩川の丸子橋の下で会い、美和がハルオに想いを募らせるという物語です。

ハルオは一緒に暮らしている彼女サチと別れる別れないというところでギクシャクしていて家に居たくなくて多摩川の丸子橋の下でボーッとしていると美和の弟たっくんと仲良くなります。

たっくんは姉の美和に丸子橋でおっさんと仲良くなって遊んだと言います。

弟を心配する美和は友だちの高津あやについてきてもらい丸子橋にいるというおっさんに会いに行きます。

美和はハルオに会って、なんだかわからない魅力を感じます。なんとか接点を作りハルオと会う機会を増やそうとします。

ハルオはサチとの関係で精神がすり減っているので美和と交わす会話に癒されていきます。



学校の同級生小杉晴彦は美和が気になり、ぐいぐいアプローチします。美和に好きな人がいて、その人物に会って美和は自分のものだと宣戦布告します。



美和はハルオへのまっすぐな想いが、ハルオは美和の想いに惹かれていくところが、小杉はなんとかして美和に振り向いてほしいと奮闘するところが面白かったです。




MNO(美和 中原 応援)団の男子たちは多摩川の丸子橋の下で休んでいるハルオに会いに行きます。

男子たちは自分たちでは小杉に太刀打ちできないので、ハルオに美和を小杉の魔の手から救ってほしいとお願いします。

ハルオはあっさりと断ります。

美和がハルオに会いにやって来ます。

ハルオに何かしてあげたい美和は自宅に戻りおにぎりを作ってきます。ハルオと楽しい時間を過ごします。

ハルオは美和を家に送る途中サチを見つけます。

美和はハルオに流星群を一緒に見ませんかと誘います。

ハルオはいいよと言います。美和を家の前まで送りおにぎりのお礼を言って別れます。



ハルオは多摩川に戻るとハルオを待っていたサチと話します。

どうやらサチは以前関係があった妻子持ちの男と再開し想いが再燃したようです。

ハルオはサチにその男とヨリを戻したら男の嫁と子供はどうなる、そんな男にサチを渡したくない、また騙されて戻ってくると言います。

サチはこたえません。

ハルオはたっくんがじっと見つめているのに気がつきます。

ハルオが何しているの? と訊くとたっくんは帰ろうと思ったらハルオがいたから見ていたと言います。

ハルオはたっくんに今日の夜多摩川で流れ星を見ようと言います。



たっくんは自宅に帰り美和にしがみつきます。そして、ねーちゃんがんばって!! と言います。

美和はなんのことかわからないまま、ありがとうとこたえます。



夜の10時です。

美和とたっくんは家の前でハルオが来るのを待っています。

ハルオは急いで走ってやって来ます。

多摩川に行き、レジャーシートを敷いて寝っ転がって空を見ます。

気持ちがいいからか、ハルオがいるから安心なのか、美和をたっくんは眠ってしまいます。

ハルオがたっくんを背負って帰ります。



美和はハルオに会いに多摩川に行こうとしたら川に降りる階段の前でハルオに会います。

ハルオは美和に階段の下を指差し、小杉がいることを伝えます。

小杉はあやちゃんといて、美和が来るのを待っているようです

ハルオは美和が小杉を苦手にしているので逃げようと信号を渡りお店に入ります。

美和はハルオとデートしているようで気分が上がります。



小杉は美和を待つ間あやちゃんに、どうしたら美和と仲良くなれるか訊きます。

あやちゃんは知らないと言い帰ろうとすると、小杉に協力しろと言います。



食事を終えハルオは美和に小杉をどう思っているのか訊きます。

美和はいろいろ質問されるにつれさっきまでデートだとはしゃいでいたのに気持ちがどんどん沈んでいきます。

ハルオはちゃんと話し合ったほうがいいと言います。

美和はハルオに気持ちを伝えます。少しの沈黙の後、興奮がこみ上げてきて店を出て走り出します。

ハルオは美和を追いかけます。やっとのことで美和を捕まえて話しをします。別れる寸前の女性がいて、その人に未練があって、そのさみしさを美和で埋めたくないのでこのまま多摩川で会えるおっさんでいさせてほしいと言います。

店に戻り荷物を持って駅に向かいます。

改札の前で美和はハルオにもう一度懸命に想いを伝えます。

ハルオはありがとうと言いつつ想いについては何も言いません。



ハルオが改札をくぐると小杉が現れ、美和を連れてどこかへ行きます。

あやちゃんと店の店員麻生が見ていて、ハルオは麻生に美和を追跡するように頼みます。



小杉は美和を神社に連れていきます。

美和は拒みます。

小杉は諦めません。

美和を見失ったあやちゃんは麻生に美和とハルオに何が起こったのか訊きます。



小杉は美和を祭りに連れていき遊びます。

あやちゃんは美和を見つけ無事だったと安心します。

麻生はハルオに連絡し美和のことを報告します。



翌日美和は髪をばっさり切って学校に来ます。小杉に挨拶し、あやちゃんに会います。

あやちゃんは思いきりショートにした美和を見て驚きます。美和がこれで大人っぽくなれたかなと訊くと、全然とこたえます。

美和はMNO団の男子にも挨拶します。

MNO団の男子たちは美和が声をかけてくれたことや見た目の変化に心を撃ち抜かれます。

ハルオはサチに家を出ると言います。



ハルオはたっくんと多摩川の丸子橋の下でアイスを食べています。

たっくんはハルオがサチと結婚しないとわかり喜びます。

美和はハルオに会いたいのを我慢して自宅にいます。たっくんが帰ってきます。たっくんからハルオとサチが別れたこと、小杉と一緒にお祭りにいたのを見たと言われます。

あやちゃんから電話がかかってきます。

あやちゃんは明日の多摩川花火大会に小杉と新藤が来ると言います。



翌日、小杉はバイクで丸子橋を走っているとハルオとサチを見かけます。ハルオとサチが話しているところに美和を連れて来ます。

美和はハルオとサチと話しをします。花火大会には行かず自宅に帰ります。

ハルオは一人橋の上で花火を眺めています。



あやちゃんは多摩川の丸子橋の下にいるMNO団に美和のことは諦めろと言います。

ハルオがやって来ます。

あやちゃんはハルオに美和のことで怒ります。

MNO団は帰ろうとしたら小杉を見つけます。

小杉は丸子橋の下にいるハルオに会いに行き、美和から離れろと言います。

ハルオは茶化して取り合おうとしません。

小杉は相手にされていないと感じ腹が立ってハルオを殴ります。

ハルオは言われっぱなしで我慢できず殴り返します。そして、気持ちを話します。

ハルオの言うことがあまりに曖昧に感じて小杉はさらに怒りを見せます。

ハルオは呼吸が乱れたかと思ったら吐血してうずくまります。

小杉は驚きます。

あやちゃんが美和の自宅にやって来ます。

二人は多摩川に行き花火大会の日にあったことを話します。

美和はハルオに会いに丸子橋の下に行きます。

小杉はハルオが倒れたので救急車を呼びます。

美和が丸子橋の下に着くと誰もいません。

ハルオのメガネを見つけます。状況が把握できずにいるとMNO団の男子たちが声をかけてきます。

MNO団の男子たちは美和にハルオと小杉が殴り合いをしていたのを見たと言います。

美和はMNO団の男子の一人から携帯を借りてあやちゃんに電話し、小杉の番号を教えてもらい小杉に電話します。

小杉は丸子橋の下に来ると言います。



小杉がやってきます。小杉は美和が持っているハルオのメガネを取ろうとしまう。

美和は抵抗します。

次第に美和と小杉は言い合いになります。

美和はハルオのことしか考えられないと言います。



ハルオから連絡を受けたサチは急いで病院にかけつけます。

ハルオとサチは別れの話をします。

サチが帰り入れ替わりに小杉がやって来ます。

小杉は美和は俺のものだから近づくなと言います。

ハルオは立ち上がります。断ると言い、点滴を抜き着替えて病院を出ていきます。



たっくんはハルオと遊ぶ約束をしていたのに来てくれなかったので家の前で拗ねています。

美和は来られなかった事情を説明します。話していくうちにハルオが心配で泣いてしまいます。

ハルオがやって来ます。ハルオは美和とたっくんの前で泣きます。



美和はハルオと元気になったらまた丸子橋で会おうと約束したので放課後は毎日ハルオが来るのを待っています。

一週間ぶりにハルオがやって来ます。

小杉もやって来て、ハルオと小杉は話しをします。

小杉は美和とは縁がなかったと悟ります。。



美和はハルオをデートに誘いたくて友達に相談します。

小杉が美和に話しかけてきます。話してみて諦めがついたようです。



美和はハルオに会いに丸子橋の下に行きます。

ハルオは美和が来るのを待っています。美和が来るとコンビニで買っておいたスイーツを食べます。そして、恥ずかしそうに一通の手紙を渡します。

美和はラブレターだと思い舞い上がります。

ハルオは以前美和がくれたのを真似たアンケートだと言います。

美和は手紙に書かれた質問にひとつずつこたえます。好きなタイプはという質問にハルオとこたえます。

ハルオは美和にキスをして好きよと言います。

美和は嬉しさのあまり泣いてしまい、自分もハルオが好きだと言います。

ハルオはなんで俺なんか好きになったのと訊きます。

美和は少しの間を置いて、なんでだろうとこたえます。この場面が一番好きです。美和が何か言ってくれると期待して訊いたのに、具体的なことは何ひとつなかったことが面白かったです。

あやちゃんと麻生がやってきます。

美和は状況が信じれずしゃがみ込んでしまいます。



帰り道美和はあやちゃんに感謝します。

ハルオは麻生の店で祝われます。美和との年の差を気にして自分を嫌悪しています。

店を出て橋の上で美和のことを考えていると美和がやって来ます。

美和は自分があまりにも子供であることはわかっていて、それでもハルオが好きだと言います。なんで好きになったのという問いにハルオがどんな人なのかを知りたくて考えていたらいっぱい好きになったと言います。



翌日、ハルオと美和は駅まで一緒に歩いてこれからのことを話します。

終わり。



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2024年8月16日金曜日

いくえみ綾 プリンシパル 7巻

糸真は思ったことを言って仲間外れにされ転校して今度は失敗しないように思ったことをすぐに口にせず気持ちをなるべく表に出さないように過ごします。そうすると友だちといさかいを起こさずにすみます。なるべく平穏に仲間外れにされないようにすると周りと比較しさみしさを感じていまうことになり、自分の中でのバランスをとりたくて誤った選択をして相手を傷つけてしまいます。

糸真はどちらを選んでも失敗してしまうとわかり、自分らしくいこうと決めます。弦が振り向いてくれてよかったと思います。



晴歌は意中の人を誰にも奪われたくなくてようやく自分のものになったのに相手の気持が自分に向かないことに落胆します。好きなのに気持が通じ合わない、自分を見てくれないさみしさを感じます。



弦は自分の気持がよくわからないすこし鈍いところがあり、環境の変化によって気持ちに気づきます。和央のことしか見ていないというのはわかりにくかったです。糸真だけは特別なのだろうという感じはつたわってきました。



和央は思っていてもあまり口に出さない人物です。

登場する人物の外と内の感情の動き、頭の中で考えていること口に出すことの違いが面白い作品です。




和央と弓が仲良さそうに会話しているのを和央を尾行して弓の住まいにやって来た女子が見ています。



糸真は晴歌に金沢と別れたと言います。他に好きな人ができたのかと訊かれて弦と応えます。

晴歌は怒ります。学校中、廊下や階段で言い合いをします。

糸真と晴歌が言い合いをしているのを見た弦は女子怖いと怯ます。



弦は和央と学校を出ると金沢を見かけます。

金沢は糸真にメッセージを送り続けています。

糸真は金沢に返信しませんでした。



和央は弓とすみれの散歩をして楽しいひとときを過ごします。公園のベンチで話し仲睦まじくしているところを写真に撮られてしまいます。



糸真の携帯に金沢からメッセージが届きます。和央と弓が一緒にいるところを目撃したようです。

糸真は和央と弦と学校に行き、もう一度金沢に会ってくると言います。

弦は隠れてついていくと言います。



金沢がやってきます。糸真はきちんと関係を終わらせることができます。

金沢は和央と弓を目撃して、もう一人糸真と同じ制服を着た女子がカメラで和央と弓を撮っていたと言います。

隠れていた弦が出てきて金沢にその女子の特徴を訊きます。そして大体把握したところで走って行ってしまいます。

糸真は金沢にわたしよりも和央の方が大事なのよと笑います。

弦が戻ってきます。

弦は忘れたと言って糸真の手を引いてつれて行きます。

糸真は金沢にばいばいと言います。

金沢もばいばいと言います。



公園を出て弦は糸真に和央と弓の写真を撮った女子が和央に告白したやつだよなと確認します。

シマは弦が戻ってきてくれたことで弦に晴歌と言い合いになった理由を教えるとキスをします。



糸真は和央に弦にキスしたと報告します。

弦は糸真の行動について考え寝付けません。



糸真は弦に気まずくていつもより早く学校へ行きます。教室で写真を撮った女子を見かけます。

弦も糸真に対して気まずくていつもより早く学校に来ていて、掲示板に貼られた和央と弓の写真を見つけます。

写真は他の生徒も見つけ大騒ぎになります。

糸真と弦と晴歌はどう対応しようか話し合います。

和央は落ち着いています。職員室に呼び出されます。



夜和央は両親に弓とつきあっていることを打ち明けます。

インターフォンが鳴ります。弓と弦がやって来ます。

弦は糸真にコンビニ行こうと誘います。

弓は和央の両親に学校で起こった問題について話します。

弦は糸真からのキスは告白なのだとわかり断る返事をします。

和央は弓とのことは事前に打ち合わせていて、教師たちに説明しお咎めなしになったと説明します。

糸真は帰宅し和央に弦にふられたと言います。



学校に行くと和央は男子から女子からキスしてとからかわれます。



時間が前後して描かれます。

和央以外の家族が東京に移り糸真は大学に通うことになります。大学生活と札幌の高校生活の卒業までが交互に描かれます。

糸真と弦との関係が主に描かれます。

弦は糸真におまえがいないとつまんないと言い、東京の大学に合格し糸真とつきあうところで物語は終わります。




いくえみ綾 プリンシパル 7巻
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2024年8月14日水曜日

いくえみ綾 プリンシパル 6巻

和央は母親から糸真のデートについて訊かれます。直接糸真にききなよと言います。

父親は心配そうに糸真を見ています。

糸真は晴歌が紹介した男の子金沢雄大とつき合うことになりました。

家族で夏休みキャンプに行こうということになります。糸真は金沢を誘い、弦と晴歌も来て、和央は弓を呼びます。



現地に着くとそれぞれが別行動をとります。

糸真は金沢と遊びます。

糸真を心配する父親を母親が慰めます。

和央と弓は森を散策します。

弦と晴歌は湖を散策し、会話しているとやや不穏な雰囲気になります。



晴歌は和央に弦に腹を立てている理由を話します。

糸真と金沢はなんとなくいい関係を築いています。



糸真はキャンプから帰って来て晴歌の様子を気にします。

糸真の母親が北海道にやって来ます。家に電話して和央が糸真の母親と話します。

和央は糸真の母親がいるビール園に向かいます。

途中で弦と会います。

弦はこれから晴歌と会うと言います。

弦と晴歌は別れます。

糸真は金沢と会っていて、携帯を確認すると母親が北海道に来ていてビール園にいると知り向かいます。店の前で晴歌と話しを終えた弦に会います。



糸真は母親をホテルに連れていきそのまま泊まることにします。



翌日糸真は学校に行くと晴歌から弦と別れたと言われます。放課後金沢に会い家に行きます。金沢を受け入れられなくて逃げるように家に帰ります。部屋に弦がいます。部屋から弦を追い出して、金沢の部屋で交わした会話を思い起こします。金沢にひどいことをしたと自覚します。和央に慰めてもらいます。



翌日糸真は金沢に会って話すことにします。

金沢は糸真の話を聞いてあきらめないと言います。

弦から糸真に電話します。

糸真は金沢との話し合いがどうなったかと訊かれ、負けたといいます。




金沢の怒りは理解できます。糸真が全部悪いです。あまりにもひどいな思います。でも、金沢の態度が怖いです。

弦は糸真を気にかける理由に気づくのでしょうか。



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2024年8月12日月曜日

いくえみ綾 プリンシパル 5巻

糸真は足が遅いのに、リレーの選手に選ばれます。第一走者に選ばれます。しかし、スタートで転んでしまい第二走者になります。どの走者になってもいい結果が出そうにないから気持ちが沈みます。

弦は糸真の走りを見て何か思っています。



晴歌は弦に家に行きます。お菓子を食べながら弦が和央や糸真のことを気にするので、自分たちのことだけ考えない? と言います。

弦は糸真が走っていたときのことを思い出して笑います。

晴歌は少し傷つきます。



糸真は和央に自分の気持ちを吐き出します。



弓は部屋を決めます。来週引っ越すと家族に言います。

弦は知らなかったようで驚きます。

父親はセキュリティーを心配します。

母親は少し腹を立てています。

弦は母親が怒っている理由を知らず、父親がポロッと弓と母親が口論した理由を言ってしまいます。

弓が内緒にいたのに、弦は和央の様子がおかしかった理由を知り、母親を怒鳴ります。



糸真は和央に気持ちを吐き出し、ちょっとすっきりします。

翌日、弦は糸真と和央に登校時に母親が言ったことに触れます。怒鳴った時に弓のことも言ってしまい悔やんでいます。

和央は周りの人から見ればそうなると納得します。

学校に着きます。糸真は晴歌に自分を見る目がどことなく親しみに欠けているのに気づき警戒されていると感じます。



リレーの練習で糸真はバトンを受け取り次に託す練習を頑張ります。

糸真は弦から話しかけられます。しかし晴歌のことがあるので弦との距離感を修正し素っ気ない態度をとります。


夜、糸真は和央に負けるなと言います。

和央は糸真に頼みごとをします。



糸真と和央は弓に引っ越し先を訪ねます。

糸真は二人にさせてあげます。外に出ると学校で和央に告白した女の子が立っています。

女の子は糸真にこの家に誰が住んでいるのと訊きます。

糸真はこたえず、和央のことはあきらめたほうがいいと言います。

女の子は声を荒げて立ち去ります。

弓は和央と話しをします。和央に年齢の差からくる不安、それでも期待しないで待っていると言います。

糸真はちょうど弓と和央が話しているところに戻ってきたので部屋に入りづらくて困っています。弦と晴歌がやって来て部屋に入ることができます。

それぞれが平静を装って楽しそうに会話します。



糸真と和央は食中毒になります。

糸真はせっかく練習したのにリレーに出られませんでした。

糸真と和央は病院に運ばれ、処置されて回復します。



糸真は和央と弦を振り切るため晴歌に男の子を紹介してほしいと頼みます。

晴歌は安心したようで嬉しそうです。

糸真は晴歌に紹介してもらった男の子と会います。

和央と弦は糸真が気になって隠れて観察します。糸真に隠れているのがバレてしまいます。




糸真はよくない選択をしているなと思います。気持ちを紛らわせるためとか友達との関係をぎこちなくさせないためにとかいいことにはならないのになと思います。



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2024年8月10日土曜日

いくえみ綾 プリンシパル 4巻

糸真はひとりで街をブラブラします。

ネガティブになっていく気持ちをどうにもできないでいます。



和央は弓と話しをします。

弓は和央に気持ちを打ち明けます。

弦と晴歌は隠れて和央と弓の会話を盗み聞きしています。



晴歌は糸真に連絡し見たままを報告します。

糸真は晴歌に弦とはどうなったのか訊きます。

晴歌は特に進展はないと言います。



糸真の父親は糸真が家に帰らないので心配し何度も電話します。

糸真から連絡が来て父親と和央が迎えに行きます。



翌日糸真と和央は弦の家に行き一緒に学校に行きます。

晴歌は弦が学校に来るのを待っていて弁当を渡します。

昼休み。糸真と晴歌は梨里と怜英は弦が晴歌の弁当を食べるその様子を観察します。



弦が糸真の家に来て和央の部屋に行かず、糸真の部屋に行き晴歌とのデートについて相談します。



弓は母親と緊張感のある会話をします。

母親は弓の思い人に目星をつけます。



糸真は自分だけ取り残されたような気持ちを拭えません。



弦と晴歌の動物園デート当日、二人はつき合うことになります。

糸真も家族で動物園に行きます。

糸真と和央は晴歌と弦に会います。糸真は晴歌の嬉しそうな顔を見ます。



夜、弦が糸真の部屋にやって来て、晴歌とつき合うことになったと報告します。



和央は弦と弓の母親と何かあったようです。すみれを弓の車でサロンへ連れて行ってもらおうと家に行くと母親が出てきて、もう家には来ないでくださる? と言われてしまいます。



翌日、すみれのシャンプーができなかったと知り、糸真は家ですみれのシャンプーをしようと言います。

晴歌はこみ上げる嬉しさを抑えようと顔に力を入れて変なことになっています。

糸真はニコニコしてたらいいと言います。

弦は和央の様子がどこかおかしいのに気づき、弓と何かあったのか訊きます。

和央は別に何もないと言います。

クラスの男子が弦と晴歌が動物園デートをしていた噂をききつけ、弦に真相を確かめに来ます。

クラスだけではなく学年全体に弦と晴歌の情報が流れます。

晴歌のことをよく思わない女子が晴歌がやってきたことを今度は自分たちがやってもいいんじゃないと話し合っています。

偶然糸真がその会話に居合わせてしまい驚きます。

晴歌もその会話を聞いていました。

晴歌は糸真にこれまでしてきたことを謝ります。



晴歌は嫌がらせされます。

弦は晴歌と一緒に下校します。



糸真と和央はすみれをシャンプーしてあげます。

学校で和央は告白されます。和央は断ります。



夜、弦は糸真を公園に呼び出し和央の様子が変で何か知っているかと訊きます。

糸真は言うと大変なことになるから知らないふりをします。弦と晴歌がつき合うことでモヤモヤした気持ちになります。




晴歌は糸真のことをどう思っているんだろう。よく思っていないように受け取れます。

糸真も本当の気持ちは胸の奥にしまって晴歌と仲良くしようと努めている気がします。

糸真は晴歌や弦や梨里と怜英と友だちになりいい関係ができ、和央と家族になり姉弟となって身を置く環境としては満足しているのに、どうも気持ちが満たされないようです。不安な気持ちや孤独感をどのようにして乗り越えようとするのか次の巻に期待です。




いくえみ綾 プリンシパル 4巻
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2024年8月8日木曜日

いくえみ綾 プリンシパル 3巻

糸真と和央とそれぞれの父親と母親の四人での生活が始まります。

糸真は和央と家族になったうれしさとこの四人が家族なのかという戸惑いの間で気持ちが揺れています。

晴歌が遊びに来ます。

和央は携帯を買ってもらったので弦の姉弓に番号を知らせます。



和央は弦と口をきかなくなります。

糸真は和央と弦の仲を修復しようとします。失敗して弦の振り上げた拳がたまたま顔面に当たり保健室に行きます。

弓がやって来ます。

弓は弦にとっての和央という存在について話します。

和央は弦の思いに涙を流します。

糸真は弦と話します。弦の背中をバチンと叩いて好きにしたらいいと檄を飛ばします。



弓は糸真に謝罪していないからと弦を連れて糸真の家に行きます。

弦は途中で帰ってしまいます。

弓は糸真の家に行き、弦が殴ってしまったことを謝ります。

弦は家で弓の見合い写真を見つけます。その写真を和央に送ります。



糸真と和央は学校に一緒に行こうと弦の家に行きます。

和央は弦が話そうとしないので怒ります。それがきっかけで和央と弦は話すようになります。



糸真が和央と弦に出会うまでの8年間が描かれます。

出会って半年の糸真はどこまで踏み込んでいいか悩みます。



弦は髪を切ります。いろいろと気持ちを切り替える思いがこもっているようです。

糸真は1年生の女子から家出の和央について聞かれます。答えられなくて逃げ出します。

晴歌が和央に話すと、和央は糸真にひどいと言います。

晴歌は糸真に弦に告白すると言います。



弦は糸真に弓のコンサートに見合い相手が来ることを伝え、和央には何も知らせずコンサートに誘うと言います。

糸真と和央と弦と晴歌で弓のコンサートに行きます。

弦は和央に弓の見合い相手が来ていると伝えます。

和央は弓に会い見合いの邪魔をします。

晴歌は変なタイミングで弦に告白します。

糸真は友だちがくっついていくのでどうしたらいいか戸惑います。




糸真は家族ができて友だちもできて楽しいことばかりのはずなのに和央と弓が、晴歌と弦がつき合うことに素直に喜べません。気持ちの揺れが面白いです。




いくえみ綾 プリンシパル 3巻
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2024年8月6日火曜日

いくえみ綾 プリンシパル 2巻

糸真は友だちとクリスマスを過ごす予定を立てます。当日待ち合わせ場所で待っていても誰も来ません。晴歌に電話するとなるべく早く行くと言うので待ちます。でも誰も来ません。プレゼントも用意して楽しみにしていたのに一人帰ります。途中和央の家に寄ります。和央はいなくて出て来たのは和央の母親でした。家の奥から糸真の父親が出てきます。糸真と父親は一緒に家に帰ります。

父親は糸真が嫌なら和央の母親と会うのをやめると言います。

糸真は嫌じゃないと言います。



晴歌は糸真以外の友達と一緒にいて糸真だけ仲間外れにしたのでした。



翌日、和央は糸真に会いに行きます。糸真に昨日のクリスマスパーティーはどうだったと訊きます。

糸真は待ち合わせ場所に誰も来なかった、たぶん仲間外れにされたと言います。和央がなんで? と訊くと和央と弦と仲良くしているからだと言います。

和央は知ってたと言います。たぶん弦が原因で以前もそういうことがあったと言います。



糸真は晴歌に会い決別します。



糸真は父親と初詣に行きます。そこで弦に会い話します。和央が弦の姉弓を思っていることを知り、友達と思っていた晴歌と決別したことを伝えます。和央に好きな人がいたと知り新しい年が始まります。



3学期が始まります。

糸真は緊張しつつクリスマスパーティーで会うはずだった梨里と怜英に話しかけます。

晴歌は孤立してしまいます。



晴歌は秘密が明らかになりコソコソする必要がなくなったから開き直って糸真に話しかけます。



糸真の母親が北海道にやって来ます。

母親は糸真が元気にやっているのを見届けて帰っていきます。

父親は糸真と和央がいるところで和央の母親にプロポーズします。糸真と糸真の父親と和央と和央の母親四人で暮らし始めます。



弦は和央と糸真が一緒に暮らすようになり、和央が離れていくようでいらだちを感じます。和央から感謝の気持ちを伝えられより苛立ちを募らせます。晴歌は弦の気に障ることばかり言います。

糸真は父親と二人で弦から和央と奪ってしまったと感じます。




弦からしたら糸真は途中で入りこんだ邪魔者のように感じているのかもしれません。

糸真は後から輪に入ってきたことを自覚していてなんとかバランスを崩さないようにしようと行動するつもりなのかなと想像します。



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2024年8月4日日曜日

いくえみ綾 プリンシパル 1巻

東京の学校でハブられ3人目の継父とはうまくいかず、札幌の実父のもとへ引っ越した糸真。そこで出会ったのは、和央と弦。2人に近づくとハブられるらしいけど、恋に落ちてしまったら仕方ありませんね♡




住友糸真は高校1年生で東京に住んでいました。

高校で友達から仲間外れにされ、学校に行かなくなります。母親が心配し10年前に離婚した糸真の父親に連絡します。

父親は北海道に住んでいます。

糸真は10年ぶりに父親と暮らし始めます。今度は仲間外れにならないように学校生活を送るんだと心に決めます。



転校初日。

糸真は心に決めたのにやたら絡んでくる男子についカッとなって思ったままを言葉にしてしまいます。しかし、クラスの生徒は笑って受け入れてくれたのでホッとします。



糸真が帰宅すると父親が犬の世話をしています。

父親は糸真を見て学校はどうだったと訊きます。

糸真は友だちがたくさんできたと応え、この犬は何? と訊きます。

父親は近所に住むお宅の犬ですみれという名前で、ときどき遊びに来るのだと言います。

男の子がやってきます。すみれの飼い主です。話すと男の子は桜井和央と言い、糸真と同級生だとわかります。

教室で絡んできた男子が和央を探してやってきます。

和央は糸真が同じクラスだと知り明日学校で会おうと言い、糸真に絡んだ男子弦とすみれとで帰って行きます。



翌日、糸真は友達から和央と弦について聞かされます。彼らと親しくすれば東京のときのようになってしまうと考えます。

和央は教室に入り糸真を見つけると声をかけようとします。

糸真はあわてて和央に初対面のフリをします。

和央は「ふうん…」と言い、糸真に合わせます。



糸真は帰宅します。家の前にすみれが待機しているので和央の家に連れていきます。大きな家を見つけて和央の帰りを待っていると、和央と弦がやって来ます。

弦は糸真に俺んちに何か用かと言います。

和央の家だと思ったら弦の家でした。

和央は糸真と弦を自宅に連れていきます。



三人で少し話していたら、糸真は窓から中を伺う人影を見つけます。その人物に見覚えがあります。同じクラスの女子です。和央と弦と親しくしているのを見られたら仲間外れにされてしまうので立ち上がり急いで家を出ます。外に出て走り出したら後ろからすみれに飛びつかれ転んでしまいます。

その様子を見た和央は笑います。

糸真はもう仲間外れにされたくないと気持ちを吐き出し泣きだします。

弦は糸真になんで仲間外れにされるんだ? と訊きます。

糸真はあんたたち二人に近づいたらそうなると聞いたと言います。

和央と弦は黙って糸真を見ます。

糸真は二人の表情を見て冷静になり、何にこだわっているのかと思い直し和央に知らないふりしてごめんと謝ります。



翌日、和央は糸真を学校に行こうと誘います。

和央の家で糸真と弦が三人でいたを目撃したという情報が晴歌の耳に入ります。



糸真は和央と家が近所だということでクラスの女子は納得したようで、糸真の考えていたようなことは起こらずに済みます。



糸真は良かれと思ったことで和央を不快な気持ちにさせてしまいます。

翌日、和央のほうから言いすぎたと糸真に謝ってきます。

糸真は気にしてないよという姿勢を取り、余計なことをしたと落ち込んでいたのに和央のほうが気にしてくれたので少しホッとします。



糸真の父親がすみれを気にかけていたのは、和央の母親のことを気にかけていたからでした。



父親は糸真に再婚するかもしれないと言います。

糸真は和央に父親が迷惑かけるかもしれないと注意してといいます。

晴歌は和央と弦と仲良くする糸真をよく思わなくなってきています。




家の事情、親の再婚、学校での立ち位置、友達との距離が描かれています。

演劇やドラマのような作品だなと思いました。




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2024年8月2日金曜日

いちのへ瑠美 きみはかわいい女の子 4巻

瀬名正宗は小枝つぐみにクリスマスイブ一緒に過ごそうと言います。

小枝つぐみは親友のえんちゃんにプレゼントはもう決めたのと言われ、考えていなかったことに気づきます。

小枝つぐみは瀬名正宗に買い物につきあってほしいと言い、瀬名正宗の欲しそうなものを探ります。

瀬名正宗は小枝つぐみに似合いそうなプレゼントを見つけます。

小枝つぐみは自宅に招いて、手料理やケーキでもてなしたいと言います。

小枝つぐみは自宅で瀬名正宗が手料理を食べた後熱を出してしまいます。



年が明け小枝つぐみは瀬名正宗に初詣に誘われます。

相手のことをいつから好きだったという話題からくすぐったくなるようなやり取りをします。



小枝つぐみは瀬名正宗とキスしてからまともに顔を見ることができません。中学校の友達からメールが来ます。クラス会を開催しようと思うという内容です。参加する人の名前を見てみると傷つくことを言った男子の名前を見つけます。嫌な記憶がよみがえります。考えた結果クラス会を欠席すると返信します。

登校中のバスの中で瀬名正宗から拾ってもらったピンを落としてしまいます。

他校の男子が小枝つぐみの落としたピンを拾います。




小枝つぐみと瀬名正宗の二人だけで関係が深まっていくお話しを描くのかなと思っていました。

他校の男子が登場し、二人の間に何か起こりそうな展開になりそうです。





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