2024年5月24日金曜日

宇佐美真紀 夕暮れライト 3巻

雄大はちなみになんか行かせたくないんだけど、と言い引き止めます。

雨が降ってきます。ちなみは干していた洗濯物を取り込み雄大も手伝います。

雄大は兄貴に用事があったんだろうと言います。

ちなみは少し冷静になり、誰の幸せを願っているのか考え、結論が出ます。



ちなみは買い物に出かけます。奏多を見つけます。どこかで声をかけて話をしようと思ってついていったら、見知らぬ女子が奏多に声をかけ、腕を絡めてどこかへ行こうとします。

ちなみは怒りがこみ上げ、奏多を呼び止めます。奏多を睨みつけ、本気じゃないならあきらめろと言います。

奏多は女の子を帰らせ、ちなみと話しをして、わかったよと言います。

ちなみは間違ったことはしていないはずなのに、どこかスッキリしません。雄大をジョギングに誘います。



走り始めると、雨が降ってきて雨宿りします。

ちなみは雄大と話して奏多の言ったことをすこし理解します。家に戻ると奏多を見つけます。奏多に約束は守る、何があってもずっと守るよと言います。

奏多は目を丸くしてちなみを見ます。



雄大はちなみに約束って何? と訊きます。

ちなみはごめん言えない、それが約束なのと言い話しませんでした。



夕食の時父親はちなみと和音に期末テストも終わりいよいよ夏休みだね、せっかく夏休みなんだからどこか旅行とか海とか行こうかと言います。

ちなみはあまり乗り気を見せません。

和音は旅行を想像してワクワクしています。

ちなみは和音の様子を見て行ってもいいと言います。

父親はそう言ってくれると思ってすでに相馬兄弟も誘っておいたと言います。



ちなみと和音は水着を買いに行きます。いつも一人で行動していたので、ちなみも和音も誰かと買い物に行くのが楽しそうです。

和音はちなみと家族になれたら嬉しいと思うと言います。

ちなみも同じ気持ちだと言います。

和音は自分の父親のこと、奏多と雄大が側で守ってくれるようになった理由を話します。

ちなみは和音にとって雄大がどれだけ大事な存在か思い知ります。



和音は雄大のところへ行き、ちなみに父親のことを話したと言います。



奏多はちなみと約束について話します。

ちなみはあきらめることと、他の人の大事な人をずっと好きでいるのとどっちが辛いと訊きます。

奏多はどっちもすごく辛いと応えます。

ちなみが悲しそうな表情をするので、奏多は気晴らしに遊びに連れ出します。

ゲームセンターで遊び少し気分が晴れます。

奏多はちなみに気分が沈んだ時どうするのと訊きます。

ちなみは奏多を河川敷に連れて行きます。ここで日が落ちるのを見てると、ちょっとだけ気分が落ち着くと言います。

ちなみは奏多が気落ちしていることを察してずっとつき合ってくれていたことがわかりお礼を言い一緒に帰ります。



奏多は雄大にちなみと一緒に遊びに行っていたと言います。



ちなみは奏多がなぐさめてくれて、和音が家族になれて嬉しいと言ってくれてへこんでばかりはいられないと元気を出します。



海へ行きます。

ちなみは和音を気づかって雄大への気持ちを抑えようとします。気持ちが走り出したら辛くなるし戻れなくなると思っているからです。

ちなみは奏多と泳ぎ、雄大は和音と食べ物を買いに行きます。

和音は雄大への気持ちが走り出したらきっと止められないと考えます。



奏多はちなみに和音に遠慮せず雄大に言えばいいと言います。和音が雄大を好きだなんて聞いたことがないと言いながら、自覚していないだけで好きだろうけどと、期待させておいて突き落とすようなことを言います。あぶれ者同士くっつく? と訊くとちなみは、何それと言います。



ちなみは戻るとみんな食事を終えていて、自分の分がないのに怒ります。雄大と二人で食べ物を買いに行きます。焼そばを買いに行くと店主が雄大が先程と違う女の子を連れているでのこっちが彼女? と言います。

ちなみと雄大は全力で否定します。二人は照れてギクシャクしてしまいます。



その後も海で遊びます。

雄大は素っ気なくするちなみに苛立っています。

ちなみは和音と雄大の邪魔をしちゃ悪いと思い一人泳ぎます。考え事をしながら泳いだため水を飲んでしまい溺れそうになります。

雄大がちなみを気にかけていたのですぐ助けに入り大事には至りませんでした。



ちなみは部屋で休みます。



夜、ちなみは目が覚めベランダに出ます。

雄大もベランダに出て外を眺めていました。

ちなみは助けてくれてありがとうと言います。

雄大はちなみが寝ていたから花火できなかったと言います。

ちなみは帰ったら花火をしようと言います。

雄大は今から浜辺に行って花火をしようと言います。

二人で部屋を抜け出し花火をします。



和音の母親が二人だ出ていったのに気づいて、二人の後をついて行っていて、勝手に抜け出した事を叱ります。

奏多はベランダで三人の様子を見ています。



翌日、昼食をとりながら父親は恵子と籍を入れようと思うとみんなに発表します。

奏多はちなみの父親と、和音の母親におめでとうと言い、ちょっとその辺を散歩してくると席を立ちます。



ちなみは奏多を気にして奏多を追いかけます。

雨が降ります。

奏多を見つけ岩陰で雨宿りします。

奏多はなんでついてきたの? と言います。

ちなみは一人になりたくないんじゃないかなって思ったと言います。

奏多はちなみの言葉に心が動きます。しかし、悟られないように気持ち許し過ぎと注意します。



和音は雄大とお土産を選んでいます。

雄大は手作りがいいのではと、海に行って貝殻を拾います。



奏多はちなみに顔を近づけます。

ちなみは抵抗します。

奏多はからかっただけと言います。

ちなみは怒り、奏多を海に突き落とします。

奏多はちなみがあまりに真剣に怒るのでちなみを見て笑いながら海に引きずり込みます。

ちなみは奏多が笑うので少し安心します。



和音と雄大は貝殻を拾っていると、ずぶ濡れになったちなみと奏多を見つけます。

雄大は笑い合っている二人を見てショックを受けます。

続きます。




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