クインタと同格のパメラが再び登場してクインタやギルロイ教授に接触するのかと思っていたら、4巻はクインタの秘密がすべて明らかになりました。
ギルロイ教授の研究が明らかになったから、次はクインタの秘密が明かされます。
クインタは魔女歴2年の16歳の女の子でした。びっくりしました。どんな魔法も1日3回だけ使えるという制限は魔女になって2年というところからくるものでした。フライパンが魔法使いの杖の役割を果たしている理由も明らかになります。クインタであることは確かでクインタと同じ魔力になるにはまだ経験が足りないようです。
ギルロイ教授はクインタにずいぶん心を開いています。クインタの秘密が自分にとってどうしようもないことではないことがわかり安心したのではないでしょうか
一番最後にパメラが登場します。ジュードはパメラと契約しています。ギルロイ教授の唯一の友は何を考えているんだろう、ギルロイ教授の味方のフリをしているのでしょうか、ドキドキする展開です。
クインタは丘の上に建っていたはずのマダム=ベルモンドの館が海辺に移動していて、なんでこんなことにと状況が飲み込めず混乱しています。ギルロイ教授に目にした光景を話そうとしたら、ギルロイ教授は意識が途切れかけています。医者に診てもらうため館を出ます。魔女を警戒していたものの姿が見えず、一応安心します。館にいた人たち全員いなくてどこに行ったのか心配します。
魔女が呼び出した風の精霊はマダム=ベルモンドにいる人たち全員を館の外に出し、館を空に持ち上げ、どこかへ飛ばしていました。
マダム=ベルモンドは自分の館が飛んでったと怒っています。
魔女は館が飛んでいったのを見届けて去っていきます。
アンブローズは魔女がフィーヨと同格のホラントラー(魔角類)”黒洞々の罅(こくとうとうのひびり)”を連れているので大魔女パメラだと言います。
ギルロイ教授は夢の中でもう一人の自分と討論しています。
ギルロイ教授は目を覚まします。クインタが医者を見つけ手当てをして無事のようです。
クインタはギルロイ教授が眠っている間に館に荷物を取りに戻りこの辺の地図を手に入れていました。目覚めたギルロイ教授にマダム=ベルモンドの館があった場所と今いる場所を示し、魔女の魔力がとんでもないと言います。
ギルロイ教授はパメラか、と言います。
クインタは知ってるのか? と訊くと、ギルロイ教授はまさか知らないの…? と聞き返されてしまいます。
知らないはずはないという言い方に、クインタはなるべく冷静に、
「え いや おまえが知ってるのかってことだ」
内心汗が止まらない状態なのに捉え方が違うと装って言います。
ギルロイ教授はホラントラーの研究をしてたら当然知ってる、クインタと同じで悪名高い魔女だ、もしかして因縁の仲だったりする? と訊きます。
クインタは間を置かず、さあ、どうだろうな! とこの話を続けると不利になると思い終えるために大きな声で応えます。ここのクインタとギルロイ教授のやりとりが面白いです。クインタがそんな言い方をすればギルロイ教授がより興味を持ちそうなのにまず逃げるのを優先したくて切羽詰まっていたのかなって想像します。
クインタは部屋を出ると、パメラと知り合いなら今後困ったころになりそうだと考えます。病院にいる患者から、この建物の裏に温泉が湧いていると教えてもらいギルロイ教授と行ってみます。
ギルロイ教授は温泉がはじめてでわくわくしています。
クインタは足だけつけて温泉を楽しみます。
ギルロイ教授は先に入っている男性にこの温泉は昔から人気なんですかと話しかけます。
男性は大昔クインタっている大魔女がここいらで暴れた結果地形が変わって湧き出たそうだと教えます。
クインタは表情を変えず聞いています。まさか自分が作った温泉だなんて思いもしなかったという雰囲気です。
客がいなくなり、クインタとギルロイ教授が二人になります。
ギルロイ教授はこんな温泉を作っておいてまったく覚えてなかったみたいじゃないかと言います。
クインタは、あ…、暴れたあとどうなったかまでいちいち知らないからなと言います。
ギルロイ教授はふーん、と何か言いたそうです。なんだって大暴れを? と訊きます。
クインタは流れで… と応えます。多分クインタはドキドキしながら応えているはずです。
雨が降ってきたので館に戻ることにします。
館に戻る頃には雨は激しくなっています。
クインタは風の精霊を呼び出し、グレイかリンゼイ=オズワルドかエルマー=オズワルドに館の場所を知らせるため魔法を使います。
ギルロイ教授はクインタの様子を眺めながら、きらきらしたものが見えると言います。
クインタは呼びかけに応じてくれた精霊だと言います。魔法使いじゃないのに見えるとは温泉の効能かなと言います。
ギルロイ教授は魔法使いにはいつもこんなのが見えているのか、いいなとてもいいと言います。
クインタが夕食を作り、食べて、今日はもう休むことにします。
館に誰もいないはずなのに物音がします。
クインタが見に行くと、ずぶ濡れのジュードが立っていました。
ジュードは誰かいないか館の中を探して、外も探してみて誰も見つからず雨の降られ館に戻ってみるとクインタとギルロイ教授がいて、なんかいい感じになっていると腹を立てています。
ジュードはギルロイ教授と話します。
三人で眠ることになります。
翌日、ギルロイ教授は3人目の推薦を頼もうと思っている人物について話します。その人物はおそらく自分のことが好きではないので、なにかみやげを用意しようと思うと話します。
彼は石のコレクターでと言い、地図のある場所を指し、ここから少し行ったところはちょっと面白い石の採れる地域だと説明します。
クインタの表情が変わります。コレクターならその石ももう持ってるんじゃないかと言います。
ギルロイ教授は数も欲しがるタイプだから問題ないと言います。
クインタは留守番した方がいいと思うと言います。精霊が返事を持って戻って来ます。マダムたちは2日くらいでここに来ると言います。
ギルロイ教授は2日遊んで待つのはもったいないと言います。
クインタは2日で目当ての石が採れるとは限らないと言います。
ジュードはクインタにずいぶんしぶるじゃないか、乗り気じゃない理由が他にも? と言います。
ギルロイ教授もあるのかクインタ、と訊きます。
何かあるみたいです。ただ、言いたくないようでクインタはべ、別にない…! と了承します。
訪れたのは小さな村です。
クインタはなぜか仮面をつけ髪を布で覆い、フードを被っています。
あまりに不自然な格好のクインタにギルロイ教授は、ずいぶんめかしこんだなと言います。
クインタは自分の名前を「Q」と呼ぶようにと言います。
ギルロイ教授はクインタを気にしつつも、今夜の宿を決めようと言います。
ジュードも賛成し、宿で採掘について聞こうと言います。
2人の会話を聞いていたクインタは何を言っているんだという感じでこんな小さな村で宿なんかあるわけがないだろう、ギルドに行かなくてはと言います。ギルドが宿を世話してくれると言います。
ギルドの人間に会うとガイドの長がいるからと案内されます。
ガイドの長のウルコットに会います。ウルコットはお墓参りをしていました。
ギルロイ教授は森に行きたいからとガイドをお願いします。
ウルコットはピカピカ光る魔角類の化け物が出るから危険なんだと言います。
ギルロイ教授は魔角類と聞いてウルコットが花を供えたお墓を見ます。
ウルコットはギルロイ教授の考えを読み取り家族は魔角類にやられたわけじゃなく娘と婿はやり病で孫娘は森で足を滑らせて命を落としたんだと説明します。
ウルコットは後ろにいるクインタを見て魔女かい? と訊きます。
クインタはコクッとうなずきます。
ウルコットは小さな魔角類を連れているから見習いの魔女だと考え、森にいる魔角類には勝てないのではないかと言います。
ギルロイ教授は発掘はひとまず置いといて、魔角類の研究者なので詳しい話を聞かせてくださいとお願いします。
ウルコットはギルロイ教授とジュードを見て身体が細いから体力の面で心配だ、一日同じ生活をしてみて森へ行くか判断すると言います。
ギルロイ教授とジュードは薪割り、雑草むしり、魚獲りに挑戦します。
クインタはどれも簡単にやってのけます。
ウルコットはクインタを誉めます。
クインタは仮面越しなのに嬉しそうにしているのが伝わって来ます。
ギルロイ教授はクインタとウルコットになんらかの関係があるのではと勘ぐります。クインタに元彼? と訊きます。
クインタは詮索無用と言います。
夕食、クインタは仮面をつけたままなので、皿を持って出て行きます。外で一人でスープを口にします。
「…なつかしい味 おじいちゃん元気そうでよかった この家も変わらないな フィーヨ 今夜は教授のボディガード代わってくれる? 私 夜中にこっそりおじいちゃんと話してくる」
と言います。
この小さな村はクインタの故郷なのでした。
夜クインタは寝室から出て行きます。
ジュードはクインタが出て行ったのに気づきます。後を追って部屋を出ようとしたらフィーヨに止められます。隙をついて部屋を出るのに成功し、クインタを追います。クインタがウルコットの寝室に入ろうとしているので、何してるのかなと仮面もつけずにと声をかけます。
クインタは気まずそうにして黙っています。
ジュードはネスター起こしてこようか? とクインタを脅します。
クインタは降参し説明します。二人で外に出ます。
ジュードはクインタに朝からずっとおかしかったね、ウルコットさんに関係してる? と言います。
クインタは何と言っていいか困っています。
ジュードの頭に何か落ちてきます。見るとピカピカ光る石です。家の屋根に目をやると、ウルコットが言っていた魔角類の化け物がクインタとジュードを見ています。
フィーヨはギルロイ教授の顔を一生懸命踏んで起こそうとしています。
ギルロイ教授は昼間慣れないことをして疲れていて眠りたいのに、フィーヨが起こそうとするので、嫌々起きます。クインタとジュードがいません。
フィーヨはクインタの仮面とフライパンがあることを知らせます。
ギルロイ教授はフィーヨがめずらしく焦っているので状況を整理します。
クインタとジュードは魔角類の化け物に捕まえられて森に連れていかれます。
ギルロイ教授は外に出ます。ピカピカ光る石を見つけます。フィーヨに他の魔角類の気配を感じなかった? 誰かの魔法の匂いはなかった? と訊きます。
フィーヨはどっちもないと首を横に振っています。
あらゆる可能性を考えていると、ウルコットが起きてきてギルロイ教授にどうした? と訊ねます。
ギルロイ教授は緊急事態なので森に連れて行ってくださいと言います。そして、フィーヨに大きくなってと言います。
フィーヨは動きません。
ギルロイ教授はクインタに止められている? と訊き、だったら間違いなく今、必要なことだと言います。
フィーヨは本来の姿になります。
ウルコットはフィーヨを見てこの魔角類はあの時の…! と言います。
ギルロイ教授はウルコットがフィーヨを知っていることを確認します。
クインタはこの村で生まれ育ったエマ=ウルコットという少女です。
ウルコットはクインタの祖父で両親がおらず、二人で暮らしていました。
クインタとジュードは森に連れていかれ魔角類の化け物に採掘でできた穴に投げ入れられます。
ジュードはクインタに魔法で穴から出ようといいます。
しかし、クインタは精霊を指揮するフライパンを持っていないから上手くいくか自信がありません。落ちていた木の枝を使い風の精霊を呼び出そうとします。風の精霊は頼りなく地上を彷徨い呼び出した魔法使いを探しています。やはり木の枝では精霊がわからないようです。風の精霊は主がわからずふらふらしていると魔角類の化け物に食べられてしまいます。
ジュードはクインタに魔法がひどすぎる、本気なんだよね? 本気であれ? と魔法のあまりの貧弱さにがっかりしています。
クインタはフィーヨの助けも期待できなくてどうすべきか迷っています。
ジュードはクインタに君は一体何者なんだと、実力を知れば脱出案をひらめくことができるかもと言います。
ギルロイ教授はウルコットにクインタのことを訊きます。
ジュードはクインタからどうしてクインタと名乗っているのか訊きます。
ギルロイ教授はクインタがこの村に来て明らかに挙動がおかしかった理由がわかります。理由がわかりどこか安心しているようです。
ジュードはクインタが1日に3回しか魔法が使えなくてギルロイ教授のボディガードを引き受けたことに驚きを隠せません。クインタの話を全部聞いて絶望しかなくてそれでも脱出する方法を考えます。
クインタは風の精霊を呼び出し魔角類の化け物が風の精霊を追いかけている間に、木の精霊を呼び出し、根をのばし魔角類の化け物を少しの間動けなくして、根をつたって地上にはい上がります。
ジュードはクインタに地上に出たら大声を出しながら走るように言います。そうすればギルロイ教授が見つけてくれ、フィーヨもいるから自分を助けに来てくれと言います。
魔角類の化け物はすぐに根をちぎり出てきます。
「クインタ!」
ギルロイ教授が叫びます。声のする方を見るとフィーヨにギルロイ教授が乗っています。ウルコットも乗っています。
ギルロイ教授はクインタにフライパンを渡します。
ウルコットは、久しぶり、上がった腕前見せてくれよ「クインタ」と言います。
クインタは状況がうまく理解できません。
ギルロイ教授は全部聞かせてもらった、エマ、と言います。
クインタは秘密が全てギルロイ教授にバレてしまったのだと悟ります。ギルロイ教授のボディガードはこれで終わりだと思います。
ギルロイ教授は小声でクインタに今夜何回魔法を使った? と訊きます。
ウルコットは1日1回しか魔法が使えなかった頃を知っているので成長したなと嬉しそうです。
クインタは小声で話さなくてもジュードに過去話は全部すませたから聞かれてもかまわないと言います。
ギルロイ教授はクインタが頑なに秘密にしていたことをあっさりとジュードに話していたので心の動揺が激しいです。
魔角類の化け物はクインタ腕にかみつき、咥えたまま空に飛び立ちます。ギルロイ教授も魔角類の化け物の角にしがみつき、クインタと二人連れ去られます。
魔角類の化け物はギルロイ教授はいらないようで頭を振り、ギルロイ教授を振り落とそうとします。
ギルロイ教授はなんとか魔角類の化け物の背にしがみつきます。安定した場所に移動できたのでクインタに魔法はまだ使うなクインタと言います。
クインタはギルロイ教授が自分ことをまだクインタと呼ぶことが何を意味するのか分かりかねています。
魔角類の化け物はギルロイ教授を振り落とそうと川に潜ったり、空中で体をばたつかせたりします。
ギルロイ教授は魔角類の化け物にしがみつき、クインタをしっかりと見据えます。
クインタはギルロイ教授が無事ならいいと蹴りを入れて落とそうとします。
ギルロイ教授はクインタの蹴りに耐え、なんで蹴るんだと抗議します。
魔角類の化け物はイライラして体をばたばたと振るとギルロイ教授は空中に投げ出されます。
ギルロイ教授は魔角類の化け物の下あごを掴みます。口が開き咥えていたクインタが解放され落下します。クインタを掴みます。下あごが外れ、ギルロイ教授とクインタは落下していきます。持っていた下あごは目一杯の力で投げます。
魔角類の化け物は投げられた下あごを追います。
クインタとギルロイ教授が落下した場所には高い木が生えていて枝に助けられます。
ギルロイ教授はウルコットから借りた時計を見ます。水に浸かってしまったから針が止まっています。クインタに夜明けを待つと言います。
ジュードは穴から助けられ、ウルコットと話します。
ウルコットは時計を貸して、ここしばらくの夜明けの時間を教えたと言います。
ジュードはギルロイ教授が何を考えているかわかったと言います。
すぐに戻ってくると思われた魔角類の化け物はまだ来ません。
クインタとギルロイ教授は話しをします。
ギルロイ教授は発掘の穴に落ちていたのが俺だったら秘密を話していたかと訊きます。
クインタはクビにされたくないから話すまでに時間がかかっていたかもしれないと言います。
ギルロイ教授はクインタが今まで会った中で一番の魔女だと言います。
クインタは契約を切らないのかと訊きます。
ギルロイ教授はそんなにクビを気にするならジュードに話して俺にバレるとは考えなかったのかと言います。
クインタはジュードには自分がオリジナルのクインタではないってことはアンブローズの館にいた時にバレていたと言います。
ギルロイ教授はクインタがジュードに秘密を知られたのを黙っていた理由を訊きます。
クインタはごにょごにょと言葉を濁します。
夜が明けます。
魔角類の化け物が下あごを見つけて戻って来ました。
ギルロイ教授はクインタに4回目の魔法を使うように言います。
クインタは指示された通り光の精霊を呼び出し、
「光の精霊 朝陽のつぶて きらめく石の角に集え この一瞬は積日の日輪 破砕せよ!」
と魔法を発動します。
魔角類の化け物は砕け散ります。
クインタは4回目の魔法を使い力を使い果たし枝から落ちます。
ギルロイ教授はクインタの手を掴みます。ギルロイ教授は片手では支えきれず、一緒に落下します。
砕け散った魔角類の化け物の欠片がクインタに降り注ぎます。クインタの身体に気力が戻ります。地面の直前で風の精霊を呼び出し、クッションをつくり、クインタとギルロイ教授は地面に衝突することなく安全に着地します。
ギルロイ教授はクインタが5回目の魔法を使えたことに驚きます。
クインタは急に使えたなんでだ… と言います。
ギルロイ教授はクインタの表情を見てまだ余力がありそうに見えるとと言います。
クインタはある、なんでだ…!? と言います。
ギルロイ教授は仮定の話で魔角類の化け物の砕け散った角欠片に濃縮されてた先代の魔力で君の何かが活性化したのではないかと言い、魔法が何回使えるようになったのか調べようと言います。
クインタは6回目の魔法を使います。
ギルロイ教授はこれが一過性のものか、これからはこれが基本スペックになるのかも知りたいと言います。
クインタはギルロイ教授のこれからという言葉に引っ掛かります。
ギルロイ教授は君との契約を終了するつもりはないと言います。2代目、俺の興味は最初から君にあると言います。
クインタは7回目の魔法を使います。風の精霊にありったけの木の葉を巻きあげろ! と指示します。木の葉に隠れているクインタはの表情は喜びにあふれています。7回目の魔法で倒れてしまいます。
ギルロイ教授は6回が限界なのかと言います。そして、魔法の回数が増えたことはここだけの秘密にしよう、人には言うなよと言います。
クインタは人ってジュードのことかなと思いながら眠りにつきます。
フィーヨとウルコットとジュードが来て家に帰り、クインタはベッドで丸一日眠り、おじいちゃんと木の実を食べ、もう一度と魔法が7回に増えたことを確認して過ごします。7回魔法を使ったからまた倒れてしまいます。
ジュードはギルロイ教授にクインタが使える魔法の回数が増えたことを知らないからまだ体調が悪いのかと訊きます。
ギルロイ教授は久々の実家で気がゆるんだんじゃないか、よく眠っていると言います。
ジュードは雑貨屋に買い出しに行くと言います。雑貨屋で商品を見ていると、
「おつかいごくろうさま」
と声をかけられます。声を聞いて、
「なんで相談もなく僕までここへ飛ばした 君は僕の魔女だろパメラ」
と言います。
大魔女パメラがいます。パメラはジュードの魔女であることは認め、契約したのは失敗だったかもって思ってねと言います。
ジュードは”黒洞々の罅(こくとうとうのひびり)”はどこ? と訊きます。
パメラはその通り名好きじゃない、ツィギーなら村の外よと言います。クインタについて訊ねます。
ジュードはクインタは先代の力を継承した2代目だったと言います。君はどうするんだと訊きます。
パメラは私のことより自分のことでしょ、と言います。
ジュードは何か抱えていることがありそうです。
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