筒井光(つついひかる つっつん)という漫画やアニメが好きで周囲から特異な目で見られている男の子と、五十嵐色葉(いがらしいろは)という悪い噂しか聞こえてこない派手でツンツンしている女の子の高校生の恋物語です。
筒井光は好きなものを好きだと思っているだけなのに馬鹿にされたり、からかったりされます。人とかかわるのが苦手で一人でいいと考えています。
五十嵐色葉はよくわからない女の子です。物語が進むにつれ少しずつ人物の中身が明らかになっていくんだろうなと思います。
筒井光は学校に遅刻します。同じく五十嵐色葉も遅刻し先生から罰として昼休みにプールのゴミ拾いを命じられます。そこで二人は知り合い少しだけ言葉を交わします。
休みの日、店で筒井光が友人と趣味について語り合っていると、同級生が筒井光を見つけ、からかいます。そこに五十嵐色葉がやってきて筒井光を助けます。
また別の日、五十嵐色葉が男子生徒から絡まれているところを筒井光が体を張って守ろうとしたりします。五十嵐色葉はこういうことをしてくれる異性に会ったのは初めてのようです。筒井光も女の子のために何かをしたのははじめてで、互いに初めての感情を抱きます。
五十嵐色葉が筒井光の教室にやって来て、
「つっつん あたしとつきあって」
とみんなの前で急に告白します。
筒井光はどういう流れで告白しているのか、ふざけるなと怒ります。
五十嵐色葉は黙って教室を出て行きます。
筒井光は母親から薬をもらってきてと言われ、病院に行きます。五十嵐色葉を見かけます。ベンチで泣いています。声をかけることもできず隠れてしまいます。五十嵐色葉が歩き出すと、あとをつけます。五十嵐色葉が書店で店員から言いがかりをつけられ、誤解を解きます。
五十嵐色葉は急に告白をしたことを謝り、男子生徒から助けてくれた時の感情を伝えます。
筒井光と五十嵐色葉はまた遅刻します。
先生からプールの掃除を命じられます。
筒井光はプールで五十嵐色葉に想いを伝えます。
五十嵐色葉は想いを受け付き合うことになります。そして、
「…あたしね 半年後 転校するんだ 短い間だけどよろしくね」
と笑顔で言います。
筒井光は本気で告白したのに、五十嵐色葉にとってはただの暇つぶしなのだと理解します。五十嵐色葉が知らない男性と歩いているのを見て確信します。五十嵐色葉に遊びのつきあいはできそうにないのでムリかもしれないと言います。
五十嵐色葉は自分の本気を示します。
筒井光は五十嵐色葉と歩いていた男性が病院の先生だとわかります。先生と話しをします。五十嵐色葉に会い話します。
五十嵐色葉は嘘と本当を織り交ぜて話します。
五十嵐色葉は筒井光の部屋に遊びに行きます。
筒井光は自分の趣味全開の部屋を五十嵐色葉に見せます。
筒井光は五十嵐色葉の誕生日を知り、プレゼントを手作りで贈ることにします。
誕生日の日、学校をサボって遊園地に誘います。観覧車でプレゼントを贈り、五十嵐色葉はすごく嬉しそうにしています。
期間限定でつきあうのはどうして? と言うところが気になって読み始めました。
五十嵐色葉の言う重い病気はどの程度のなのだろう、それを知った筒井光は自分を変え、五十嵐色葉を変えていくという展開を想像しています。
続きます。
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