●102
休暇最終日。
ゼンとミツヒデと木々は王城ウィスタルの城下で食事しています。
宿に泊まろうかと言うミツヒデに、ゼンは王城の自室で目覚めたいと言います。
朝、ゼンはハキと会い、執務室に行きます。
木々にルーギス家当主アマキゼとヒサメが訪ねてきたと知らせが入ります。
木々とヒサメの結婚の話が進められます。
ゼンがイザナに会いに行き、ウィラント城に行くと伝えます。
●103
ゼンは木々の結婚の話が進んでいるので、ウィラントに一緒に行けるのかと訊ねます。
木々は、
「お供します 殿下」
と返事します。
イザナ陛下は正式にゼンをウィラント領領主補佐に命じます。
オビと白雪に王城から書状が届きます。
●104
書状にはゼンがウィラントに行くこと、木々の婚約などが書かれています。
オリンマリスの新しい種を登録するのに何と名付けるか会議が行われます。
新種の名前はフォスティリアスに決まります。
王城の薬室長ガラクから白雪とリュウに指令状が届きます。
リュウはリリアス赴任は三月後の春までで一度王城に戻るよう書かれています。
白雪はフォスティリアスの普及のため拠点をめぐり陛下よりの役目を終えるまで、引き続きリリアス赴任とすると書かれています。
イザナ陛下からの言葉も書かれてあり、薬室の全員にオビが読み上げます。
シダンは道の管理者に許可を取って広める役目は白雪とオビに任せます。
リュウは迷います。
●105
リュウはキリトに相談し、ラタにも相談します。シダンとも話して、白雪とオビに思いを話します。
●106
リュウは白雪とオビにフォスティリアスを広める旅に一緒に行きたいと言います。
王城の薬室長ガラクにリュウからの書状が届きます。
ガラクからの返事が来て、リュウは白雪とオビに許可が出たと言います。
●107
フォスティリアスの申請の結果が出ます。新種と承認されます。
早速、出発に向けて話し合われます。
まずリリアスでマキリに会い、街道にフォスティリアスを植える許可を得ます。
マキリはいい結果を期待すると言います。
白雪はウィラント領で人のつながりを得ることも、フォスティリアスの普及させることと同じくらい大切なことだと考えます。
白雪とオビとリュウはフォスティリアス普及のため出発します。
続きます。
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