2018年3月6日火曜日

小玉ユキ 坂道のアポロン 4巻

 60年代後半、九州。転入生の薫は不良の千太郎と出会い、苦しかった学校生活が一変!ジャズを通じて千太郎と友情を育み、素朴な律子に恋をして、失恋して…。傷心の薫は、幼い頃に離れた母を訪ね、東京にやってきたが!?




母と再会した薫。

聞きたかった母の自分への想い。

事情があったことを知り、ほどなく母子の距離を元に戻すことができてました。

千太郎が薫の母に言ったこともよかったです。



2年に進級し、薫と律子は同じクラスになり、千太郎だけ離れ離れになってしまいます。

薫は千太郎と律子の仲をなんとかしたいのに百合香に向けられている千太郎の想いを諦めさせたいけどうまくいきません。



そこに登場した松岡。

千太郎と律子ふたりの仲を取り持つことも大事だけど薫と千太郎の間に割って入ってこようとしてたいへんなことになります。

練習場での千太郎の言葉、潮干狩りでの薫の感情の爆発。

もう互いになくてはならない存在になっているのに当事者は気付けないものなのかもしれないな、なんて思いました。



律子の様子がちょっと変です。

千太郎にはあいつの面倒をみてやってくれといわれ、薫からは映画に好きな奴でも誘って見にきたらいいよ…といわれ、三人の関係が変化してきています。

続きます。



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