66年、九州。転入生の薫は、不良の千太郎と、ジャズを通じて友情を深めていく。その中で、薫は律子を想い、律子が恋する千太郎は、百合子に夢中で…。友情と恋が交錯し、彼らの青春は予想外の方向へ転がりだす…!?
薫と千太郎のそれぞれが初めての経験を通じて、お互いがかけがえのない存在にありつつあることを感じつつあるいい展開でした。
感情を抑えていた薫が千太郎に向かって言ったことは大部分は嫉妬からくるものだろうけど、彼にとってこれまでにない大きな変化でした。
千太郎の目に見えるところだけで判断してしまい恥じる薫。
いい場面でした。
千太郎が友人のために、幼なじみのためにどうにかしたと思い動くところも面白かったです。
母と再会するために東京に行く薫。東京ではどんなことが起こるのか楽しみです。
続きます。
小玉ユキ 坂道のアポロン 3巻
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