あっという間に、主人公の樹多村光(コウ)は高校一年生になります。
コウは入学して野球部に入部します。
月島青葉(バッティングセンターと喫茶店を営む月島家の三女)はコウになぜ野球部に入部したか問いつめます。
コウは、
「ある時、相手チームにすげえ速い球を投げるピッチャーがいてさ。そいつのフォームがメチェクチャカッコよかったんだよ。あんなふうに投げられたらすんげえ気持ちいいんだろうなって、その時思っちまったんだよ。不覚にも。」
と答えます。
青葉は若葉と交わした会話を思い出します。
青葉は若葉の言葉を笑い飛ばしたこともあり、コウの持ってるものを認めたくありません。
コウが野球をして青葉の理想の男になる可能性があることが困るのかもしれません。
理想の男を見てみたい、でも、コウは嫌。
青葉の葛藤を感じます。
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