連邦指名手配犯・レビの拘束から逃れたバーディーは、依然囚われたままのネーチュラーの救出へ。初めて手を握ったバーディーとネーチュラー。連邦の潜入捜査官カシューまで参戦、彼らの脱出戦の行方は…いかに……!?
奥の院、神祇庁は派遣した特殺官ネーチュラーからの報告がないことに焦りを感じています。
クリステラ・レビという人物は奥の院にとって公表されると都合が悪い事情を多く抱えていることがわかります。
さらにネーチュラーにはとっておきがあるようで、
「あの存在が、我々の干渉を無効にしているというのか」
といい、いざというときのために、ネーチュラーになにか細工をしているみたいで、そのなにかが、バーディーによって抑えられてしまっているようです。
冷静さが崩れないクリステラ・レビ(火之宮水晶)はなにもかも計画通り、とでも思っていそうです。
アンカーマンと同行しているカシューはネーチュラー救出の機会を探り、ゴメスはあらゆる方向に可能性を残しておく策を講じ、バーディーは漠然とした計画のもと、施設の脱出を考えています。
そんな矢先、大気圏外から東京湾に爆発する何かが落とされます。
攻撃を受けたと認識する日本政府。宇宙人を尋問するための通訳を必要とし、施設にやってきた椿さんは一旦防衛科学研究所に戻ります。
宇宙人の存在を日本政府は確認しているけれど、国民にその事実を知らせることはあるのでしょうか。
もし公表するなら、大混乱するだろうなと思います。
緊迫感が続く展開に、バーディーの存在は気持ちをホッとさせます。
深く考えないからか、悲観的にならないからなのか、物語から距離が遠くなりそうになるところをうまく戻してくれます。
大アルタ帝国側にもイクシオラの生き残りがいました。
近衛兵団のダールは、バーディーと互角の戦いです。
ダールの、
「イクシオラ・アルテクス――――連邦だかなんだかの専売特許ではないんだよ」
どこかで聞いたようなセリフと、どこかでみたような顔が面白かったです。
Q体ってなんだろう。
イクシオラは誰もが持っている力のようです。
この力の恐ろしさは馬鹿力のほかになにがあるんだろう。
帝国の側近と火之宮水晶(クリステラ・レビ)の立場が逆転する場面が面白いです。
企みを含むレビの表情はこれから先、旧帝国の面々をどう利用しようとしているのでしょうか。
楽しみです。
施設の外に出られたバーディとネーチュラー。
外に出た途端、ネーチュラーに異変が起きます。
奥の院、神祇庁のはじめのセリフはここにつながっていました。
施設にはあらゆる電波や信号を遮る装置が備わっています。
レビ捜索は地上に降りないと不可能だった理由にもつながりました。
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