2016年8月21日日曜日

手塚治虫 アラバスター 2巻

宝石ファッションショーを襲撃するアラバスター一味。

計画通り宝石と美女を盗みアジトへ戻れたと思ったのもつかの間、捜査官ロック・ホームの作戦が一枚上手でアジトを警察に包囲されてしまいます。

あらかじめ危機においての脱出手段を用意していたアラバスター達は、それを使い逃げきれたのだが、ロックは亜美を連れ去ってしまったのでした。



亜美はロックに乱暴され、全身にペンキを塗られた亜美、逃亡中一般の人からは石を投げられるなどの仕打ちを受け、アラバスターと同様、復讐を決意し、世の中に憎悪を膨らませていきます。



ゲンはアラバスターの考えについていけず、悪に染まる亜美を心配し、亜美をアラバスターの元から連れ去ろうとしますが、失敗に終ります。

同じく、奇顔城に亜美の兄カニ平が侵入し、ゲンとは違う方法で亜美を救おうとするが、これも拒まれてしまいます。亜美がこうなった原因が、ロック・ホームにあるとわかったカニ平は、ロックを殴りつけ逮捕されてしまいす。



亜美とアラバスターの復讐は世の中を混乱に陥れていきます。

ゲンは組織の中で働きつつ、警察や捕まったカニ平と連携して亜美を救出する作戦を練ります。

カニ平はゲンと組み、変装して奇顔城に入り、アラバスターの組織に潜り込みます。

脱出を図ろうとするもロックに阻まれ、アラバスターに見つかり、ピンチになるもゲンと、ゲンの仲間の頑張りで倒すことが出来ます。



亜美が自分の犯してしまった罪の重さのためにとった行動で結末を迎えます。

二巻完結の作品です。

心の美しさがわかったときに終わり、よくわらなかった部分もありましたが、場面の物語が面白かった作品です。



手塚治虫 アラバスター 2巻
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