2016年2月19日金曜日

椎名軽穂 君に届け 2巻

座右の銘は一日一善。

黒沼爽子15歳。



クラスに少しずつ馴染み初めています。

だけど、人気者の風早と仲良くしてるしているのが気に入らない女の子が現れます。

女の子は爽子と仲が良い矢野あやねと吉田千鶴の二人に関する悪い噂を流し、噂を流した張本人が爽子だと言いふらします。



あやねと千鶴は初めは噂について気にもかけませんでした。しかし、爽子が気を使って起こした行動が二人を不安にさせてしまいます。

不安になった二人を見て、爽子は自分が原因で迷惑をかけて二人を悲しませてしまっていると誤解して、

ますます三人の関係はギクシャクします。



爽子は自分がいるから誤解を受けてしまうと勘違いし、風早にも同じことが起こらないように距離をとろうとします。

風早は爽子に避けられていることに気づき、その原因を爽子に求めます。

爽子は事情を説明し、風早は噂なんかよりきちんと自分の気持ちを伝えないと何もわからないと優しく助言します。



翌日、爽子はお手洗いで千鶴とあやねの噂について話しているのを耳にします。

二人の噂の誤解を解くのに懸命に話をしますが取り合ってもらえません。

その様子を見ていたあやねと千鶴は仲裁に入り、爽子を助けます。

二人に会ったら話を聞いてもらいたかった爽子は、いままではしょうがないとおもっていたけど、今回はあきらめられなかったこと、二人のともだちになりたいこと、前日風早に言われたように自分がどうしたいのかという気持ちを一生懸命あやねと千鶴に順を追って説明して、ようやく誤解を解くことが出来ます。



この最後の場面は泣いてしまいました。



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